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雨恋  作者: ノダメ
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第2話彼

彼女は、彼に恋をしたそして彼を知らないまま彼のもとから去ります。彼は、彼女にきずいているのか。

俺が彼女と出会ったのは、雨の日、いつもバスの中からこちらを見つめる女性にきずいたからだ。

俺はその日、別れをつげようと恋人の家の前にたっていた。

雨の日にはじまった彼女と雨の日に終わりにしようっと思ったからだ。

彼女を思い続けても、彼女の心に俺はいないからだ。

だけどなかなか決心がつかずいつも雨にあたりながら悲しげに空をみつめる彼女をみてしまう。ある雨の日いつものように彼女をみてるとあの時のバスの女性が走ってきた。

何言われるかと思ったがきずかないふりをしていたら女性は、何も言わずにさっていった。

あれ以来、バスの女性は、見なくなっていた。

なぜか話したことも、ないのに気になってしょうがなくなった。

そして、恋人に別れをつげたあとバスの女性のいる時間にバスに乗ってみたがその女性は、いなかった。

会いたい。ただそう思った。

雨の日に女性は、バスから何を切なそうに見ていたんだろう。

俺のそばに来た時も、かすかに涙をうかべてた気がした彼女は、今どこにいるんだろう。

今は、あんなに思っていた恋人が思い出になり、俺はバスの彼女を探した。晴れの日にバスに乗ったが彼女は、あらわれなかった。

どうしたらいいんだろう。

昼間のバスにも、彼女はいない。

もうこの場所にくる用事もない。

俺は、違うバスに乗ることにした。

そのバスで彼女を見つけた。

話し掛けようと思った。

いろんな言葉を考えたがどれもいまいちな気がしておもわずその場から逃げてしまった。

俺は、馬鹿だ。

あんなに会いたかったのに逃げ出すなんて今度あったら絶対逃げないぞ。

そう決心した。

彼と彼女のお互いの気持ちを書いてみました

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