表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

便座VSワイ

作者: はるか

短編小説です。地味に閲覧注意。

おいらはそこら辺にいる一般人。当たり前のように毎日だらけて、当たり前のようにご飯を食べて、当たり前のように悩み、当たり前のように毎日布団に入って寝る。大した才能もないし、特殊能力もない。


当たり前のように生きてれば、そりゃ排泄だってすることはある。トイレへ当たり前のように毎日駆け込む。トイレは親友だと思ってる。


そんなとある日。トイレの蓋と、、まさか仲悪くなるとは思わなかったな。

いつも通りトイレに駆け込んだおいらは、トイレの蓋を開けて座ってするのだ。


だが、何故か蓋が下がってくるのだ⋯。


ちゃんと奥まできちんと蓋を開けるのだ。確認は何度もしたのに下がってくるんや。もちろん最初はよかったよ。だけど、、


数日後。おいらはストレスがたまってきた。許せない。耐えられなかった。そもそも、トイレの蓋が下がってきたら、衛生面的に汚いし何より腹が立つ。悪気なさそうな面しやがって!!


トイレへ駆け込む。蓋をあける!!


トイレのお蓋「ギギ!!」⋯下がってくる。


耐えられなかった。溜まりに溜まったストレス。今、この怒の糸がプツンと切れる。


おいら「おいてめえええ!!!いちいち下がってくるんじゃねーよ!!しつこいんだよ!!」


トイレのお蓋「は!?しらねーし!!!(※彼にはそう聞こえてます。実際は何も言ってません)」

ギギギ⋯ふたたび下がってくる蓋。余計、その行動がおいらの怒りのスイッチを発動する。


⋯ガシッッ!!(トイレの蓋を掴み、奥に戻す)


おいら「だから!!下がってくんじゃねーよ!!その、蓋の裏についた色んなやつがな!!おいらの背中につかれたら困るねん!!汚いねん!!!」


トイレのお蓋「ごめん!すみませんでした!(土下座)」

その、余計な土下座のせいてトイレの蓋がギギギ⋯と下がってくる!!


おいら「土下座すんなやあああ!!謝るなあああ土下座したら、下がるだろーが!!蓋が!!

蓋についた流すときとかについた汚い水滴を、おいらにつけるつもりかあああ!!」


トイレのお蓋「ご、ごめんね⋯!!ペコリペコリ」

ギギギ⋯また下がってくる。


おいら「⋯⋯」


ガシッっ!!!ガチャン!!!!(蓋を下がらないように元に戻す。)


トイレのお蓋「⋯⋯⋯」

下がってくることはもうない。


おいら「よし、快適なトイレタイム。ここから私の時間だ。」

そして、快適にトイレタイムを終わらせ、蓋を閉じる


おいら「今回のことは水に流そう。すまない、先ほどは強く言い過ぎた。」

トイレの蓋も、おいらも謝罪する。

そして、

ガラガラガラ⋯⋯


水に流しましたとさ。

そしてあれから、またトイレの蓋が下がっても土下座させるように強くは言わない。言い合ったら水に流す。

そして、バトルを繰り広げられながらも今日もトイレに駆け込むのだった。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

久しぶりに時間もとれて、小説?書くモチベが上がったので書きました。これからも気まぐれに投稿しようかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
 遅れました!ごめん!!  今回の話も面白かった!トイレの便座がここまでストレスになるなんて誰も考えないって!笑  一人称おいらの子は寛容って聞くけど、そんな子があそこまで起こったからね。次の話も楽…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ