神の仕事
「はァ!死んでいった、召使いの末路を選べだと!!
「ふざけているな。えっと、名前なんだっけ。」
「はい!ヘン・リルーです。
「ですから、神様は、人間だけではなく、神の召使いのためにも、活動しないといけないのです。」
と、天使 ヘン・リルーが言った。
「閻魔大王みたいなことをせろということか?」
「閻魔大王?
「NO、NO。閻魔大王の仕事はこんなモノではありませんよ。まぁ、似てますが…。
「とにかく、天使になるか?悪魔になるか?選ぶだけです。」
と、リルー。
簡単に言うと、神の召使い版の閻魔大王ということか…。
「意外と簡単だな…。」
「ええ、では…。早速、始めましょう。では、連れて来てください。」
すると、他の天使が角が生えた人間?を連れて来た。
「では、彼方様!コレが資料です。」
と、クリップに止めた紙を出した。
そこには、召使いの生前のことが書かれていた。
どんなに小さいいいことも、悪いことも書かれていた。
「殺し!?他の召使いを殺したのか?」
そんな事まで、書かれていた。
「いえいえ、彼方様。
「違います。コレは、召使いじゃなくて獣です。」
と、リルー。
「獣?なんで??獣?いや…。それよりも…。
「いいことは、なんだ?
「ゴミを拾った?細かっ!しかも、一つだけって。」
「オマケにいいことが、それ一つは、珍しいですよ」
と、リルー。
「フー、選んでいいのか?」
「はい!選んでください!!天使か?悪魔か?」
「こんな奴、役に立たん!人間に転生だッ!!」
「お!流石です。二択にせず、別の答えを見つけるとは。
「この者は、神の命令により、人間に生まれ変わると決まった。」
と、リルー。
はぁ、疲れた。
一日中、させられた。
「彼方様!!明日は、異世界に行きましょう。」
と、リルー。
「選ぶ仕事は?」
「アレは、別の神がしますので。」
「ん?俺が以外も神がいるのか?」
「はい!たくさん、います!
「神は、仕事がいろいろありますので、神、それぞれに専門の仕事があります。」
と、リルー。
「俺は、なんの専門なんだ?」
「全てに司る神です。専門なんて、ありません。
「あの仕事は、たまたま、コレの仕事をする神が非番だった時に限って、召使いが多く死んだので、やらせてもらっただけです。」
と、リルー。
はぁ、マジかよ。
今更ですが、設定ミスによる、矛盾がありましたので訂正致しました。