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2話 閑話
2話目です。次の話のための閑話となっています。次からスピードに乗せていきます。お願いします。
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家に帰ってからも校長の言葉は俺の頭を離れなかった。家族に尋ねてみようとも考えたが、おかしい奴と思われてもいやなのでやめておいた。
いつもなら2時間ぶっ通しで続けられる勉強も、全くと言っていいほど手につかなかった。
なので、今日はもう寝ることにした。夏特有の蒸し暑い空気が俺の肌を撫でていく。タオルケットだけ羽織ることにしたが、それすらもうっとおしい。俺の部屋にはエアコンがないので扇風機をつけているが、少しも暑さは和らぐそぶりを見せない。
それでも、ベッドの上でモソモソしていたら少しずつ眠気が襲ってきた。俺はそのまどろみに従うようにして、眠りについた。
ここまで読んで頂きありがとうございます!次話からが本番スタートです!どうぞよろしくお願いします!