プロローグ
この残酷な世界を僕は1人で生きて行かなきゃならないんだ
高校に入学した頃、僕は自分の存在意義について考えた事があった。
確か、障害者で養護学校に通っている俺が生きる道なんて、どうせくだらない物だろうな。なんて切り捨てて居た気がする。
昔から、いや寧ろ子供だからこそ、俺の心は純粋に感じて居たのだろう。
自傷行為は子供の頃からしていた。
切れたら喉を潰すぐらいに叫んで、壁を殴り、毛を抜いた。
異常、普通に考えたらそんな事は異常以外の何物でもないのだろうが、感情的に動いて居た俺からすれば、それが当たり前だった。
昔から、妄想癖はあった。
アニメの世界に自分を立たせて、自己満足に浸り、自分に足りない何か、完璧な物を追い求めて居た。
そして、明らかに変わったのは中学生の頃からだった。
小学生の頃は先生に毎日の様に叱られていた。いや、今そのことを教育委員会にでも言えば体罰にでもなるであろう、子供の俺からしたらただの暴力だった。
だからこそ、中学生に成った俺はお利口で居るのを、媚を売るのを、先生に好かれて、周りのリーダーシップ取る、そんな誰かが求めて居る俺を。
それからは簡単だった。友達の必要性を問う様に成り、友達の定義を求め、自己満足の為に動き、他人を嫌う。
そして、高校に入学してから、また変わった。
今度は人を騙した、人を欺いた、人にまた、媚てしまった。
そんな俺が、俺は嫌いで、リスカをした。手首を、腕を傷つけた。
そう、これが俺の世界なんだ。
かなり、久しぶりの投稿になります。
今回は自伝的な話になります。
信じられない人は信じなくてもよろしいです