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姫と従士の思い出旅行 《メモリーズ・トラベラー》  作者: 月城 裕也
1章 時計塔の街 ルルシャルナ
12/15

11-⦅追憶編⦆


 ガサガサと何かがこすれる音がする。

 深く沈んでいた意識が覚醒し閉じていた瞼を開くと、先ほど感電死させたと思っていた二人が起き上がろうとしていた。


 どれくらい寝ていたかと太陽の位置を確認すると、大体三時間ほど寝ていたようだ。まだ寝ていたいのだが、目を覚ましたせいか腹が鳴ってしまった。

 しかし、今までと違って寝起きに丁度いいスープをつい先ほど入手したばかり。寝起きが悪いと散々言われている俺でも、今日ばかりは機嫌がいい。

 体を起こして近くにあった枝を集めて、石で小さな竈を作ると両手に突如出現した寸胴鍋を置く。

 枝に火を灯して少しするとスープが程よく温まる。自作のお玉で(すく)って味見をすると体の芯から温もりが広がっていく。


「やっぱり美味いわこのスープ……。特に寝起きが最高だ、これ。何かトッピングできる材料あったかな?」


 次々と手から野菜やら肉が出て来るその光景は奇怪な奇術師のようだ。

 不意に背後で気配を感じ、殺気を放つと同時に手に出現したナイフを気配に向かって放った。


「ぎゃあああぁあぁああ!! 儂の大事な酒瓶が割れた!!」


 例の如く食い意地の張ったソヤンダルであったが、ソラメは市場に売っておらず今手元にある分しかない。

 このスープはこれからも定期的に作れるという保証があるわけではないので、貴重なスープを誰かに分け与えるなんてことはしない。強制的排除をも厭わない方針である。

 よって―――。


「おいナキ………その右手に集まっている魔力をどうするつもりだ? そしてなぜこちらに右手を向ける?」

「変なことを聞くな? そんなのお前をここから消すための上級魔法をプレゼントするためだろうが。そら、一片死んで来い『デヘス・アイスロック』」


 右手の魔力が霧散した瞬間、空中の至る所から氷の矢がソヤンダルに向かって放たれる。

 ソヤンダルも当たるまいと必死に逃げまどっているが時間の問題だ。何故かって? それはまた魔法を放つために右手に魔力を集めているからだ。


「追撃だ、俺がスープを満足するまで死んでていいぞ。『デヘス・アイスロック』」


 今なお放たれていた矢が増え、隙間なく放たれてソヤンダルに向かっていく。

 転移魔法で逃げられ可能性も考慮しているがそんな心配はいらない。なぜなら俺が投げたナイフが刺さっている木の幹、あそこから半径100メートル以内の転移魔法を無効化するからだ。知人が作った魔法道具がこんなところで役に立つとは思わなかった。現に転移魔法を発動させようとしたのか本人は慌てている。


 氷の矢が止むと、矢が全身を貫き微動だにしないソヤンダルの氷の彫像が出来上がっている。これで邪魔者はいなくなった……と思っていたが、ふと電撃を喰らわしたのは二人だったのを思い出す。


「これ味噌汁じゃん!! え、なんで? なんで味噌汁がここにあるんだ!?」

「何勝手に食ってるんだ勇者!!」


 慌てて寸胴鍋に触れてスープを消すと勇者がナキに掴みかかる。


「味噌汁を食わせてくれナキ!! あれは俺の故郷の味に似てるんだ!!」

「味噌汁? さっきのはメートロっていうスープだがお前は知っているのか……つか何でお前にやらないといけない。あれは俺のスープだ!」


 魔力で吹き飛ばそうと体全体から放出させるが、勇者も魔力を放出させて相殺し合っていた。

 え、何こいつ? 目が怖いんだけど……。


 勇者は久しぶりに食べた懐かしい味に意地でも食べるという無駄な執念から、必死にナキと掴み合っていた。食に煩いナキとしても今の勇者は普段とは違う迫力に少々引いてしまう。


「材料がないからもうねぇんだよ! 悪いがさっき勇者が食ったので最後だ!!」

「さっきまだ寸胴鍋に大量に入っていたはずだ、それでいいから食わせろ!!!」


 勇者の握力が増してナキの手が悲鳴を上げる。戦闘職とはいえ前衛と後衛では求められる力が違う。近接と遠距離で戦う筋力差は比較するのも馬鹿らしい。

 そして口調も普段とは程遠いほど荒々しい。

 しかし、あのスープは絶対に渡さない。継続的に手に入る材料で作ったものならまだしも、限りがあるもので作られたスープ。それを渡すぐらいならば――。


「クソ爺! 勇者をおとなしくすれば伝説の酒『火竜の爪』を一本くれてやる!!」


 パキッ。

 氷の割れるような音がしたかと思ったが、そこから何も変化がない。どうやらまだソヤンダルを刺激するのに必要な材料が足りないようだ。これ以上は魔力だけで勇者を抑えられない。


「そうか、いらないというなら仕方がない。確かレイサヌの親父にまだ挨拶していなかったからな、そのときの土産に持っていくとしよう」


 パキパキパキッ。

 先ほどよりは大分音が大きくなったがこれでも駄目らしい。

 本当に殺したくなってきた……あの野郎。


「そういえば『火竜の爪』を手に入れたときに幻の鳥『ドンドナ』の卵も手に入れていたんだったな。クソ爺には勿体ないし、レイサヌと一緒に食うとでもするかなぁ」

「酒も卵も儂の物じゃぁぁぁ!!!!」


 ガシャンと氷が吹き飛んだソヤンダルは、勇者に向かって一目散に風魔法を放つ。

 小型の竜巻が三本勇者を巻き込んだかと思うと勇者は草原に向かって飛ばされていく。

 中級魔法ストーム・ホール。小型の竜巻が標的に向かって自動追尾で敵を飲み込み、その風の力で敵を吹き飛ばす。

 一本でも強力だというのにそれを三本。勇者がナキに気を取られていたとはいえ容赦のない攻撃である。


 覆いかぶさっていた勇者がいなくなったことで体を起こす。

 そっちの趣味はないというのによく取っ組み合いになるのは男ばかり。しかもその内の七割は勇者ときたもんだ……泣きてぇ。三割は誰かって? 言わせるな……思い出したくもない。

 ひとまず向こうで勇者とソヤンダルがドンパチしているのを確認して消した寸胴鍋を再び取り出す。

 勇者め、食ったのは少しだけかと思っていたが鍋の中が大分減っているじゃないか。


「………仕方ない、材料に限りはあるが一杯ぐらい恵んでやるか」



――――――――――



 ナキが隔絶世界に飛ばされる少し前のこと。

 ラシアはシンシアを連れて街の東側にある民家に来ていた。

 宿にまったく帰ってこない勇者に二人は心配していたが、勇者がソヤンダルの元で修行をしていることをシンシアに伝えてあるのでそこまで大変な事態には陥っていない。


 ナキのことに関して、シンシアからは何も聞かれないがフラストレーションが日々溜まっているのをラシアは感じていた。

 今ナキに会うと目も当てられなくなるのは目に見えている。困ったものだ。


 そして民家に来ている理由は簡単で、ここにいる住人に用があった。

 シンシアが酒場や街の商人などに聞き込みをした結果、この民家に住む住人は数カ月前に一度失踪して街から姿を消していたそうだ。しかし、10日前に突然家から住人が出て来たらしく旅行に出ていたとその住人は言っていたらしい。

 そこで終われば特出すべきことは特に何もないのだが、何人かが気になることを口にしていた。


『あそこの住人は毎日体のどこかに泥がついているんだよ。家族全員で泥遊びでもしているのだろうか?』、と。


 家族に子供がいて、その子供が泥だらけならば話は分かる。しかし、親まで泥だらけになる。ない話ではなくてもそのまま外出するだろうか?

 考えられるのは魔物が人間の振りをして人間生活に溶け込んでいること。

 理由は分からないが、接触してみないことには推察することもできない。

 敷地内に入ると妙な臭いが鼻についた。


「なんだか変な臭いがするんだけど何かしら…………シア?」


 シンシアはこの臭いが何かを知っている。

 王都で何度も嗅いだことがあり、決して忘れられない臭い。

 家に近付くにつれて強くなるこの臭い、その元をラシアに見せることは出来ないだろう。彼女には刺激が強すぎる。


「姫様……申し訳ございませんが外でお待ちいただいててもよろしいですか? 中には私一人で――」

「いえ、私も参ります。シア、危険から私を遠ざけようとしてくれるのはありがたいけれどいつまでも私は籠の鳥じゃないわ。だから大丈夫、目を背けたりしないわ」


 臭いに顔をしかめ手を口と鼻に手を当てるも、力強い眼でシンシアを見る。

 その言葉とラシアの目に、シンシアはお転婆娘と言われていたラシアが変わったことに感動していた。


「分かりました、ただし条件があります。ここから先、何を見ても決して叫ばないでください。何が起きるか分からないこの状況で冷静な判断が出来なくなった瞬間、その者が一番に死にます。これから向かう先はそういうところだと思ってください」


 家の扉の前に立つとシンシアは意識を切り替える。

 もうここが庶民の住む家という認識をすまい。この臭いの原因は――。


 ドアを引いてゆっくりと中の様子が明かされていく。

 ラシアはその瞳を大きく見開き、シンシアは目付きを鋭くする。

 扉を開けた瞬間臭いはより一層酷くなり、目に入る光景は勢いよく壁に散布されたかのように赤い血。

 そしてその血の主であろう本人は、体のあちこちが食い荒らされて横わたっていた。服装からするとどこかの貴族かと思われるが、首から上が存在しないため誰か判別することもできない。

 しかし、この死体は新しい。つまり今さっきまでこの人物は生きていたということ、これが指すのは……。

 廊下の奥からベチョベチョと何かが這いずって来ている。


「マロドンナ……、それも一体だけじゃなく四体」


 Cレートのモンスター、マロドンナ。

 体全てが泥で出来ており、体の中心にある大きな目玉が特徴で肉食型の魔獣である。中でも人を好んで襲うことから、ギルドから優先駆除対象に指定されている。


「姫様……ここから撤退します、どうやら私たちは入ってはいけない魔窟に侵入したみたいです」

「まったくもってその通りだ、女」


 背後から聞こえてきた男の声に二人が反応する前に、二人の横を何かが通り過ぎた瞬間マロドンナ四体が燃えていた。


「誰だ!?」

「その前に早くここから離れろ、俺の手を煩わせるな」


 姿は見えないが、廊下の奥から次々と出て来るマロドンナに向かって火炎魔法が飛んでいく。倒しても倒しても現れるマロドンナにラシアたちもその場を離れる。

 外に出た瞬間、今度は四方から鋭い爪を振りかざす凶悪な顔の猿が二人に襲い掛かってきた。

 ラシアが驚きに固まる中、シンシアは風魔法で鎌鼬かまいたちを発生させて猿を切り刻む。だが完全に仕留めきれなかった猿が何匹かそのままラシアたちに襲い掛かる。


「詰めが甘い。噂とは違って(・・・・・・)弱いな、あんた」


 男の声が聞こえた瞬間、猿たちは細切れに切り刻まれる。何が起きたのか理解できなかったシンシアの傍に、金髪の眼鏡をかけた老人がいつの間にか立っていた。

 突然現れた老人にラシアも驚いているが、老人の周りに火の玉が無数に現れ家に向かって打ち込んでいく。

 それは魔法を扱うシンシアから見て、背中に冷や汗が伝うほどの衝撃を受ける。自分の技量を上回る魔力練度、魔力眼で見た老人の底が見えない魔力量。

 そして圧倒的なほどまでの戦闘経験の差。


「ったく、あの小僧を付けているときに急に呼び出されて何かと思えば……。(白とまではいかないが、今回の件には関係ないのか? 断定するには早いが、まずは目先の問題を片付けるか)」


 家が燃え盛り、生き物が焼けるような饐えた匂いが漂う。さっきの入口にいた死体から発せられる量としてはあまりに多い。その正体が何かを引きずる音と共に姿を現す。

 体のいずこかが欠け、体に穴が空いている。体が焼けているにも関わらず顔には生気がない。


 Eレートモンスター、グール。

 死体に魔物の魔力が宿り魔物化した低ランクモンスター。

 すでに死人の為、魔物の魔力元となっている核を潰さない限り体が粉々になっても再生を続ける。


 そんなモンスターが腐肉を焼かれながらこちらに向かってくるのだ。ラシアとシンシアでもあまりの臭気に嗚咽を漏らす。


「臭ぇな……流石の俺でもきついぜ。一体何百体潜んでいたってんだ?」


 老人が目を細めて瓦礫の山と化したさっきまでの家があった場所から、次々とグールが現れる。周りの家からも壁を突き破りグールが出現してラシアたちに向かってきていた。


「何ですかこれは……なんで街中に魔物がこんなにいるのですか!!」


 先ほどまで通りを歩いていた人も魔物に姿を変えて三人に襲い掛かる。

 Eレートのロイドッグ、グール。Dレートのサイルモンキー。

 街中にいていいレートのモンスターじゃない。ましてやDレートモンスターなんて一匹でも街を半壊させることが出来るだろう。


「おいおい、どういうことだ? 魔物はここともう一か所の巣にいるって聞いていたが……この数はそれだけじゃ説明がつかない」


 向かってくる魔物を火炎魔法で次々と灰にして燃やし尽くす老人は、敵を殲滅しながらどうすればいいのか考えていた。


 さきの魔法を見る限りシンシアはCレートと同等ぐらいの強さだが、まだまだ魔術技量が甘い。ラシアの力量は分からないが、戦闘慣れしていないのは最初のサイルモンキーに襲われたときに分かった。

 となると二人は足手まとい以外の何物でもない。


「おい女共、これから道を作ってやる。だからさっさと勇者と合流しちまいな。この街はもう死ぬ、その前に全員で脱出しちまえ」

「なんで勇者様のことを!? それにこの街が死ぬってどういうことですか!」

「話している暇はない、あとは自分たちで面倒を見るんだな」


 老人の魔力が高まると同時に強烈な風が通りにいた魔物をすべて吹き飛ばす。


「道は作った、あとは勝手にするがいい」


 老人が二人から意識を外すとそのまま近くの建物を駆け上がりどこかに行ってしまった。


「っ! 姫様、ここから脱出します! ついてきてください」

「分かりました、お願いします!」


 魔物の猛攻が止み、通りにいた魔物がいまだ起き上がれていないのを確認してラシアとシンシアは走り出した。そして少し走った後に時計塔のある広場に辿り着くと、そこには魔物に蹂躙されていく人々と建物があった。

 

「街が……」

「………姫様、いかがなさいますか? ここで戦えば後続の魔物も追いついてきて更なる大混乱となります。そうすれば――」


 遠回しにここから離れることを進言しているシンシアにラシアは唇を噛む。

 ラシアにも分かっている。確かに今ここで戦えばまだ生きている人たちを助けることが出来るだろう。だが、後続から向かって来ている魔物が広場に来るのもそんなに時間はない。ここにいる魔物を倒している間に後続の魔物が来れば自分たちの命さえ危ういのだ。

 民の命と自分の命、王女としての使命を考えれば目の前の救える命を救わなければいけない。

 しかし、一つだけ気がかりなこともある。この数日会っていない勇者の安否だ。

 魔法ギルド長が特訓をつけているということは恐らく今も一緒にいることだろう。だがこの状況では一度合流しておいたほうがいいのもまた事実。そうなるとここにいる者たちは見捨てないといけない。

 数秒の葛藤の末、ラシアは顔を伏せながら声を出す。


「魔法ギルドに向かいましょう……、勇者様に何かあれば私たちの旅の意味がなくなってしまいます。糾弾や責めはあとでいくらでも受けます」

「姫様、それは貴方だけの責任ではありません。その時は私も一緒に――」


 顔を伏せたままではあるが、小さな声で「ありがとう」と聞こえると二人は広場を後にした。

 そしてその光景を建物の屋根の上で見ている三人の男女がいた。


「あれ……見抜いた?」

「いや、偶然だろ。さっき見たあいつらの力じゃあ、魔眼も使えてせいぜいが魔力眼だ。あれの偽装は魔力眼じゃ見抜けない、それに今のやり取りじゃあ腹を括って責任を受ける覚悟もあった。まぁ……面白いんじゃないの?」


 金髪の老人が走り去っていく二人を見ながら口の端を吊り上げる。

 それを見て黒髪の少女は腰に手を当ててため息をつく。


「あんたのことはどうでもいいけど、それで――あいつら(・・・・)だったの?」


 嘘は許さないとばかりに少女は老人を睨みつける。

 老人はその視線を受けて頭をガシガシと掻き始める。


「黒……ではないな。ただ、あの二人に会う前にお前と一緒につけてたあの男は油断ならない。正直疑ってもいるがこれには関わっていないだろうし……」

「つまり、誰がこれを起こしたか分からない」


 赤髪の少女がボソッと言うと、老人はガクッと首を折る。

 事実その通りで、三人でこの街の失踪事件を調べても魔物が潜んでいるのは分かってもついぞ原因が分からなかった。


「そういや、お前の兄貴がいたって件は関係なかったのか?」

「分からない、あのあと探してみたけど一度も見つからなかった」


 赤髪の少女の兄は聞いた限りではずいぶん昔に死んだはず。

 

『死者は決して蘇らない、神であろうともその理は曲げられない』


 どこかの遺跡に刻まれた一文だ。大地に住む皆が伝聞や本で知り、生き物たちは今を必死に生きている。


「誰だか知らないけど……兄さんを侮辱するなら許さない」


 チリッと魔力が高まると、少し離れた場所にある屋根が砕ける。

 広場にいた魔物と襲われていた人間が一斉に放出されている魔力元である赤髪の少女を見上げる。


「ここまで被害が広がってしまったらこそこそと隠れる必要もないし、少し派手に暴れましょうか」

「いいねぇ、ずっと力を抑えてたから体が鈍ってしょうがねぇ」

「気分が悪いから、全員殺してあげる」


 三人の姿が消えて少しして、三カ所で爆発音が響き渡る。

 半日が経ち、夜の帳が落ち大きな月が地上を照らし出す頃には時計塔の街として有名だったルルシャルナは廃墟と化した。




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