表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/15

紹介

 順番は次の通り。

1.赤髪

2.チビ

3.青髪

4.水色髪

5.白髪

6.茶髪

7.銀髪

8.薄紫髪

9.俺

 最後だ・・・。別に順番とか気にしないけどさ。

 一番のやつは赤髪の短髪。ザ・戦闘スタイルみたいな格好してて、背中に大剣を背負ってる。

「最初俺か。えっと、こっちでの名前はリテラチュア。前世の名前は阿島章十(あしましょうと)。基本的に冒険者として稼いでる。職業は剣士」

 こいつ章十だったのか。ていうか、

「稼ぎと職業は別物なのか?」

「知らないんだ。こっちの世界には《職業》ってのがあるんだよ。まぁ、称号みたいなもんだ」

「ふーん。じゃあ次行こう」

 この金髪チビは誰だ・・・。フード付きの半袖の服に半ズボン。こんなやつ前世にいたか?

「次 俺?オッケー。今世の名前はフォレンで前世の名前が(にのまえ)吏狗(りく)。章十と組んで冒険者やってる。職業は戦士」

 吏狗か。なんか納得。

 次は青髪か。背中に背負ってるやつよく見たら薙刀だよね?服装も和風っぽくて、長い髪を後ろで一つにまとめてる。

「私の名前はヒストと神楽水明(かぐらみと)。フォクラスのギルド職員やってるよ。職業は聖人。よろしく」

 聖人て。どんな職業だよ。

 次はボブカットの水色髪。吏狗ほどじゃなくても割と背が低くて、ラフな格好してる。それに合わない2mはありそうな大鎌を背負ってる。

「私はセオロジーって言います。前世の名前は伊柳緋空(いりゅうひあ)です。・・・無職です。称号的な意味じゃなくて、仕事的に」

 え、無職?

「言ってなかったと思うけど、こいつ竜だから」

 俺らの情報伝達能力が死んでいる件について。

「へぇ。何喰ってんの?」

「そういうこと訊くんだ・・・」

「その辺の魔物とかだよ」

「素直に言うんだ・・・」

「あんま気にしてないよ?」

「・・・次いっていいかな?」

 会話に襟足の長い白髪が割り込みしてきた。服のサイズ明らかにあってないよな、それ。デカすぎん?

「どうぞ」

 悪いのは俺らだけどな。緋空と章十も同罪だ。

「俺のこっちでの名前はロウって言って、前世の名前が天音奏徒(あまねかなと)だよ。俺も冒険者。職業は盾役」

「zzz・・・」

 皮できた茶色のジャケットを着た茶髪が寝てる。人の話の時に寝るやつとか一人ぐらいしか思い当たらない。

「おい、起きろ」

「うん?あぁ。ダイナ、(すめらぎ)(まさひろ)・・・」

「おい?」

「和の実家は地属性の竜をレンタルしてて、それで稼いでる。職業は調教師だよ」

「へー」

「相槌適当だね。飽きてるでしょ」

「いやぁ?」

「・・・俺行くわ」

 次は軍服と騎士服の中間をとったような服を着て、レイピアを腰に佩いた銀髪。

「サレア・フィロソフィー。前世の名前が陸島(おかじま)(そうき)。仕事は王都の直下部隊で職業が聖者と魔人」

「情報量多いって。なんで家名あんの?直下部隊?聖者と魔人って矛盾してない?んんん?」

「落ち着いて?家名があるのは家が貴族だからで、直下部隊についてはそういう部隊がある、としか言えない。聖者っていうのは聖人のワンランク上の職業で、魔人っていうのは魔術師、魔導士のステップを踏んだ魔術師系最高位の職業」

「・・・なるほど?ちょっと整理させて?」


 ・・・二分待ち・・・


「OK。次行こう」

 次は薄い紫色の髪をした全体的に暗い色の服を着た少年。

「うい。俺はファマシスト。水沢凜南(みずさわりなん)。盗賊やってる。職業も盗賊。かっこよくね?盗賊」

「最後俺か」

「無視された・・・」

「俺の名前はアスト。前世の名前は宮川京矢。吸血鬼で、職業は知らない。悪いね?パーティーに急に入ってきて」

「いや?別に?」

「そんならいいや」

 全員自己紹介が終わった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ