表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
可憐謌  作者: 豆腐。
6/6

始まり

半妖鬼という言葉が出てきます。半妖鬼とは鬼と妖怪のハーフです。

二人の間にはいるべきなのか…。考えている時、ふと眠気が襲う。




紅娜(べにな)

美しい顔立ちをした青年が私の顔を除き込む。何となく聖に似ている。

「結ばれないのかな…。鬼と半妖鬼(はんようき)。紅娜の場合、人間も混ざってるよね。ううん、覚醒していないから人間かな」

聖擬きは一人でポツリと呟く。

「紅娜の御両親はきっと認めてくれるよね。お母さんは半妖鬼でお父さんは人間だから…。認めてくれるよね?」

何を話しているのか分からない。





「…い、翠」

体を揺さぶられて目を覚ました。

ぼやけた視界に聖とボスが映る。

「翠、大丈夫?吾が輩、急に翠が倒れるから驚いたよ〜」

「すみません…。もう大丈夫です」

よっこらしょ、と起き上がった。

「あの、決着は?」

ボスは聖を睨んだ。

「翠が倒れたから決着は無しだ。俺が勝つのは分かっていることだが。それに、店内で暴れるのは良くないからな」

聖は首を傾げた。

「お店?」

「骨董品屋です。刀とか色々…。」

聖は「なるほど」と頷き店内を見渡す。

「翠、あの刀は何だ?見たことあるのだが」

入口付近にある刀を指差して聖は訊いた。

「椿丸という刀です。昔、鬼が使っていたという刀で椿が彫られています」

「その刀、吾が輩に譲ってもらえないか?」

人物紹介1

…骨董品屋を営む祖父がいる。何かの理由で両親は祖父に勘当され祖父に育ててもらっている。ここでは書いていませんが祖母は他界しています。また、容姿端麗、成績優秀、運動音痴の美人。高校二年生の設定。


ボス

…端麗な顔立ち。まだ若く、十代。鬼椿総長西園寺寿という名を持つ。甘党。テンションが高いグラサンという部下がいる


…容姿秀麗の鬼。一人称は吾が輩。妖鬼椿総長赤鬼ノ聖という名前がある。赤い袴を履く。

翠の祖父

…ボスにじーさんと呼ばれている。妻に先立たれた。歳のわりに元気で、町内会のリーダー的存在。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ