登場人物
※ネタばれあり。
それでも、というかたはどうぞ。
随時、追加していきます。
◆サラ
本編の主人公。
生前は高橋更紗という日本に暮らす平凡な女子中学生だった。
音楽が好きで吹奏楽部に所属、また同じ部活でクラスメイトの男の子が気になっていた。
ある日学校の通学途中に別の世界であるガタニア王国から突然召喚されるも黒目黒髪だったためすぐに殺されてしまう。
殺された後、ウルとマリアの第二子として生まれる。
理不尽な殺され方をした為大きな心の傷をもっており、新しく家族となったマリアやライトに現在癒され中。
生前も生まれ変わった後も黒目、黒髪をしている。
◆ライガル
ガタニア王国の第三王子。
強い魔力を持って産まれてきたため周りの期待が強く、またライガル自身も幼いながらその期待を応えていた。しかし10歳のころから国が傾きはじめ何もできない自分に苛立ちを覚える。
第一王子の発言により召喚されてしまった少女を救おうとするも結局は守れず処刑を赦してしまう。
蒼翠の髪と琥珀色の瞳を持っている。
◆ライト
サラの兄。
どんな行動を起こすか分からない母がいるためか4歳にしてははっきりとした意志と理性を持っている。またギルド員のマサドーラから地獄の特訓を受けており会うたびに怯えてしまう。
妹ができたことにより克服しようと日々努力中。
癖のある金髪と美しい空色の瞳を持つ。口をあけると牙がある。
◆マリア
サラ、ライトの母親でオリヴルのギルド長ウルの妻。クルトの妹。
もともとは要塞都市、タフィスを治めていた公爵の位があったバルべリア家の娘。
当主であったクルトが国に爵位を返還しバルべリア家自体がなくなり、兄と共にサンアストロのギルド員として働いていた。その頃にウルと出会う。
ライトとサラを生んでも衰えない美貌をもち、笑みを絶やさない強い女性。
ウェーブのかかった金髪に濃い琥珀色の瞳を持つ。
◆ウル
サラ、ライトの父親。オリヴルのギルド長。
獣人と人間のハーフ。ただ人間の血を多く引き継いだためか耳も尻尾もなくあるのは爪と牙程度。
多数の種族が入り交わり、癖の強いギルド員たちをまとめる。
妻であるマリアを溺愛し、その子であるライトやまだ見ていないサラに対しても強い愛情を示す。
またサンアストロのギルド長、クルトを嫌っており会うたびに罵り合ったりしている。
ダークグレイの髪に深い藍色の瞳を持つ。
◆クルト
ギルド、サンアストロのギルド長。マリアの兄。
公爵位であったバルべリア家を国に返還し、代表する3ギルドにタフィスの自治権を移るように仕向けた。3ギルドに自治が移るとマリアと二人でサンアストロに入り、数年後には実力でギルド長の座まで上り詰める。
身内には優しく甘いが、他人はどうなってもいいと考える冷酷な人間。
ナーシャを愛し、息子のセルディオの魔力の暴走を悩んでいた。
薄い金髪に濃い紫の瞳を持つ。
◆ナーシャ
セルディオの母でクルトの妻。
先見の異能をもった一族の出。幼いころから先見の力のため感情を持つことを許されず人形と呼ばれていた。とある事件にてクルトとマリアに救い出され人間としての感情を取り戻すがまだまだ幼い部分が多い。セルディオの魔力の暴走に悩んでいた。
茶髪に鮮やかなエメラルドグリーンの瞳をもつ。
◆セルディオ
ナーシャとクルトの息子。
産まれてから大きな魔力に耐えきれす頻繁に暴走させていた。
サラにより魔力を安定することができようやく赤ん坊らしくなった。サラからは食べ物として認識されるようになり時々その視線に怯える。
銀と水色を合わせたような不思議な髪とナーシャと同じ緑の瞳を持っている。
◆マサドーラ
オリヴルのギルド員。遠征メンバー。
身体を水に変化させ何カ月もかかる距離を川や海を使い、わずか1日で移動することができる能力を持っているため遠征での連絡係になっている。
また体術はギルド1の力をもつ。
ライトに対して地獄の特訓を施し、サラに対しても今後の計画を企てている。
紺の髪と青い瞳を持っている。
◆トーラトーイ
オリヴルのギルド員。遠征メンバー。
エルフ族の青年で精霊の声も姿も捉えることができる。普段は仕事人間のくせに精霊の多い森に入ると全く仕事をしなくなる。拾い癖がある。
黄緑色の髪と茶の瞳を持つ。
◆ササカ
サンアストロの副ギルド長。遠征メンバー。
ギルド長のクルトが参加しなかったため今回の遠征に参加した。面白いことが大好きで酒も女も賭けごとも好きな自由人。興味のあることしか行動しない。
癖っ毛の銀髪に赤紫の瞳を持つ。
◆ジェノク
オリヴルのギルド員。遠征メンバー。
遠征の中で最年少。鳥翼族。
鶏冠のような赤い髪と髪型、赤茶の瞳を持つ。
◆グラム
サンアストロのギルド員。遠征メンバー。
ゆるい口調をもった青年。虫を使役することができる。
頭に刺繍がはいった布を巻くのは出身国の習慣のなごり。
オレンジの明るい髪に深緑の瞳を持つ。
◆サイル
サンアストロのギルド員。グラムの双子の弟。遠征メンバー。
グラムと同じように頭に刺繍の入った布を巻いている。ぶっきらぼうな口調だがキレると流暢に話す。
黄色の髪と深緑の瞳を持つ。
◆ドルフ・マルクス
オリヴルの副ギルド長。
右目上には大きな傷を持った老人。老人ではあるががっしりとした筋肉に見上げるほどの長身であるためあまり老いたようには見えない。鬼族と呼ばれるラナトの獣人。
オリヴルをウルが創立する前からウルと共に世界中を回っていたり、子供の時から世話をしてりしていたためサラやライトに対して祖父のような情を持っている。ライトが4歳をなったのを機にギルドに入り、おじいちゃんと呼ばれなくなってしまった為かなりショックを受けている。サラにおじいちゃんと呼ばれることを期待している。
赤茶の混じった金髪に茶の瞳を持つ。
◆カルマド・キェルニ
副ギルド長の副官。
趣味で燕尾服をいつも着用している。無表情でいることが常だが親しい人物の前では表情が緩む。
色白の肌に肘、膝の下は漆黒の肌をしている黒鱗という種族。黒の肌の部分には魔力が宿らない。
生い立ちの事情でサラに対しては産まれる前から愛着を持っている。
感情が高ぶると瞳の中で銀の光が淡く出る。(間近でないと分からない)
黒に近い茶の髪と瞳を持つ。
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