表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

遠い日のふたり


完結…できたら良いなあ(汗)

短め予定です。



《そして人魚姫は、泡となったのでした》



…ねえ、かずちゃん?


なんだ


あわになるってなに?


そりゃ死んだってことをオブラートにオブラートを重ねてわざわざお伽話クオリティにしてくれてんだよ

失恋して自殺だなんて生々し過ぎてお子様どころか大人でも読めやしねえからな


にんぎょひめ…しんじゃったの?


まあな


なんで?


なんでって…

王子様の幸せの願って、身をひいたんじゃねーの


みをひく?


あー…あれだ

自分の幸せよりも、好きな奴の幸せを選んだっつーことだよ


むー…

よくわかんないや


ま、6歳児には早い話だわな


かずちゃんはどうするの?


んあ?


かずちゃんは、すきなひとのために『みをひく』の?


なんちゅー質問だよ…このマセ餓鬼め

つーかな、んなの実際に体験しねえとわかんねーもんなんだよ


そっか

じゃあ、たいけんしたらおしえてね


ばーか

そんなもんあってたまるかよ

俺は身を引かせることはあっても、身を引くこたあねえ勝ち組色男だからな!


ぐー…


…って聞けよ!寝るんじゃねえ!!






――――お前は、あの日の話を覚えているのだろうか?



かずちゃんはロリコンじゃありません。

念のため(笑)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ