第8話 洗濯機/きつねランク/タオルⓈ
ランゼフさんに、孤児院の庭をきつねハウスの為に借りることを条件に、毎月初めに土地代を払うことにした。
お風呂も自由に入りに来て良いことも告げてある。
これで、お金に関しては、孤児院にある程度問題はないと思う。
逆にわたしがお金に関して出費しかしていない。
収入が間に合っていない。
ホテルはもともと1日しか宿泊料を払われていなかったみたいなので、孤児院にてきつねハウスを建て住むことになったのはタイミング良かったと思う。
1日しか宿泊料が支払われていなかったのは、多分旅行好きのわたしのために敢えて、そうしたんだと思う。
ホテルや宿屋を同じ場所に泊まらずいろいろなところに泊まりたいと思っていたし。
まぁ、それもきつねハウスによって、この街にいる間は意味を成さないのだけどね。
収入が安定しそうになったら、そこら辺は考えて行こうと思う。
孤児院の子たちは院長ランゼフを含めてきつねハウスにお泊まりした。
そんな感じで迎えた翌朝。
わたし以外は、電化製品のドライヤー(火の魔工石・水の魔工石・風の魔工石)を埋め込むタイプだったなどに驚いたり、ふかふかベッドに驚いたりした。
わたしは皆が寝静まる夜中にこっそり起きて森の中に入った。
昼夜動けるみたいのましゅまるを頭にのせて。
『討伐したモンスター』
・ブルースライム
(攻撃手段はジャンプしてたいあたり。水魔法を覚えているが飲み水を出すだけ冒険者ギルドFランク指定)
・オレンジスライム
(攻撃手段はジャンプしてたいあたり。火魔法を覚えているが口から小さな火を出すだけ、その火は遠くに飛ばない為、引っ付いていない限り特にダメージはない冒険者ギルドFランク指定)
・グリーンゴブリン
・ゴブリンファイター
(Eランク指定のゴブリン。武器は持たず拳で戦う。肌の色は茶色。肥満体系から、少し筋肉質になっている)
・イノオーク
・リトルオーガ
(小さな鬼という意味だけど身長3m。赤色)
・ミノタウロス
をデビルホールで捕まえた。
現在も、デビルホールの中で生きてる模様。生きた状態で捉えたため。
デビルホールの中で、一体ずつ隔離されているようだ。
せっかく捕まえたモンスターがデビルホールの中で争っていたりしたら困るので助かる。
朝方帰ってくると、子どもたちは、きつねハウスの掃除をしている面子や、2階の窓から見て分かったが、孤児院の掃除をしている面子とに分担されていた。
昨日建てた?出した?ばかりのきつねハウス。
そこまで汚れていないのだけど、毎日朝起きて掃除するのが習慣らしい。
「ユウお姉ちゃん。このボタンであってる?」
洗濯機の説明書を片手に持った、ミュウちゃんがわたしに聞いてきた。
洗濯機(風の魔工石を使用。洗剤はルナちゃんからもらったもの)、乾燥機(火の魔工石と水の魔工石と風の魔工石)、IH機器(電化製品ではない。火の魔石を使用)の使い方など。
きつねハウス、説明書は出してくれるんだよ。
親切だよね。日本語みたいだけど。
「うん。合ってるよ。今からお風呂入るから、脱ぐ服も洗濯お願いしていいかな?」
「うん。やったー、服の香りゆっくりと嗅ごう」
なんか、最後の方は、声が小さくてよく聞き取れなかった。
まぁ、重要なことではないだろう。
お風呂から上がり、朝食を摂り終えた。
ドライヤーを使っているとみんなが寄ってきた。
部屋に戻り、ましゅまると遊んでいると、白色のモヤモヤの空間から、ココンちゃんが現れた。
「お待たせしたこん。サインをお願いするこん。あっ、段ボール畳んでくれてありがとうこん。手間が省けるこん」
そう言って、わたしが用意しておいた畳まれた段ボールを見て言うココンちゃん。
因みに、ココンちゃんのいる第3世界、この第7世界よりも進んでいる。
リュックサック型のマジックバッグに荷物を入れて来て、わたしのところまで来る。
段ボールに入った状態でマジックバッグから出していくという感じだ。
荷物の入った段ボールを抱えて、やってくるわけではない。
「ココンちゃん、何食べてく?」
サインをしながら、聞く。
ステータスオープンし、ココンちゃんに出す食べ物を準備する。
「あれっ?」
「どうかしたこん?」
「きつねランクが上がってる」
【ステータス】
『名前』 ユウト・フォックス・サクラ
★NEW★『レベル』 105
『生命力』K 『魔 力』K
『攻撃力』K 『守備力』K
『俊敏力』K
★NEW★『きつねランク』地狐(妖狐)
(レベルが105になったため100歳(100レベル)と準用され、地狐(妖狐)に昇格した。501歳あるいはレベル501になると仙狐(気狐)に昇格する。阿紫霊狐⇒地狐(妖狐)⇒仙狐(気狐)⇒九尾狐⇒天狐⇒空狐と昇格していく。どうして、そんなに強くないモンスターを討伐して、急激にレベルが上がったのかと言うと、普通の動物のきつねが、モンスターを討伐することは困難。そのため、妖技(狐スキル)が使える妖狐になるまで、きつねは経験値が半端なく入る。きつね扱いされている笑。次回の昇格からは、通常の人間やモンスター達と変わりなく経験値が入っていくため時間がかかると予想される。引き続きひとランク上のきつねスキルを扱うことができる)
『スキル』第7世界人語文字理解
(第7世界の人の話す言葉や文字を理解し話すことができる。文字は日本語が自動で第7世界人語に化けるため書くことができる)
『狐スキル』きつねにつままれる
(こぎつねを出し入れ可能になる。自身のランクが上がるにつれて、こぎつねも成長していく)
★NEW★『狐スキル』虎の威を借るきつね
(虎を出し入れ可能になる)
『狐スキル』きつね矢
(きつね色の矢を出すことができる。出すだけでなく操ることが可能)
『狐スキル』きつね火
(単体の鬼火。キツネが口から吐く火のような感じの大きさの火を出すことができる。空中で浮遊できる。熱さ調整可能)
『狐スキル』きつねいし
(石を降らせることができる。大きさは、きつね火と同じ)
★NEW★『狐スキル』きつねの嫁入りⅠ
(きつね火を複数出せるようになる)
『狐スキル』きつねは尾で分かる
(生物の名前とレベルが視界に表示される)
★NEW★『狐スキル』きつねの子は頬白
(子が親に似ていること。誰の子か分かる)
『狐スキル』きつね日和
(降ったかと思ったら照ったりする天候にできる。操作はできない、発生のみ。効果は自分がその場にいるときだけ)
★NEW★『狐スキル』きつねの嫁入りⅡ
(空は晴れているのに雨が降ること。雨を操れるようになる)
『狐スキル』狐塚、きつねの巣穴、きつねの窓
(きつねの形をした家を出すことができる。大きさ調整可能)
『狐スキル』きつね目
(夜でも、昼間のように見える)
★NEW★『狐スキル』きつね顔
(嗅覚が優れる)
★NEW★『狐スキル』いろはきつね
(着物をきた女性に化けることができる。身長や胸などいろいろといじれる)
『狐スキル』きつね焼き
(きつね色に焼くことができる。濃い茶色。料理でおいしそうな焦げ目のこんがりと言った感じ)
『狐スキル』油揚げ
(油揚げを出すことができる)
『狐スキル』きつねうどん・そば
(甘辛く煮た油揚げをのせたうどんやそばを出すことができる)
『狐スキル』きつね寿司
(甘辛く煮た油揚げで包んだお米、いわゆるいなりずしが出せる)
『狐スキル』きつね丼・飯
(刻んだ油揚げをねぎと甘辛く煮て、ご飯に乗せた丼が出せる)
★NEW★『狐スキル』味噌汁(油揚げ入り)
(油揚げの入った味噌汁を出せる)
★NEW★『天使の祝福』エンジェルラファー
(個人を瞬時に治癒する。治癒を施す人々を助ける。助けた者に回復魔法を与えるが、与えられた者が心の清らかな者でない限り、授与されない)
★NEW★『悪魔の遊戯』デビルホール(ブラックホールと悪魔たちは呼ぶ)
(異空間に収納が可能。何でも吸い込みそして吸い込んだものをだせる。収納後の解体も自在にでき欲しい部位だけ取ることができる。収納している品の時間を止めたり、時間経過をゆっくりにしたり早めたりといろいろできる。自動洗浄機能。自動修復機能も完備。劣化させることもできる)
「おめでとうこん」
しっぽふりふりして我がことのように喜んでくれるココンちゃん。
覚えたスキルは後でじっくりと実践、確認しよう。
「ありがとう。いなりずしと新しく覚えた油揚げの味噌汁だすね」
なに食べてく?と聞いたにもかかわらず勝手に出す者決めるわたし笑。
部屋のテーブルの上に、お椀に入った味噌汁と長い皿に乗ったいなりずし登場。
「ふぅーふぅー心温まる味噌汁こん」
味噌汁をふぅーふぅーしたあとに飲むココンちゃん。
「いなりずしは安定のおいしさこん」
そして、1つまた1つとぱくっぱくっと食べていくココンちゃん。
「じゃぁ、また来るこん」
ココンちゃんは、茶色黄色のしっぽをフリフリしながら、白色のモヤモヤの中に消えて行った。
毎日餌付けしてたら、ココンちゃん太っちゃうかな?笑
因みに、毎日ちょっとしたことでココンちゃんに配達を頼む理由は、ましゅまるが喜ぶから。
きつね獣人のココンちゃんとホッキョクギツネ?ましゅまる、仲が良い。
因みに、今回、ココンちゃんに配達をお願いしたのは『タオル』
洗面台で手を洗ったり顔を洗ったり歯を磨いたあとなどに使える大きさのタオルからバスタオル、ハンカチとして使ってもらう為にハンドタオルもお願いした。
お願いした理由は、この第7世界にタオルという概念がなく、布で身体を拭くから。
吸収性がタオルの方が優れている。
普段利用のためと売る為に、購入することにした。