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41話 ガーヤック攻防戦


 第二次防衛ラインからしばらく走ると茂みの隙間から街門が見えてきた。


 そして、その手前ではたくさんの魔物と冒険者たちが激しく交戦中……!!



「あれっ、そんなハズは……?」



 と、思わず呟いてしまったのは100を軽く越えるゴブリンの群れを見たからだけではなく、5メートルほどある巨大トロールも複数いたからだ。


 例の、電信柱よりも太い棍棒で門や外壁をガンガンぶっ叩いてる。


 小柄なゴブリンならともかくあんなデカいのが俺たちの防衛網を抜けていったらさすがに気付くハズだよな。



「もしかしたら、敵が陽動作戦をとったのかも知れませんね」


 タッタカ走る俺にあっという間に追い付いたアトラスが並走しながら話しかけてくる。


「陽動……つまり俺たちのトコや前線に攻め込んできた魔物たちは囮だったってワケか」


 

 囮部隊が注意をひきつけつつ、別動隊は俺たちの守ってた場所をグル~ッと迂回して街に近付いた……そんなトコだろうか。



「アイツら、意外とアタマいいんだなぁ」


「うーん、だけど普通のゴブリン、コボルトなら仮に悪巧みを思い付いてもこれだけの数を指揮するなんてムリですよ」


「……ってことは、コイツらを指揮してるちょっとスゴい魔物がいるって話?」


「あっ、分かんないですよ? ちょっと言ってみただけですから。えっと、とりあえずご武運をっ!!」



 と、いうやいなやアトラスは接近したゴブリンの横っ面を殴り付け3メートルくらいぶっ飛ばした。



「ん、お前たち……っ?」


 街門を守ってた中級冒険者が駆けつけた俺たちに気付いたようだ。



「えと、第二次防衛ラインに全然敵が来なくなって、で、コッチの方から急に戦闘の音が聞こえたんで見に来ました」


 アトラスはすでにゴブリンの群れに飛び込んで乱戦に参加していたので俺がササッと答える。


「そうか、助かる。連中、転移魔方陣で急に現れたんだっ!!」



 てんい魔方陣?


 そりゃいかにもファンタジー世界っぽい、御大層なモノを使ってきたな。



「外壁を破壊しようとするトロールを止めなきゃマズいがゴブリンどもが邪魔だ! 人手が足りない! まだ待機してる連中がいるなら呼んできてくれるか!?」


「あ、はいっ。了解っす!」


 

 俺は(きびす)を返して来た道を引き返す……と思ったら数秒と経たないうちに街へと向かってきた初心者冒険者たちと出くわした。



「おっ、ソラの大将! 今、どういう状況で?」


「なんか魔方陣で魔物の群れが急に現れたみたいで。とりあえず邪魔なゴブリンをみんなで蹴散らしてほしいって頼まれたッス!!」


「おおお、よっしゃ!! やってやろうぜ!!」


「オオーッ!!」



 初心者冒険者たちも早速、参戦。


 よく見ると、銀に光るお揃いの鎧を装備した例のエルファスト兵たちもその列に加わっている。


 って、その兵たちと一緒に来てたハズの勇者さまたちは……?




 目を凝らすと森の奥からゆっくりと吉崎くんと檜山くん、棚橋くん、ほか3名の計6人が様子を伺うように近付いてくるのが見えた。


「うお~やべぇ~……なんなんだよアレ……」



 吉崎くんがヤバイものを見る目つきで街の方を観察する。



「魔方陣で急に現れたんだってさ。ほっとくとトロールに門や壁が壊されて街に魔物がなだれこむかも」


 と、説明しつつ俺も街の方へ向か……おうと思ったら吉崎くんにガシッと手首を掴まれた。



「ちょ、ちょ、待てって! あんな戦いに混じったら死ぬぞ!」


「え、うーん……まぁ」



 敵の数は多いが、攻撃力の高いトロールは中級冒険者さまが相手してくれるので今回はゴブリン、コボルトを相手にすればいい。


 正直、大丈夫っしょ。 ……というのが俺の感覚だ。



 でも吉崎くんの反応を見るに、デカイ口を叩いてたわりにまだ戦い慣れてないんだろうなぁ。


 それを無責任にこんな大乱戦に参加させるのもいかがなものか。



 でも『怖いならここで待っててくれ』と伝えるのも、なんか嫌なヤツって思われそうだぞ。


 ここはやっぱり『救援に来たんなら参戦した方がいいんじゃないの』と煽ってみるべきか?



 うーむ。



 めんどうくさい。




 パァアアアッ……



「んっ?」



 どーするかニャ~とか思っていると突然、俺たちの足元から真っ赤な光が溢れ出した。



「な、なんだコレ!?」


「おい君島!! どうなってんだよ!?」


「いや、俺に聞かれても……」



 みんなして俺に注目されても分かんないっての。


 などと思いつつ赤い光を目で追っていくと、その光は地面に何らかの模様を描いているように見えた。



「あ、ひょっとしたらコレが転移魔方陣ってヤツか!?」


 気付いた瞬間、魔方陣の描かれた地面からゴブリンたちが湧き上がってくる。


 魔方陣の内側にいた俺と吉崎くんたちはあっという間に魔物に囲まれてしまった。



「うわぁあああっ!? わぁあああああっ!?」



 みんな、大声で叫び出して逃げようとするが前後左右、どこもゴブリンだらけだ。



 えーと、どうする、どうすんの俺氏!?



 俺一人なら突っ切って、門の前で戦ってる冒険者たちのとこまで辿り着けるけど、クラスメイトの誰かはゴブリンに捕まって殺されそうだ。


 といって、この場に留まると俺まで殺られそう。



「ギィィイイッ!!」



 えーい、くそっ!



 考えがまとまらないウチにゴブリンたちが数匹、刃物を振り上げて襲いかかってきた。



「ファイアバゼラードッ!!」


 俺は炎の短剣最大出力で火柱を刀身から噴き出して、みんなをかばうように大きく振り回す。


 ジュウゥッ……!!



「ギャッ!?」



 火柱に身体をあぶられたゴブリンが地面を転げまわり、その勢いにビビったのか、他のゴブリンたちはズザザッと後ずさる。



 しかし、その間にもポコポコとゴブリンたちが魔方陣から湧き続ける。


 どうすりゃいいんだ、この状況。



「き、君島ぁ……どうすんだよ!!」


 だから、それは俺が聞きたいってーの。


「吉崎くん、SR武器持ってるんでしょ? ゴブリン倒せないの?」


「ス、スライムとか動物なら倒せるけどよ……あんな、武器持った連中と戦えってのか!?」


「ギィイイッ!!」


「うひっ!?」



 さっき炙って転げ回っていたゴブリンが立ち上がって、憎々しげに襲ってきた。


 それをまたファイアバゼラードの炎で薙ぎ払う。


「ウギィッ!?」



「吉崎くん、それ!! トドメよろしく!!」


「え、えぇええ!?」


「うおおおっ!!」


 ぐちゅっ。



 再び転げ回るゴブリンにビビりまくる吉崎くんを尻目に、名前を覚えてないクラスメイトの一人が剣をゴブリンの首筋に突き立てた。



「ナイス!! 鈴木くん!!」


「鈴木って誰だよ!? 的場だよ!!」


 名前を思い出せなかったので一か八か日本一多い名字の鈴木くんと呼んでみたが的場くんだった模様です。大変失礼いたしました。



「じゃあ俺、片っ端から焼いてくから、肉の世話を頼みます!」


「ここは焼肉屋かよ!!」



 言葉通り、俺はファイアバゼラードを振り回してゴブリンを次々と焼き払っていく。


 その一撃でゴブリンを絶命させるには至らないが、ソイツらが熱さにひるんでるスキに的場氏がグチュグチュと首筋や心臓辺りに剣を刺しまくっていく。



 俺の一振りで5体くらいを焼き焦がすのに対し、1体ずつ処理していく的場くんはちょっと間に合っていなかったが、そのうち棚橋くん、檜山くん、と残り二人の鈴木くん(?)もそれぞれの武器で焼いた肉の世話を手伝ってくれてゴブリンの数はいい感じに減っていった。



「おい、お前らコッチコッチ!! 抜けられそうだぞ!!」



 抜けられそう、というか完全に一人だけ包囲網から抜け出ていた吉崎くんが手を振っている。



「アイツ、自分だけ……」


「なんのためのSR武器だよ、宝の持ち腐れだっての」


 自分だけ安全地帯に避難した吉崎くんをクラスメイトたちが聞こえない程度のボリュームで非難する。


 みんな、彼には不満が溜まってんだなぁ。


 この勢いなら俺も『バーカ!!』とか便乗しても大丈夫そうだが、あとでチクられたら怖いので止めておいてやったぜ!


 

 文句を言いながらも吉崎くんのあとを追って包囲網を抜けようとしつつ、ふと気付いた事があった。


 魔方陣からは今もゴブリンが湧き続けているが、湧く度に魔方陣の端っこで何ヵ所か青くチカチカッと輝くポイントがあった。



 なんか怪しいな……。



 ゴブリンを倒しつつ、その青チカポイントの一つに近づくと、そこには拳サイズの魔石っぽい石コロが青い光を放っていた。



「てぃっ」


 コツンと蹴っ飛ばしてみると一瞬でフッと赤い光は消えて、魔方陣そのものが消滅した。


 どうやらあの石は魔方陣を形勢する重要なパーツだったみたいだな。





「あっ、すげぇぞ君島! 魔方陣が無くなった!」


「やるぅ~!!」



 檜山くんと棚橋くんが褒めてくださった。


 ありがたやありがたや。



 魔方陣からの供給が断たれて、残るゴブリンは20体程度。


 これくらいなら倒してしまうか……とファイアバゼラードを構え直すとゴブリンたちは街を目指すでもなく、ちりぢりになって森の中へと逃げ出していった。



「お、おお……アイツらどっかいっちゃった」


「オレたち、助かったのか……?」



 ふぅ~っとため息をつくクラスメイトたち。


 というか俺も一息ついた。



「わぁああああっ!?」



 一瞬、気をゆるませたトコロへ吉崎くんの暑苦しい悲鳴が響き渡る。


 逃げてったゴブリンにでも襲われたのかと思って、振り向くと




 月明かりに照らされて、吉崎くんは空中に浮いていた。



 黒と深紅のマントに身を包んだ銀髪のイケメンに首筋を押さえられて。



「よ、吉崎……!! 何してんだお前……!!」


 棚橋くんが叫ぶ。


 槍を構えてみるが、とても武器が届く距離ではない。



「うわぁあああ!! わぁああああっ!! 助けてく……あがぁっ!?」


 イケメンがわめき叫ぶ吉崎くんの首筋に噛みつき、ぐちゅりっ!! と首の肉の一部を引きちぎる。


 血がちぎれた首筋からドクドク溢れ出した。



「ぅあっ……」


 見てるコチラにまで痛みが伝わってきそうで思わず呻いてしまう。



 いくら嫌いな吉崎くんでもさすがに助けねば……とは思うもののイケメンたちが宙に浮いてる高さは5メートルほど。


 紫電の槍でも投げてやろうかと思ったが、吉崎くんにも刺さりかねない。



「き、君島……なんとかならないのか?」


「そう言われてもあの高さじゃ……」


 俺たちがまごついている間にイケメンは吉崎くんの血が溢れ出す傷口に噛みついてジュルルルッと血を啜る音を大きく響かせた。



 血を飲んでる……あいつ、吸血鬼的なヤツか!?



「ソラさん!!」



 声が聞こえた方を見るとアトラスが街の方からコチラへ猛スピードで走ってくるのが見えた。



 アトラスも視線は空飛ぶイケメンに向いている。


 練習したアレをやるか!




 俺は紫電の槍を出して穂先を地面につける。


 その先端にアトラスが飛び乗り、俺は大地のバンテージの怪力で槍を一気に振り上げ、同時にその推進力を利用してアトラスは高速で飛び上がり、イケメンを強襲した。



 アトラスの炎のアーティファクト、フレイムインパクトの爆炎がイケメンの顔面をとらえる!



 と思ったら、イケメンは黒い霧になってかき消えた。


 支えを失った吉崎くんが5メートルの高さから落下する。



 親方!! 空から暑苦しいスポーツ刈りが!!


「ふんぎっ!!」



 たぶんスルーしても親方は許してくれるんじゃないかなって思ったが仕方なく5、60キロはあるであろう男子高校生をドスッとキャッチした。


 大地のバンテージの筋力上昇アシストがあっても重たいぜ。


 これが柔らかくて華奢な文川さんの身体なら興奮したんだけどな。



 

「フン……やるではないか人間ども……」



 どこからともなく声がした。



 いや、夜の闇で見えにくいが、よく見ると黒い霧が集まって人のカタチを形成していく。



 そして先程のイケメンが俺たちの真ん前に姿を現した。



 コイツだけゴブリンとかコボルトとは明らかに格が違うな……。



「あのー、あなたが、いや、お、お前、さん、が?この戦いの黒幕ですかよ?」


 敬語だかなんだか分からない言葉で俺はヤツを追求してやったぜ。


 いくら悪いヤツ相手でも年上にタメ口とか苦手っすわ。



「黒幕? クク……、この場を指揮しているのは私だが、勘違いするなよ? この戦いはほんの序章に過ぎん。よいか、人間ども!! 貴様らの時代ぱぉっ!?」



 

 俺らがドキドキしながらボス敵の前口上を聞いていると、イケメンの顔面が縦に真っ二つに両断された。


 イケメンの後ろにはサーフィンのボードくらいあるクソでっかい大剣を振りおろした上級冒険者の姿があった。



「おい、大丈夫か、お前たち!?」


「あ、は、はい」



 さっきアトラスが攻撃したときみたいにイケメンは霧になって復活するんじゃないかと思ったが、頭から真っ二つにぶった切られたグロ画像のままピクリとも動かない。


 どういう理屈かは分からないが、完全にトドメを刺せたようだ。


 なんか大事な事をペラペラ喋ってくれそうだったけど、聞かないでもよかったのだろうか。



「おい、吉崎!! 吉崎!!」



 あっ、そういえば大丈夫じゃなかった。


 棚橋くんの声でハッとして見ると、首肉を噛みちぎられた吉崎くんはドクドクと血を流して顔色がどんどん青白くなっていく。


 意識は既にない。



 

「誰かポーション持ってない?」


 俺はクラスメイトたちに尋ねるが彼らは首を横に振る。


「エルファストの王様からソレを買うくらいの資金は貰ってなかったっけ?」


「だってポーションは高いし、まず防具を揃えなきゃだし、日に日に金は減っていくしさ……」



 まぁ最弱のゴブリン相手にビビってるって事は魔物を倒して金稼ぎなんてしてるワケないか。



 なんて納得してる場合でもない。


 こうなったら吉崎くんを小松くんの元に連れていって……いや、それより俺が全力ダッシュで小松くんからポーション受け取って戻ってきた方が早いか?



「おう!! ソラ大将、どうした……? うわ、そのコひでぇケガじゃねーか!! コレ使ってくれよ!!」


 考えている間に、初級冒険者たちが様子を見に来てくれた。


 先程の上級冒険者といい、他の場所での戦いも一段落着いたのだろうか。



「ありがとうございます! 恩に着ます!」


 初級冒険者から受け取ったのは小松くんが購入していた高級ポーションと同じモノだ。


 バシャバシャと薬液をふりかけると痛々しく抉れていた首筋もすっきりキレイに元通りになる。


 傷跡も残らないってのがスゴいところだよな。



「ふぅ、助かりました。あの、ポーション代金ですけど、あとで届けるので……」


「なぁに、アンタには俺も仲間も助けてもらったからな。いいってことよ」


「ええ? でも悪いっすよ。あれ、結構高いヤツでしょ? お金なら余裕あるので遠慮しないでください」


 まぁ俺の金じゃなくて小松大明神の金だけど。



「いやいや、ここは気持ちよくおごらせてくれって。アンタがいなきゃ第二次防衛ラインは崩壊してたし、そしたら第三次防衛ラインに救援が間に合わなくて街に魔物が雪崩れ込んでてたんだぜ? 何気にソラの大将、今回の戦いで一番貢献してるかも知れないぞ実際」


「はぇ!? いやいやいやいや、そりゃ無いでしょ! どう考えても街の前で踏ん張った支部長たちや一次防衛ラインで無双してた上級の方々のほうが……」


「どうかな? 我々は敵の幻術でまんまと街から離れたポイントに(おび)きだされて実は大して魔物と戦えなかったからなぁ」


 イケメンを惨殺した上級冒険者の人もウンウンとうなづいてくる。


 ってか、なんかその顔、面白がってないスか?


 そんな気がする。

 



「では、みなさん。今回の戦いの勝利の立役者、ソラさんを讃えましょう!!」


 アトラスが何かよく分からないことを言った。


「いや、待てアトラス。この勝利は決して俺一人の功績ではなく、ここにいる一人一人の力があってこそ……」


「ソーラ! ソーラ!」


「ソーラ!! ソーラ!!」


「ちょ、ほんと、ガチでやめてくださいお願いです!!」



 一番の立役者であるはずの俺の願いは踏みにじられ、その場にいた冒険者たちは面白がってソラコールの大合唱を始めた。



 すると明らかにソラってのが誰の事かも分かってなさそうな外壁前の冒険者や支部長までもノリでソラソラ叫びだした。



 アトラスは俺を一体どうする気なのよぉ!?



「き、君島。この『ソラ』ってお前のことだろ? なんかすげぇ事になってるな……」


 的場くんが驚きながらもちょっと楽しげに話しかけてきた。



「いや、俺的には道に落ちてる空き缶拾っただけでノーベル平和賞をいきなり無理やり授与されたみたいでとても恐ろしいんだけど」



 勝手に期待されまくった挙げ句、中身はとんだポンコツラーメンじゃねぇか! って失望される予感しかしないんだなぁ、これが。



 あ……でもコレだけ褒め称えてもらったら文川さん……詩緒梨さんも褒めてくれるだろうか。



 もしかしたらこの勢いで頼めば、かねてより夢見ていた膝枕をしてもらえるかも知れないぞっ!



 明日から表を歩くの恥ずかしいので一刻も早くガーヤックの街から逃げ出したい気分だが、とりあえず詩緒梨さんにチヤホヤしてもらうのだけを楽しみにして俺はソラコールの響く中、みんなの待つ宿屋へと引き上げたのだった。

 



たくさんのブクマありがとうございます!

気づいたら20万文字越えてました。

これだけあると自分で書いた細かい情報を忘れてしまいそう。

気に入ってくれた読者さまブクマ評価よろしくです!

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