4.貿易都市ゲシェフト
「ん…」
「目覚めましたか?」
「うん…いまどこ?」
「現在ゲシェフト目視圏内です」
「う…」
ん、みえた…おっきいかべ…
「ん…もう、あさ…」
「そうですね、日は登って来てます」
「ふぅ…自分で歩くよ」
「承知しました。」
僕は下ろしてもらって自分で歩く。
「ん、【聖なる剣よ、穢れたる魔を祓いたもれ】」
僕は光の剣を6本生成し狼の魔物を刺し殺す。
「魔石回収しなきゃね」
「わたくしが致します。」
「わかった」
リルが魔物の身体をナイフで裂き心臓に相当する魔石を取り出す。
「魔石は魔力の凝縮体、魔力から生まれる魔力体の魔物の核だね?僕達ハイエルフはその正反対の神力から生まれる神力体でその核が神核だよね?」
「はい、そしてこの魔石魔力を多く含むので様々な工具に扱われます。もっとも多用されるのが飛行用具に使われますね、神核は基本使われません、それはエルフへの冒涜であり大自然と神々への冒涜ですから。盗賊などは別ですが」
「僕狙われちゃーう」
「殿下を誘拐出来る盗賊が居たらそれはもう諦めるしかありませんでしょう。誰が貴方に勝てるのか…」
「僕つよーい!」
「強いですね」
「もうすぐつくー!」
もうすぐもうすぐ〜
ゲシェフト門前、商人の馬車の列が出来ており横の人用の門に19人程度の列が生まれている。
「まだかな〜」
「門では身分証の提示と照合の必要がありますからね」
「お、あと次の次の次の次だね」
喋ってる間にも人は進む、
「殿下、これを着てください。」
「ん?わかった、」
僕はリルに渡された服を生活魔法で着る。
それは黒い王冠の様な青と黒の帽子と皇子様系ゴシックアンドロリィタ服、
「何これ?」
「殿下が王族である証明です、その王冠は神樹の森のハイエルフの中でも第1皇子以外が付けることすら許されない物なので直ぐに身分が証明出来るんです。」
「そうなの?」
「はい、他の王族なら使用人1人付けて歩きで来るなんておかしいですがハイエルフならよくある事なので、殿下の姉君であるシルフィ・シェーン様は単体で冒険者になり様々な場所を旅しておりますよ。」
「ふへ〜」
「父君である陛下も皇太子時代に遊びに行ってましたしね」
「そっか」
僕たちの番が来た、僕の姿を見ると少しギョッとするがそのまま何も言わず通された。
「もう戻って構いませんよ」
「わーい!」
僕はまたいつもの服に戻る、
「ふへへ、可愛い」
「可愛いです」
「ん、これからどこいく?」
「冒険者ギルドが最適でしょう、また商人ギルドにも登録して技術提供するのもいいですかね」
「僕戦いたい!あと研究したい!」
「殿下は帝に…」
「ん〜、なるのは良いけど研究の方がだいじ!あのねあのねあのね!異常型プリオン系の蛋白質は基本的に治らないんだけど最近ね、神聖魔法によってプリオン蛋白質を破壊する事が可能な事が分かったの!けどね、それをして本当に治るのかとかそもそも異常型プリオン蛋白質を破壊できるかは分かんないしそれでプリオン病が治るかどうか、またその後への影響が分かってないんだよね…ただこれによって神聖魔法はそもそもの根本の物を壊して病気を治すのが分かったからもしかすると特定の病気は治せないかも!」
「そうなんですか、それでプリオンやらなんやらってなんですか?」
「正常プリオン蛋白は哺乳類の神経細胞とか免疫細胞の膜上に存在するらせん構造、alphaヘリックスを主成分とする正常な糖蛋白質なの!銅結合による抗酸化作用や神経細胞の保護に関与しているとされててね?酵素で分解されやすい性質を持つけど、この蛋白が異常型に構造変換とか蓄積すると致死的なプリオン病を発症するの、このプリオン病は基本的に共食いによって感染しやすくてね?食人病って呼ばれるクールー病とか変異型クロイツフェルト・ヤコブ病、それに関連されるとされる牛同士の共食いによって起こる牛海綿状脳症、BSEとか狂牛病がとか言われる病気があるよ!これらの脳に異常なプリオン蛋白が沈着して脳神経細胞の機能が障害される一群の病気をプリオン病と総称されるの!」
「ふむふむ…」
「ん、あれかな?」
冒険者ギルドらしき建物が見えて来た。
「そうですね、あれだと思います」
「はいろー!」
男児っぽいショタがだっこー!してる姿が1番可愛い
因みに中身も研究者目指してました…
個人的には医療系より物理学系とか心理学系に行きたいけど医療系も良いですよね!
ただ天文も良い、個人的に1番好きな天体はいて座A、中の人が射手座なのと天の川銀河の中心ってのが自分が中心に居るみたいで気持ちいので好きです!
あと量子の世界とかも好きなんですよ〜
ただ中の人は勉強嫌いと言うか不登校でした、勉強と言うか何かを強制される学校という組織が嫌い!上に立たれのももっと嫌い!そんな少年でした。
MITかハーバードに行きたかった…




