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わたしのせんせい

作者: 活呑
掲載日:2026/01/17

先生は頭がでかい。

体もでかい。角もあるし、なんなら、顔も牛だ。

鼻ピアスは先生としてどうなの?と思うけど、校長先生はOKしたらしい。


体のでかい先生は、黒板に板書すると、わたしたちが文字が見えない。


すぐに問題になった。


プロジェクターが購入され、黒板はスクリーンになった。

先生は自席でパソコンをカタカタするようになった。

先生は指もでかいので、タイピングに綿棒を使っている。

あれで高速タイピングするので尊敬する。

マウスは使いにくいからトラックボール派らしい。

私たちもPCで授業にすれば、と、思ったけど、そんなお金はないらしい。

きょういくにはお金がかかる。給食費はただなんだからそれくらい我慢しなさい、

とお母さんが言っていた。




給食の時間。



先生だけお弁当だ。

お正月のお節料理が入ってそうなやつで、3段重ね。とにかく食べる。

でもお肉やお魚は苦手らしい。

それであの大きさなのは凄い。牛乳よく飲むからかな?




体育の時間。



先生の授業は体育館ではあまりやらない。

1度やって、床板が抜けたから。

いつもは穏やかな校長先生がゆでだこになった。


体育館で球技をやる時は、小さくなって見学してる。先生なのに。




放課後。



先生はたいていグラウンドにいて、残って遊んでる子たちを眺めてる。花壇の水やりとかしながら。

私は図書室で本を読むので、窓から先生の姿を眺めるのが好きだ。



今日も先生はでっかかった。

これ以上は大きくならないから勘弁してね、とか言ってるけど、

あと1サイズくらいは大きくなりそうな気がする。




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