表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/48

第14話 筆頭(ユーリアス・エリナル)

第14話 筆頭(ユーリアス・エリナル)


ベァッシュベーア、元徳島県ゴースブルック

含め元四国は指名手配書がいまだ届いて

いないのか、全く警戒される事なく進めた。

珍しくGrave戦闘員もおらず、

戦闘は無かった。そこで、元和歌山県

マンダリーネに行くことにした。


植物操作(プランツェベトリープ)

イカダ!オール!」

例の如く宗也にイカダとオールを

つくってもらい、ゴースブルックから

マンダリーネへ移動する。


半日かけ、マンダリーネへ到着する。

ここはみかん推しの地であるため、

街中がオレンジ色である。


「何これかわいい!!」

女子たちは一面オレンジ色の世界に

興奮している。

「まるで異世界みたいだな。」

男子たちは少し驚いている。

しばらく歩くと何故か一行はとある路地へ

着いていた。誘われたか?

「ここ何処っすか?」

鳴門が聞く。

「恐らく、Grave戦闘員に誘導されたん

だろう。」

上藤が考察する。

「という事は、近くにいるって事ですね。」

宗也が答える。

「しかし、こういうソウルスキルを

持つ奴はマンダリーネにはいないはず、

どうなってる?」

上藤が不可思議に思う。

「マンダリーネの住民が指示されて

いるという可能性はありませんか?」

茉耶が聞く。

「それは、確かにあり得るな。

それならここにいるGrave戦闘員が

出来る。あいつは幹部候補筆頭だからな。」

上藤が賛成する。

「誰かいますね。」

宗也が気づく。気づけば一行は高い建物に

囲われた空間にいた。

「ん?」

上藤がふと上を見る。何かの気配を感じた。

トンッ!と上から人が降りてきた。

「初めまして皆さん。私の名はGrave幹部

候補筆頭、ユーリアス・エリナルと

申します。あの方の命により貴方達の

命を頂戴しに参りました。」


[Grave幹部候補筆頭、

ユーリアス・エリナル。29歳。

とある幹部の一番弟子。剣術は

Grave戦闘員の中でも幹部以外では

ピカイチ。ソウルスキルは

速剣(シュネルシュヴェーアト)

剣撃を光以上に速くする事が出来る。

GraveランクはA。(上藤と同じ。)]


「こちらから行かせて貰います。

ソウルスキル解放!

速剣(シュネルシュヴェーアト)!」

光速剣撃で宗也に斬りかかる!

「宗也!!!」


第14話 完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ