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姫と従士の思い出旅行 《メモリーズ・トラベラー》  作者: 月城 裕也
1章 時計塔の街 ルルシャルナ
15/15

14-⦅追憶編⦆


 どれくらいの時が過ぎたのだろうか。

 私がここで思想に耽るようになってどれだけの月日が巡ったのだろうか。


 私が彼と一緒に過ごしたのはいつだっただろうか。


 世界を巡り、城下町を、街を、村を、辺境を、秘境を見た。

 道中ではこちらを襲ってくる魔物を、龍を、精霊を、獣人を、人を殺した。


 それらを終えて得たものは、何事にも負けぬ強大な力と彼との過ごした幸福な時間。

 しかし旅も終わり、今はこの家に一人で過ごす毎日。


 それもあと何日で終わるのだろうか?

 空気が少しずつ汚染され、植物も所々枯れてきている。

 ただ願わくば……あと少し、あと少しだけこの時間が続いてくれないだろうか。


 彼と過ごしたこの世界、その踏ん切りがつくまでもう少し。もう少しだけ――。






 ――――――――――


 勇者が金髪の老人と一緒にヤクサルと戦い始めたとき、ソヤンダルは感じていた3つの魔力の一つの現場に辿り着いていた。

 走っていた足を止めて右を見ればサイクルモンキーやロイドッグ、人間かグールの死骸が。左を見れば崩れ落ちたいくつもの建物…………。正面を見れば襲いかかってくる魔物を斬りおとす黒髪の少女。

 剣を振って血を払うとそのまま鋭い殺気がソヤンダルを貫く。


 B……いや、Aレート以上はある。息一つ切らしていないところを見るに全くと言っていいほど力を使ってない。魔物を倒していることから敵側ではないと思うが、味方とも限らない。

 しかし、こちらも聞いておかないといけないことがある。


「そこの少女よ、お主は魔物側か? 人側か?」」


 手元に魔力を込め愛用している杖を取り出し、そのまま杖に魔力を回す


「魔物側だったらこの街をさっさとぶっ壊している。そして人側だとしたら……過去の私を切り捨てにいくんじゃないかしら?」


 どちらにも属していない。それはこの場においては不確定要素でもあり、無理に戦う必要性も皆無だ。

 それでも儂にとって譲れないものがある。


「もう一つ……いや。これだけ聞かせてくれまいか? この辺にあった家屋はお主が壊したのか? それとも魔物か?」


 杖に回していた魔力を止めて、眼に魔力を回し始める。


「その答えは半分当たっているし、半分違っているじゃ駄目かしら? ルルシャルナの(・・・・・・・)魔法ギルド長(・・・・・・)さん」

「――関わっている、それだけ聞ければ充分じゃ。そこの建物の瓦礫から見える酒瓶を破壊した罪…万死に値するぞ、女」


 魔識眼で少女を見たソヤンダルは、闇魔法で変身した女性ということを見抜いて手加減して制圧することを選択肢から除外した。


 闇魔法を使える、もしくはそれを使える何らかの手段があるというのはこの世界において忌み嫌われている。

 それは魔法の効果が他の属性に比べて一際異彩を放っているためだ。敵を攻撃する魔法は当然として、精神への攻撃、状態への攻撃、果てには生物を支配する魔法まで扱えるという記録が残されている。


 二人の魔力が一瞬消えたと同時にその場から姿を消し甲高い音が響き渡る。

 空中で魔力を纏った剣と杖がぶつかり合い双方が睨み合っていた。




――――――――――


 勇者とソヤンダルの二人と別れたナキはもう一つの高い魔力を感じ取った西地点、ではなくルルシャルナの街上空で眼下を眺めていた。

 ナキからすればこの街には魔物に占拠されて一度滅んでもらわないと困る事情がある。おいそれと手を出すつもりがなかったため傍観を決め込み、状況を一望できる空中に移動したのだ。


 土煙が上がっている北側には勇者が向かっていたはずだが、魔法を封じた勇者が当たっているのはヤクサルだろう。魔力眼で見れば、土煙の上がっているところには馬鹿みたいに大量の赤い身気が立ち込め、それに拮抗するように黒い靄が見える。

 気になるのはその靄の中に小さな穴のような切り取られた部分。Bレート同士の身気と魔力のぶつかり合いの中で、不自然の空白地帯はその二つを無効化しているということ。

 Bレートを無効化しているということは、それ以上の実力を持ち合わせている。

 恐らく街で見かけた二人のどちらかだろうとあたりをつけて別の場所を見る。


 南では上空からでも見える断続的な光と爆発が起きていた。両方とも白い魔力光からソヤンダルが戦っているのは魔物ではない。しかし実力は拮抗しているのだろう。魔識眼で視ても大して差がないように感じる。どちらが勝っても他の戦闘区域に助勢されかねないので時間が来るまでは二人で潰し合っていてもらえるとそちらを気にしなくて済む。


 そして西側、俺が行くことになっていた場所はいくつかの建物が地面に沈んでいた。魔識眼のまま視ると、地面全体に魔力が走り土魔法で沈ませたが分かる。

 でもそれだけしか分からない。魔識眼でそれしか分からない段階でBレート以上は確定、このタイミングでそんなのが出て来るとしたら―――。


「お前は敵か、それとも……味方か。答えろよ、魔法使い」


 魔識眼を維持したまま振り向くと、小さな少年がこちらと同じ魔識眼でナキを見ていた。




 勇者とヤクサルの戦いはかろうじて拮抗している状態だった。

 ヤクサルは金髪の老人に向かって水魔法やその肉体を使い攻撃するが、それを火魔法だけですべてを躱し打ち消す老人。そして勇者が身気で身体強化した肉体で敵に一撃を与えようと走り回っていたが、ヤクサルの崩れ落ちた肉体から生まれて来るグールによって邪魔をされていた。

 レートで言えば勇者に比べて遥かに低いグールでも、その出現のタイミングと数が問題でヤクサルに近付けないでいる。技を放とうとした瞬間に目の前で突然起き上がったり、遠距離からの技で攻撃すればヤクサルの周囲を無数のグールが壁を作り威力を殺す。その結果、大したダメージにもなっていない。


 何度かそれを繰り返した後、勇者は獣砲花でもう一度ヤクサルを攻撃する。グールの盾で攻撃を無効化したヤクサルは相変わらずダメージを受けていない。

 こちらの一番自信ある攻撃がこの様では倒すのに時間がかかりすぎる。


「それがお前の全力か小僧?」


 いつの間にか近くにいた老人に冷や汗が出るが、目の前にいるヤクサルから目を離さずに応じる。


「悔しいけどさっきのが今出せる大技だよ。あとは察してくれ」

「なるほどな……お前は面白そうだ。魔法は使わないのか?」

「俺はまだ魔法使えないんだよ、今練習中だからそこは触れないでくれると助かるな」

「身気を使えて魔力が使えないと来たか……ならばどうする? 俺が使えるのは火魔法での援護だけだ。決定打に欠けるこの状況でお前はどうする?」


 老人がこちらを試すような眼光で覗いてくる。それを横目で確認すると、両手と両足から力を抜いた。

 そして、勇者は笑みを浮かべて両手と両足に身気を纏う。


「お爺さん、火魔法使えるんだったらフレイムタワーもいける?」

「中級魔法だぞ、そんなの使えるに決まっているだろう。第一そんなものあいつには当たらん」

「それなら大丈夫、一度だけチャンスを作るから。タイミング逃さないでくれると助かるかな、本気を出さない(・・・・・・・)お爺さん(・・・・)


 その言葉に老人の口角が上がる。

 たまに上級魔法を織り交ぜて戦っていたというのに、それを見抜いた青年。

 ふっと抑えていた魔力が漏れ出す。


 街にいたすべての生物は、唐突に感じた強大な魔力に動きを止めた。

 そしてそれを間近に感じたヤクサルは魔力を放出しながら老人を睨み、勇者はその場で嘔吐してしまった。


「あぁ、悪ぃ。見抜かれたの久々すぎて漏れちまった。大丈夫か、勇者?」

「はぁ…はぁ……、マジか、爺さん。あんたなら俺ら軽く殺せるじゃん」


 今の感じた魔力はレートでいえばBレート級。ただし、魔力の密度が先ほどまでの戦いとまったく違った。

 ついさっきまでの老人が使っていた魔力密度を1だとすれば、今感じたのは100。


 使用した魔力量が変わらずとも密度が違えば威力も違う。それも実力者であれば感じ取れる。

 そして老人が最後に言った勇者という言葉。こちらの素性は最初からバレていたということ。


「まぁいいや。それじゃあ爺さん、今から…………1回だけ体勢を崩すから。その時に右足と頭にフレイムタワーよろしくね」

「断言するとは随分な自身だな、いいだろう。やってみろ勇者!」


 老人の言葉が終わると同時に勇者がヤクサルに突っ込むと、その邪魔をするようにグールが立ち塞がる。


「もうお前らのパターンは分かった、だから邪魔するなよ。『地烈破』!!」


 足に纏った身気が地面を蛇のように伝い、グールの足元で光った同時に地面が割れグールが姿を消した。

 そしてヤクサルまでもう少しというところでグールの壁が出来上がる。

 それを見た勇者は両手の身気を解放すると、腕の形をした巨大な身気の塊が両肩から生えていた。

 そして右腕を振りかぶってグールの壁に叩き付けて打ち破る。ヤクサルの姿が見えた瞬間、腰に構えていた左腕をヤクサルに打ち付ける。


「巨腕の一撃!」


 身気の塊で出来た腕が遂にヤクサルを捉えその体を吹き飛ばす。今まで一撃ももらっていなかったことに加えて、敵にならないと判断していた勇者に一撃を貰ったヤクサルは認識を改める。

 そして状況を考えて、二人の相手を同時に行うことは難しいと判断してその場を去ろうとした。


「逃がす訳ねぇだろ! そら、もう一撃だ」


 再び左腕に身気が集まり巨大な腕が形成されると、それをヤクサルに叩き付けようと再び接近する。

 それを見たヤクサルが笑みを受かべたのを金髪の老人は見逃さなかった。

 距離にして六メートルほどまで勇者が近づいた瞬間、事は起きる。

 地面から先が尖った無数の氷柱が勇者を串刺しにしようと現れた。


 中級魔法『アイスピラー』


 勇者との戦いで一度も見せてこなかった氷魔法を、ヤクサルはカウンターの要領で繰り出した。

 すでに攻撃のモーションに入っている勇者は悔し気な顔をする。

 勇者の実力では巨腕の一撃は一日二回が限界だ。ここで放てばヤクサルの体勢を崩せる攻撃手段がなくなってしまう。

 その時、勇者の耳に金髪の老人の声が届いた。


「詰めが甘い。だが、悪くない。光栄に思えよ小僧、最初で最後の支援だ。有効に使え!」


 金髪の老人が放った炎が勇者を包み込むと、薄っすらとオレンジ色の膜を張った。

熱を感じるかと思ったが、むしろ温かい。

 しかし膜自体の温度は違うらしい。氷柱が膜に触れた途端氷が一瞬で溶け、蒸発した。


 上級魔法『フレイムカーテン』


 高度な魔力技術を有していないと使えない上級魔法で、火に関しての扱いをマスターしていないと習得することが出来ない。

 そんな魔法を簡単に行使する金髪の老人に再び冷や汗が出るが、おかげでヤクサルに無事に接近することが出来た。


「今度は一人でお前に勝ってみせる。今回は俺の負けだが、守らないといけない人がいるんだ。次は絶対に負けない! 『巨腕の一撃!!』」


 ヤクサルの頭を捉えた勇者の一撃は脳を揺らして、一瞬だがヤクサルは意識を失う。

 それは強者にとって見せてはいけない致命的な隙を与えることになる。


「及第点だ、次に会える時はもっと強くなっていろ勇者!!」


 ボッ。


 ヤクサルの足元で小さな火が灯った瞬間、勇者は不発かと思ってその場で足を止めてしまった。

 そして、次に気が付いたとき勇者はその時の行動を一生後悔する。


 ゴゴゴオオオオオォォ。


 上空から見ていたナキは後にこう勇者に語っていた。


『お前の戦っていたところから立ち昇った火……じゃねぇな。炎が空高くまで昇ってきて俺に直撃したんだけどあれはお前の仕業か? クソ勇者』


 その場にいるのは三人だけだ。

 自身が放った魔法を、腕を組みながら観ている金髪の老人。その中央でもがき苦しみながら灰と化していくヤクサル。そして炎の竜巻が発生した際の衝撃波で金髪の老人の傍まで吹き飛ばされて気を失っている勇者。


 中級魔法『フレイムタワー』


 直径1メートルほどの炎が竜巻となって敵を焼き尽くす魔法。

 燃え盛る灼熱の中、ヤクサルは確かにそう記憶していた。詠唱をして放っていないため確証は持てなかったが、見たことのある魔法と非常に類似していたためそう判断できる。

 しかし、天高くまで昇り今まで戦っていたこの場所一帯を範囲としたフレイムタワーなど聞いたこともない。これは中級や上級といった枠には収まらない別の何か。

 大地で生まれ落ち、この世界では強者ともいわれる自分でも知らない魔法と似た何かを使用する金髪の老人。ヤクサルは最後まで苦しみながらも彼を睨みつけて灰と帰した。


「上級魔法の威力で抑えるつもりだったんだがなぁ、加減間違えたわ」


 足元の勇者を見下ろしながら金髪の老人はぼやく。


「どうすっかなぁ、こいつ……」


 助けてやる義理はないが、放って死なれるのはいささか勿体ない。

 勇者が身に着けている革の鎧を掴むと、そのまま魔法ギルドの方向に力任せに放り投げた。結界内に届けばその中にいる連中がどうとでもしてくれる。


「当初の目的は達成できず、面白い奴を何人か見つけた。外れ半分、当たり半分となると最近の中では上々のほうか」


 西と南に向かった連れの二人のどちらかに向かうか悩んでいると、南の方で金属同士の衝突音がここまで響いてきた。

 南に向かったのは剣馬鹿だったはずだが、魔物でそこまで強い奴はいなかった。となると予定外の何かが起きたと考えるのが自然か。

 難癖つけられるかもしれないが、行かないよりは確かめた方がいいだろう。

 もしかしたらまた面白い奴がいるかもしれないし、ここにいる意味ももうない。そうと分かれば剣馬鹿と合流するとしようか。もう一人のチビは頭が回るからそんなに心配もしていない。

 首を鳴らして南に体を向けると、その場に風を起こして姿を消した。




――――――――――


 勇者とヤクサルの戦いが終わった頃、街の南で感じていたBレート以上の気配の主と思しき人物と激しい戦いを繰り広げていた。

 最初は魔力を纏わせた杖を武器として何度も(つば)競り合いをしていたが、途中からソヤンダルは遠距離からの魔法攻撃に切り替えて黒髪の少女を近づけさせない。


 理由はいくつかあるが、一番はやはり杖に(ひび)が入ったことだろう。何合と打ち合い、攻め切れないことを感じ始めて少しすると唐突に杖から嫌な音が聞こえてきたのだ。

 それと同時に目くらましと牽制を兼ねて様々な魔法を放ち、遠距離からの攻撃にシフトすることに成功した。

 ただし、相手の力量が予想よりも高かったのが予定外だ。

 初級、中級、上級魔法を織り交ぜながら敵を無力化させようとここまで戦っていたが、すべてを正面から斬り伏せることを誰が予想できたことだろう。


「なんという馬鹿馬鹿しいまでの強さじゃ、まさか上級魔法まで切り裂くとは思わなんだ……」


 動きを止め、杖を構えたままのソヤンダルを空中で確認すると瓦礫の上に着地した黒髪の少女。剣を水平にして右肩に構えると、どんな挙動も見逃さないと鋭い目つきで口を開く。


「手加減しているくせによく言うわ。その程度の魔法ならCレートの冒険者でも使えるじゃない」

「使うだけならそうじゃろうが……それを簡単に防ぐ。それも魔力を通した剣で相殺するとなると、昇華した身体(うつわ)でないと無理じゃ。となるとBレート以上となるが、おかしな話じゃ。ギルドに登録されているBレート以上の者はすべて頭に入っているが、お前のような女はとくと思い当たらん」


 杖に再び魔力を込めて地面に突き刺す。


「何者だ女? Aレート以上の力(・・・・・・・・)を持つ奴が儂の記憶にないとなると大地の者じゃない。答えろ、闇魔法の使い手」

「……なるほど、ギルド長ってただのおかざりかと思っていたけれど貴方は別みたいね。でも一つ勘違いを正しておこうかしら」


 瓦礫から降りて地面に立つと剣を鞘に納める。


「闇魔法以前に、私は簡単な初級魔法しか使えないわ。こういえば察しのいい貴方ならすべてを説明しなくてもいいかしら」


 身気を纏わせソヤンダルの杖と同じように地面に突き刺す。


「それが真実ならばな。ただし、それでもお前がどこから来たのかまでは分からんのだが?」

「そこまで話す必要性はないと思うのだけれど? むしろそちらの実力が聞いていた話と食い違って戸惑ってるぐらいよ。貴方はAレートだと聞いていたのに――これじゃあ決着がつかないはずよね」


 懐に手を入れて巻物を取り出すと、それを空中に投げる。途端に巻物が燃え上がって消え去ると黒髪の少女の体が光り始める。


「これで三重掛けよ? 今ならSレート並の速さがあるのよ、私。それに食い下がるどころかまだ拮抗できているとくると脱帽もするわ。この化物め」


 その言葉にソヤンダルは右眼から魔力を溢れさせて笑みを浮かべる。


「それは酷い言い草じゃの。儂はただの酒好きな好青年じゃよ」




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