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お題シリーズ3

山が動いた

作者: リィズ・ブランディシュカ



 山が、動いた。


 目の前で、のっそりと動いた。


 そんなはずがない。


 そう思ってよーく目をこらしたけど。


 うん、動いてる。


 絶対動いてる。


 どうした、山。


 お前、簡単に動いていいものじゃないだろ。


 大自然が何千年、何万年かけて地形を形成したり、人が人工的に削ったり積んだりしないと動けないはずだろ。


 なのになんで、そんな短期間で動いてるんだよ。


 俺は、山があった場所と山が移動した場所を見比べてみる。


 何か、この超常現象のヒントでもあるかなと思って。


 じーっ(観察中)。


 あっ、さっき山があった所に人がいる。


 トンネル工事を始めようとしていた人たちが、途方にくれている。


 ひょっとして嫌だったのか?


 体に穴をあけられるの?


 その瞬間、山の神だか山の精霊だかの声が聞こえたような気がした。


『ちょーし、のってんじゃねー。人間に尽くす山ばかりだと思うなよ』


 今まで山に心なんてないと思ってたけど。


 あれ、もしかして、山って心があったのか。


 ただ、喋らなかっただけ?



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