竜族
「さてと。速も帰ってきたしアレやるか」
「アレ?」
「京矢は知らなかったな。まあとりあえず見といて」
「俺が一番ダメージ入れてただろ!」「俺のモーニングスターが一番ダ「お前そのあと何もしてないだろうが!」「うっさい!私の攻撃が一番通ってた!」「てめぇ撃った数少なかったろ!」「少なくてもダメージ入ってたのは私だ!」
なんだこの状況。
ギルドからもらった料金袋を囲んで取り分について話し合っている。あくまでもこれは話し合いだ。(本人談)
と、一人やる気なさげな奴を発見。和だ。
腕をとって離れた場所へ避難。これに気付かんとかどんだけ集中してんだよ。驚きなのが前世ではいつも大人しめだった緋空が一番荒れてるっていうね。
「和。ちょっと竜について説明してくれん?」
竜について少し気になることがある。それはあの竜の外皮について。いままで遭った竜のが合い日はもっと固い鉱石質なものだったはずだけど。
「説明?いいよ?」
教えて!和先生
竜って種族の大きな特徴は前世のRPGみたいな属性を持たないこと。竜は生涯の中で精霊と出会って、パートナーになることで属性を得る。まあ、繁殖のパートナーは別だけど。精霊は万物に宿る思念体。なぜ物に宿るのか、どうやって生まれるのかは誰にも、精霊たちにもわからない。竜が死ぬと、それに宿っていた精霊はその亡骸を自身の属性にあったものに変換する。岩とか、植物とか、ものによってはめっちゃ上質な布とかね。ついでに言うと緋空の属性は氷で、割と強い精霊だから少しぐらいなら天候変えられるよ。
なるほどね。また一つ賢くなりました。




