表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オモワヌもの  作者: トキ
2/44

はじまり



「きゃぁぁぁ!」


「どういうことだ!!!」


「失敗かっ!!」


「黒の使者だと!殺せ!!」


「……何故」


辺りでは驚愕と絶望の声が混ざる。


――――その空間の中で異質存在、高橋更紗(たかはし さらさはよく状況を把握してはいなかった。


彼らの声が自分に向けての声だとは分かる。でも何故?


さっきまで学校を行く途中だった。別になにか交通事故にあったとか、穴に落ちたとか、何もない。ただ歩いていただけなのだ。

気がついたら大きな空間の真ん中に立っていた。周りにはたくさんの人たちがいる。

まず目に入ったのはドラゴンの形を模した大きなエンブレム。見たことのない服装をした人たち。中世のヨーロッパにありそうな服。見たことのないカラフルな髪の色。

混乱している頭で今の状況が自分にとって最悪な状況と言うことは理解できる。


「――――殺せ。」

集団の中でも取分けて身分が高そうな服を着た男が言うと兵士らしき数人が前にでた。


「―――あいつを殺して」

集団の中でも小柄な少年が憎しみを込めた眼で更紗にいう。


逃げなければいけないことは分かっている。しかし向けられる殺意に足がすくんで動かない。



そうしている間にも兵士は更紗の目の前にきて剣を振り上げた…。




――――どうして?






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ