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幻の雪の子

幼い頃、お父さんの仕事の関係で北海道に住んでいた架南。

ある日近所のスキー場に1人で行ってしまった。迷子になった架南をある男の子が見つけてくれた。その男の子は架南を優しく抱きしめ、温めてくれた。

男の子に連れられスキー場に戻ってこれた架南は親に怒こられた後優しく抱きしめられ、二度と1人で行かないと約束した。

それから、毎日架南は男の子と遊んだ。名前も顔も覚い出せないけど、彼の大きくて綺麗な目は、はっきりお覚えている。

そして、いつものように彼に会いに行ったある日…
幻の始まり。
2013/02/24 03:53
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