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6.故郷よりも体力がついている訳ではないようです

読んでいただけて幸いです

アルみたいにすごい事は出来ないのは分かるけれど 

アルみたいにぶら下がってみたいな

ほら よく 崖から落ちそうになって枝とかにつかまって持ちこたえる場面?

クリフハンガー?

僕もやってみようっと 僕よりも高い位置の鉄棒に飛びつこうとするけれど 

届かない アルが持ち上げてくれたから やっと鉄棒を握って


すぐに  ホスン と 落ちた 


一秒も持たなかった。。。あまりにあっけなく落ちたから おかしくなって笑った

アルも笑って その顔と声がまた可笑しくて 二人でゲラゲラ笑った


なんだか 可笑しくて 楽しくて 笑っているうちに涙目になって 

涙が出てきたけど それもおかしくて なんでこんな些細な事に笑っているんだ?

って 思うと笑いが止まらなくて ゲラゲラ 笑った


そのうちに チビたちが俺らの周りに集まってきて 同じようにゲラゲラ笑った

すごくかわいい笑顔としぐさに 笑いが止まらない


笑って笑って お腹がよじれるとか笑ってお腹が痛いとかって 初めてだよ!!


「あ~ ハラ 痛え。。。。笑いすぎだわ」

アルが言って もう一度 鉄棒に飛びついて 逆上がりをする

アルすごい!!っと拍手したら 

集まっていたチビたちもパチパチと拍手をする


アルが宙返りしながら降りる

ああ!!アル ホントに凄いよ 憧れちゃうよ アルに教われば 

アレが出来るようになるかもしれない


「アル! 逆上がり教えて!」

っと 頼んでみると チビたちも同じように 教えてくれの大合唱 

小さい子って こんなに可愛いんだなあ 小さい子が一生懸命にやっているのを

見るとまた涙が出てきた 



昼の迎えが来る頃には チビたちは逆上がりができるようになった

親たちに 逆上がりを見せて 親子でお礼を言って帰っていった


人気がなくなった鉄棒で もうちょっとと逆上がりに挑戦してみる

タイミングが悪いのか? 力がないのか? センスがないのか? 

ちょっと悲しくなって鉄棒につる下がる 

チビ達が使っていた鉄棒で足が着いているからか 今度は落ちないで

頑張れる でも 手が痛くなってきたなあ


「俺たちも帰るか? ヒデも疲れたろ?」

アルが声をかけてくれる

午後こそ アルは勉強じゃないの?っと僕が言う前に アルは教室の方へ

走って言ってしまった


僕は もう一回 鉄棒につる下がる 力が付かないかな?


アル 細いのに僕を持ち上げてくれたり 鉄棒から宙返りして下りたり

ビチ達の逆上がり手伝ったり 意外に体育会系? 運動会のヒーロー?

運動会って ここにもあるのかな?

僕は。。。運動会で「運ばれたこと」があったなあ 仮装競争のかぐや姫

輿こしに乗ってみんなに運ばれて 参加できたのは楽しかったな


アルが自分と僕の荷物を持ってきてくれた

「行くぜ」

っとアルに言われて 手を引かれて歩き出す

広場には 大人も子供も歩いている 

灯ろうから火をもらっていく親子が僕たちに手を振ってくれる 

さっきの子供だね アルも手を振り返している


坂を上って 紅葉の木を右手にみて 左の道へ入ればアルの家。。。

なのに アルはまっすぐ歩いていく どこへ行くの?っと 聞こうとしたら 

アルは顎でもっと先を示す ちょっと男っぽくてかっこいいねアル


アルが牧草地の中へ入っていく 朝 牛がいるって言っていたけど居ないね


「牛のフンは べっとりしていて踏んだらとれないから気をつけろよ」


思いがけない注意事項だ!


記憶の整理はまだ進んでいないけれど 多分 おそらく 牛のフンを踏んだ経験は

ないと思う 犬のフンくらいならあると思うけれど。。。



 


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