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転生したらちびっ子になって、空を落ちていた件 〜もふもふたちのお世話はお任せあれ。ついでに悪もやっつけます!〜  作者: ありぽん


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7話 バカ神現れず、そして聞こえたのは……?

 いつも呼んでもないのに、勝手にやってくるバカ神だけど。これまた勝手に来て話しをし始めると、バカ神が来ていない時の、こちらの会話をよく知っていて、それについていろいろ言ってくるんだって。神の世界で勝手にこちらの聞いているらしい。


 それで、あれはどうした方が良い、これはこっちの方が良いんじゃないか、俺はこれの方が好きだ、なんて口を挟んできて、まぁ、煩いと。

 そうして散々邪魔をしたあとはお酒を持って帰り、また少しすると遊びに来て、こっちの話なのに邪魔をし、問題を起こし帰っていくと。


 ……何だろう? 勝手に来て問題を起こすのもあれだけど、神がそんなんに、世界の人々に関わって良いのか? そういうのダメなんじゃないの? 大体、プライバシーという言葉を知らんのか? というか、本当、本当に神かよ。


 だからねドウェインは、きっと今も私たちの会話を聞いているはずだから、今すぐここへ来いって言ったらいいって、私に言ったんだ。


『おい、聞いているのは分かっているんだぞ! 早く来ないか!!』


 ただ、それから何度かバカ神を呼んだドウェインと私だったけど、結局バカ神が現れることはなく…...。


『彼奴、次にここへ来た時はどうなるか、よく覚えておくといい』


 あ~あ、バカ神、次にここへ来たらドウェインに殺されるんじゃない? いや、神なんだから死なないか。まぁ、どちらにしろ、無事では帰れないだろうな。


 ドウェインが私のためにとっても怒ってくれて、私はそれがとても嬉しかったんだけど、どうにもドウェインは怒り過ぎちゃったみたいで。

 ドウェインの怒りの圧で、ここに住んでいる子供たちが泣き始めちゃったらしいんだ。それに大人も困っていて。


 私はさ、異世界で暮らすって事で、どんなに好きな魔獣でも、敵魔獣として戦うこともあるだろうし、人とも戦う事があるかもしれないって事で。

 どんな圧にも、精神攻撃にもやられないように、精神耐性や苦痛耐性をもらっておいたんだ。だからドウェインの圧に気づかなかったの。


 それでそのことを、あるグリフォンが伝えに来てくれて、どんな状況なのか知ってね。ドウェインはもちろんすぐに、圧をかけるのをやめたよ。

 だけど今度は、バカ神のせいで子供たちを泣かせてしまったって、この件でさらにドウェインを怒らせたんだ。


 だから、あれだけの圧を放っていたのに、まだまだそれ以上の圧をかけられそうなドウェインを見てさ。バカ神、本当にやられるんじゃないかと思ってね。


 でも、殺されないまでも、それくらいやられた方が良いかもしれないよね? どれだけ人や魔獣たち、他の種族の人たちに迷惑をかけてるんだよって話でさ。ついでに私も、そのお説教にさんかさせてもらって。うん、それが良いよ。


『はぁ、まぁ、彼奴のことは後にしよう。それで、お前はここへ来たらどうするつもりだったのだ?』


 あー、それについては……。15歳なら普通にそこそこ働きながら、スローライフを満喫する予定だったんだけど。この姿じゃなぁ。ドウェインが私を調べて、私は3歳って確認してるし。


 ここは話しを聞いているだろうバカ神が、もしも後で私の所へ来たら、話しを合わせてもらおう。というか、それくらいするのは当たり前では?


 私はこうすることにしたよ。本当はダメ神と一緒に、私が過ごす場所を見つけるつもりだったけど。でも今バカ神はいないし、私は行く場所がないってね。


『そうか、やはりそういうことになるか。分かった、リンの過ごす場所については、出会った時にも少々話したが。リンを受け入れ、そしてリンを守ってくれるであろう人間を知っているから、その人間に相談してみよう』


「あい」


 そう言えば、そんなことを言っていたよね。どんな人なんだろう? ドウェイン、なにからなにまでありがとう。


『ただ、会うまでに少々時間がかかりそうでな。それまでは私たちが住んでいるここで、ゆっくり過ごしていてくれ』


「あい、よろちくおねがちましゅ」


 良かった、何とかここに居させてもらえることになって。ドウェインには感謝してもしきれない。後で何かお礼ができたら良いな。


『はぁ、それにしても、本当に酷い目にあったな』

 

 まったくだよ。地球で殺されてからここまで、どれだけ迷惑をかけられたことか。


『よし、とりあえずだ。今、急いでする話しはこれで終わりだ。かなり長く話してしまったからな、そろそろルーファス所へ行かなければ』


 と、話が終わって安心したのか、急にトイレに行きたくなった私。昨日から今まで、私よくトイレに行かなかったな。


 私は急いで、トイレについてドウェインに聞いた。そうしたらその辺で済ませれば良いって。綺麗にする魔法、浄化という魔法があって。その魔法を使っていつもトイレの後始末をしているらしい。私の場合も、メスのグリフィンに頼んでくれるって


 急いで近くにいたグリフォンを呼んでくれて、私が隠れるくらいの草むらまで行き、トイレを済ませた私。この時ドウェインは、話していた場所で待っていてくれたんだけど。


 それはトイレを済ませた時だったよ。ちょっと離れた場所から、


『しょっちの、おててじゃないよ。こっちのおてて』


 という、小さな子の声が聞こえてきたんだ。

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