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MP0(ゼロ)の邪神さま!!  作者: カノン♭
【第一章】無貌の神、ニャルラトホテプ
1/24

01【お話の始まり】

初めまして、カノン♭です。

違うサイトで二次創作をやっている者で、

このサイトでは処女作さん。

まだまだ不慣れで、作品も拙いですが

一緒にクトゥルフ神話の神々を愛でましょう(笑)


※この作品は作者の独断と偏見で出来上がった

妄想の産物です。よって皆様の中には

『こんなの違う!』と思う読者様もいらっしゃると思いますが、そこはどうか大目に見て下さると

嬉しい限りです。

彼は万物の王。

王は混沌とした空間の中、静かに寝息を立てている



彼は万物の王。

深い紫に染められた玉座にて、それは小さく口を開く





「______。」





その声は、我ら人間が聞いても理解する事は

不可能であろう。

それは何やら奇怪な声であった。

いや、声と呼べるのかさえ疑問であった。



ただ、それは何者でもない深い闇から

沸き起こる不浄の言葉。

それだけは、この吐き気を催す暗黒の世界と

相まって愚かな種族である我々はようやく理解

できるのだ




彼は万物の王。

知恵ある物は彼の名をこう呼んだ。








『魔王、アザトース』


と。




「__ル___テプ...」


魔王アザトースはボソボソと小さく口を動かした。

それは決して美しくも、曲調も無い音楽の中で

異様に響いた。


「ニャルラト、ホテプ...我が、息子よ.....。」


アザトースを崇める異形の者達の幾人かが

そのか細い声を聞き、弾けるように道を開ける。

口に出すのもおぞましい不気味な者達の肉壁で

築かれた、その道に『彼』は居た。


今まで、玉座の間の壁に背中を預けていた彼は

酷く緩慢な動作で動き出す。今にも口から零れる

欠伸を噛み砕くように頬の筋肉に力を入れ、

そっと魔王の元へと膝を立てた。


「お呼びでしょうか、お父様。.....あぁ、お父様。

私めは此処ですよ、貴方の息子は、ニャルラトホテプは此処におりますよ。」


彼の父親は盲目である。

息子であるニャルラトホテプは己の存在を

父親に知らせるため、そっとその腕に触れた。

その甲斐あってかアザトースは静かに息子が

居るであろうその空間に顔を向ける。


「お父様、何用で?」


ニッコリと、濃い紫の瞳を細めると父親は微かに

微笑んだような気がした。そして要件を伝える為に

おぼろげな言の葉を紡ぐ。


「...腹が、空いた.....」


息子はヒクッと口元を引き攣らせ、それでも

微笑みは絶やさずに静かに返事をすると一礼し、

異形の信仰者達に鋭く声を張り上げた。


「お前達!聞いたろう!!アザトース様は御食事をご希望だッ!さっさと作れ!!!!」


それだけ叫ぶと慌てる信仰者達など目もくれず

カツカツとニャルラトホテプは広間から姿を消した。

胸の内で散々、己の父親に対する悪態を

吐きながら...。

お読み下さりありがとうございます!

これからちょくちょく書いていきますねっ!

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