第一話 戦術携帯電話式魔法使い
戦術携帯電話を手に入れた一人の少年、この師になる中年男性から習いつつ、強化系、回復系、攻撃系を持つ。
高橋信太
「一生に一度の選択肢だ、考えて話せ、自己犠牲と他者の犠牲、どちらを選ぶ?」
早川信
「自己犠牲」
信太
「そうか、後は時が解決するな」
元傭兵の師、戦場で覚えた戦術携帯電話式魔法を教える。
信
「先生、回復系が多いのは何故ですか?」
信太
「使うからだ」
信
「そうですか、ヒーラーですね」
信太
「そうだな、ヒーラーだな、召喚した仲間を盾にコツコツと回復する役割だしな」
信
「ザ鉄の掟ってありました?」
信太
「傭兵にないな。使い捨ての駒だからな」
信
「蘇生魔法、完全蘇生魔法、回復系、強化系は防御優先、攻撃系は水撃優先、ヒーラーですね。水撃系に給水ですし」
信太
「仲間の紹介だな、妖精フェアリー、幽体ゴースト」
戦術携帯電話に仲間達が追加。
信は十六歳の高1、信太は元傭兵の四十三歳、徒弟制度も近い師弟関係。
信
「仲間を盾にコツコツと回復ですね」
信太
「そうだ、攻撃力、防御力、魔法攻撃力、魔法防御力+50、HP、MP+100、筋力、体力、器用さ、敏捷性、運、魅力+10、指揮下の直に耐物+1、再生+1、語学万能、妖術、妖の武具、白魔法付与だ」
力が沸く、フェアリー、ゴーストを盾にコツコツと回復、稀に攻撃魔法、更に強化系を定期的に使用。
妖術の魅了、幻魔撃、鏡の盾、幻影。
白魔法の回復小、回復範囲系、全体完全回復等を得た。
妖の武具は妖の剣、妖の弓、妖の槍、妖の盾の四種類。
戦術携帯電話式魔法使いの信、この力を持つと夜の散歩、仲間に相応しい同世代に声をかける。
少年
「なんですか?」
信
「戦術携帯電話式魔法使いの信って者、戦術携帯電話に興味はない?」
少年
「興味はあります」
信
「じゃあ、つるもうか」
少年
「長谷勇気です」
信
「早川信、高1だよ」
つるむ二人、師の信太は教育上に良いと許した。
夜の街、二人は信太の与える任務をこなす。