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7.牧草地の木の上からは絶景(大袈裟)

ご縁頂きありがとうございます ありがとうは幸せを生む言葉♪

「牛のフンは べっとりしていて踏んだらとれないから気をつけろよ」


牛見えないけど フンはあるあもしれないんだね。。。

足元に注意しながら アルの後ろをついていくと どうやら 牧草地の

真ん中にある 大きな木を目指しているらしい

牧草地の中に 大きな木 その後ろに森 林?

カレンダーにでもあるような景色だ


「登ってみ? 靴脱いだ方がいいな 

 このこぶに足かけて あの枝に右手でつかまって。。。」

一挙手一投足 手取り足取り教えてくれるけれど上手くいかない

「だから この足をここにかけるだろ でもって 右手を、、、」


アルが実際にやってみて ホラっと言うように僕に場所を譲る


手足は確かに自由に動く といっても 30年前の自分に戻った程度

らしく 筋肉はついてないし 身体も堅い 。。。

それでも 一番下の枝にかじりつく 座ったら足が着くような高さ

だけれど 満足 している僕にアルがあきれたような目を向けて

「もう一つ上まで頑張ろうぜ」

といって お尻を押し上げてくれるから 僕も結構必死になって

少しだけ上の枝によじ登る もう 服の前がくしゃくしゃだ

「そこに座っていろよ」

アルが軽々と登ってくると同じ枝の先の方に座る

木の上で軽く飛ぶようにする様子に見とれる


木の上から見える景色 ちょっと高くなっただけなのに景色が変わって

見える 自分で変えた景色に胸がいっぱいになる

アルといると 諦めていた景色を見る事ができる

「ありがとう」


「ん 泣くなって」

言いながら アルは服の中からお弁当の包を二つ取り出した

僕の服の中に入れてなくて正解でした!


「危ないと思ったらもっと幹の方へ寄ったら

 安定する所あると思うぜ」

教えてくれたように 少し動いて 幹に寄りかかる 僕のお尻が

落ち着いたところで お弁当の包を一つくれる

何事も起こっていないようなアルに比べて 僕は

服はくしゃくしゃ 頭に汗をかいて 顔は涙で汚れている


風が気持ちいい 幹に寄りかかって目をつぶる

木って登ったらこんな気持ちになるんだ 木の感触ってこんな

なんだなあ


「ヒデ もう泣かなくていいのか?」

からかうように言ってくるアルに言う


「泣いてるよ 涙っていくらでもでるんだよね ここでは ()()()()()()って

 気がしないから  ずっと 泣いていられるもの

 でもさあ 感動って慣れるんだね 今日は歩いても それが当たり前って思った 

 今は その当たり前って思えるコトに驚いたりはしたんだけどね」


お弁当の包を開けてみたらおにぎりだった

ご飯にちょっとヒエとか入ってる

葉っぱで巻いてあるのが山の国のおにぎりって感じだね

中は漬物 ここにも漬物があるんだね


アルが身体をひねって森の方を指さしながら聞いて来る

「ヒデと使者は あの森の奥から来たんだろう?

 あの森の中に こことは違う世界につながっている場所があって そこを通って

 使者が来るって言われているんだ 使者とともに帰ってきた父さんに聞いた事が

 あるんだけど 覚えてないって言われちゃったんだ ヒデは覚えている?」


僕は目だけで森の方を見て答える 下手に動いたら落ちそうだからね


「うーん 森の中?ではなかった気がする 目を開けたら 空が広がっていたから

 もう その瞬間に泣いちゃったのかな? 

 気が付いたら 使者と歩いてたんだよね?」


「そうかあ やっぱり わかんないんだなあ」


「忘れちゃったのかもしれない 目を覚ましたのって昨日なんだけど 

 もう すごく 前な気がする すごくいろんなことがあったからかな? 

 ここに来て 本当に良かった 願い事が叶ったんだ 諦めすぎて 願うことさえ

 しなかった願い事がね 泣き虫って言われてもいいてっ思う うれし泣きだしね 

 沢山 うれしいコトはあったけど 

 アルっていう 優しい友達ができたことが一番うれしい」


空の方を見ながら 正直に言う

ここは”道草”だから そんなに長くはいられないかもしれない

伝えたい事は ちゃんと伝えよう と思うから

正真正銘の男の子なアルには ちょっと気持ち悪く思われるかな?っと

チラリと横目でアルの様子をみたら 


泣きそうが顔をしていた そして

「俺も ヒデが友達で嬉しい もうずっと前から友達な気がする」

っと言ってから しまった と思ったようで顏を赤くしていた


嬉しいけど こんな女子みたいなこと言っちゃってどうしよう。。。って

多分 アルも同じ気持ちになったんだろう

話した言葉の内容と反対に 僕もヒデも喧嘩でもしたように 

顔を合わせないようにして黙っていた


風が 木のはをゆすっていい音を立てる

すごく平和な風景だけど 僕の そして 多分アルの心臓も ドキドキしていた

と思う 


ホント 乙女か?って思うけど。。。男子です


エッセーも書いてみてます よろしければ。。。https://ncode.syosetu.com/n9041hi/

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