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初の異世界移動
「彼方様!起きてください!!」
と、リルー。
うるさい。
「早速!行きますよ!異世界移動!!イエーイ!パチパチ、パーチー」
と、ナゼか?テンション高めのリルー。
ウザイ。
「今回、行くのは…、」
ナゼか?ためる。リルー。
「ジャーン!ザンオーダガルです!!」
いや、知らねー。聞いたことねー。
「もう!いくら神様でも、限界です。そろそろ、喋ってくださいよ〜!」
と、泣きながら、口を膨らませるリルー。
「ああ、分かったよ。行けばイイんだろ。
「ザンネンガール?だっけ。その世界に」
と、オレが言ったら、涙を吹いて、
「ヤッター!!」
と、喜んで、
「ザンオーダガルです。
「なんですか?ザンネンガールって、残念な女の子でも、いるんですかぁー?そこには」
と、明るく、リルーが言った。