8.超能力者がいるらしい & 短いあらすじ
今までのお話。。。目が覚めたら ここハザマハーラにいました。 世話になっている長レイの家の子 アルは少し訳ありの様ですが僕は優しい彼が好きです。 「アルって友達が出来たことがここにきて一番嬉しい」なんて言ったらアルに「僕も」って言われて 嬉しいやら 気まずいやら お互いに思春期男子にあるまじき発言をしてしまったので 今 僕たちの周辺は気まずい空気に満ち満ちています
おにぎりを包んでいた葉っぱをどうしようかと思ったら
アルが手を伸ばして受け取ってくれた
そして ポイっと木の根元に捨てた
牛が食べてもいい葉っぱなのかな?
沈黙が重い。。。牛の話をしようか?それとも。。。えっと
「えっと 温泉に入ったの楽しかったなあ」
温泉の話をしてみる アルもほっとしたような顔をしたから
やっぱり沈黙が重かったのかな?
「おお いいだろう あの温泉掘り当てた旅人が 俺んちの
何代か先の爺さんなんだ」
「すごいねえ!」
「うちの台所のちっちゃい泉は その爺さんのもうちょい先の
婆さんが作り出したんだぜ」
「えええ!!アルんちって超能力者の家系なの?
あ そんな能力があるから長やってるとか?」
「うーん それもあるのかな? でも 村にはちょっとした能力
持っている人は他にもいるぜ」
すごい!超能力なんて本当に存在するんだ!
本で スプーンを曲げる とか 封筒に入れた数字を見る というのは
読んだことがある あと 温泉をたくさん掘り当てたお坊さんとか
病気が治る泉を見つけた少女 とか 伝説的な人が居たことも知っている
でも 実際の超能力者なんて会った事はないし ちょっと会ってみたい と
思ったのが思わず口に出た
「すごい 今も居るんだ! 会ってみたいなあ もしかしてレイさん?」
「父さんかあ。。。父さんもある意味 能力あるけど ちょっと違うなあ」
僕が見たい と言ったからかアルがちょっと困った様子になっている
「アル 僕 なにか無理な事言ったんだよね? ごめんね 超能力って
もしかして 秘密にすること だったりした?」
「いや 秘密にすることじゃあないから 見せてやることできると思うぜ
ただ ちょっと 覚悟 というか 準備とかあるから 今ってわけには
行かないんだ ちょっと待ってな」
「うん 楽しみにしているよ」
やっぱり困らせたのかな と思うけれど いつか見せてくれるらしいから
楽しみにまっていようと思う




