六課
六課
正式名称は警視庁過適合犯罪対策課。過適合者による犯罪を専門に取り締まる独自局。
彼等には幾つかの特権が与えられており、代表的なものとしてEinsの疑似武装がある。
ヒーローを管轄する七色機関とは、元より軋轢が生じており、六課は七色機関をも敵視している。
《鷹》
来海鷹雄 32歳
立場上は六課の責任者となっている。厳格とした警察内での自由奔放とした立ち振る舞いが目立ち、他の部署からは奇人として避けられている。
《虎》
古賀虎継。 46歳
ヒーローの息子が居たが、二年前に《永久切》こと萩原椚の手によって殺害された。その後、搬送中の遺体が何者かによって持ち去られており、言葉には出さないが、息子の遺体の行方を追い求めている。
《鶴》
長内芽鶴 25歳
アパートの大家を兼任しており、その一室には二年前まで夕藤茜が暮らしていた。
元七極彩の黄であり、たった一人の生存確認者である庄土葉洸と、今も連絡を交わせる唯一の存在。
古賀虎継と並んで好戦派に代表されている。
《馬》
大馬保則 20歳
就職と同時に六課配属となった稀有な人材。
ただし、不真面目であることを美徳とするような屑で、遅刻常習犯。
《猿》
野猿幸太 28歳
大馬保則と同時期に六課転属となった。既婚者。
過去、交際していた式咲叶子の死の謎を追っている。
叶子の経緯も含めて、自称何でも屋の元ヒーロー宮代桜と結託し、七色機関の裏側を探ろうとしている。