泣かないで、マイダーリン(私が愛した野獣さん!)。《57577Ver.》
野獣さん、泣かないでよ、もう、なんで泣く?
あたしの、こころは、美味しくなかった?
熱心に、むしゃぶりついて食べきった、
骨まで嚥下し、なーんにも、残らない。
食べられて、あなたのうちに、はいったの。
あたしの、こころが、もう、死んだとき。
いつかしら、死んでぼーっとし、あなたの愛に
ちゃんと応えてあげられないとき。
マンネリのあなたのじょうずな冗談も、
笑えなかった、こころを無くした。
寝て起きて、あなたを想い、想い病み、
ずーっと、ぼーっと、してるんだから。
感受性、ゆらりゆらゆら、逃げろ、愛。
水中マラソンしているみたいな。
想いだけ、先に走って追いつかない。
こころを、おとして、なくした、あなただ。
たまらない。こんなぶざまになるのなら、
あなたに好きって、いえばよかった。
賢くない、けれど嫌いはしない口、
あたしは、どこで、なに言えば良い?
イヤなとき、イヤっていってもいいのよと、
優しさまみれの拒否ができない。
嫌わられる、定めを背負い笑ってる。
だからあたしに恋愛は、ない。
なんで泣く?あたしの大事な野獣さん、
悲しい願いの行方を教えて?