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1話

初心者が書いたので温かい目で見てください。

なんか短編なのに短編じゃなかったねw

編集しました!

ララの本音とか入ってて病み要素ありなので苦手な人は退出した方がいいかも?

自己判断で。

『FAST DAY』

今日はあとはもう帰るだけだ。

そう思った。

ホームルームのせんせーの話を聞いて…

「じゃあ、四月一日と如月よろしくな。」

ん?

なんか用あったっけ?

ま、あとで流莉に聞いてみるか。




なんか今日あった?

と僕が聞くと

流莉が少し怒りながら

「もう!忘れたの?今日の放課後は明日の文化祭の準備があるって言ったよね!?」

あー。

なんかそんなこと言ってたな。

だるいからさっさとやっちゃおうぜと言うと、

「は〜。流夏何もわかってない!うちのクラスが何やるかわかってる?」

えっとなんだっけ?

あ!確か劇だよな?

なんか流莉と僕がダブル主演の…思い出すだけでも恥ずかしい…

なんであんなことになったんだっけ。

あ、クラスの女子が恋愛物の劇をやりたいって言って、なぜか主演に僕達が選ばれたのか〜。

風邪で休んでて忘れてた!

ん?でもなんで僕達だけなんだ?

「あ、そうか流夏はしらなかったよね。他のシーンは全部撮り終わっててあとは私と流夏の

シーンだけなんだ。」

「しかも、今年はコロナだから動画で撮って各クラスで見る形になったから。」

「はい、台本。」


(台本を読んで。)


はい??

なんだこの甘々な恋愛物は?

誰が考えたんだよw

え?これをやるのか?

無理でしょw

こんなのこいつとできるはずない!!

「じゃあ、シーンとるよ。」

早くない!?と抗議するが流莉は全然聞く耳を持たない…



えっと、なんて美しいんだ…?

「ちょっと!ストップ!ストップ!」

「なにそれ?雰囲気が全然違う!!!」

「えーとなんていうか、、、ここはロマンチックな感じで!!」

って流莉もわかってないじゃないか!

僕がそう言うとなんかおかしくなって2人で笑ってしまった。

これが僕達の日常。


そして、なんとか全てのシーンが撮り終わり2人で帰ることになった。

「ちょっと、トイレ行ってくるから待ってて」と言われたのでトイレのそばで待っていることにした。

まわりを見てみると誰もいない。

明日のために残っている人もいたが、さすがにもういない。

だってもう6時を過ぎたあたりである。

文化祭前日のため、全部活休みのためなおさらだ。

ん?

ふと窓に目をやると、急にまぶしい光がした。

一瞬だったからなんの光かはわからないけど、、、



「おまたせ〜。帰ろっか。」

流莉が出てきた。

うんと返す。

すると、流莉が

「ちょっとこの後時間ある?寄りたいとこがあって。」

と、言われた。

まぁ特になにもなかったので、

「じゃ、付いてくよ。」と言った。

そして、流莉が向かったのは、

『屋上』だった。




そして、冒頭に戻る。

はぁ???



(謎の沈黙)



え、なんで?

僕の頭の中はクエスチョンでいっぱいだった。


「理由は聞かないで…」

いや、聞かないとダメだろ(?)と日本語なのかよくわからないことを言うと、

流莉は笑っていた。

笑っているというか苦笑の方があっているような気がする。


「自分が誰なのかわからないんだよね。」

「誰も信じられないし、怖い。」

流莉がぽつぽつと小雨のように話していく。

「どうせ、あんたも生きろって言うんでしょ?」

「綺麗事ばっか並べて、事実を隠そうとする。」

「なんで生きたい人は死んで、死にたい人は死ねないんだろうね。」

「私にとってここは生き地獄なの。」

小雨だった言葉が大雨になり、雷を落とした。

僕は何を言っても無駄だと思った。

だって普段何があっても泣かない流莉が泣いていたから。

かわいい顔がぐしゃぐしゃになっていた。

家の近くで可愛がっていた野良猫が死んだ時も、クラスで仲の良かった親友が転校した時も、僕もみんな泣いていたのに流莉は泣いていなかった。

ひょっとしたら、ずいぶんと前からそう思っていたのではないか。


僕は死んでいいよ。

それが流莉の一番やりたいことなら。

と言ってしまった。

でも最後に命日を伸ばしてくれない?

「え?なんで?」

「僕と付き合ってほしい。」

????

何を言っているんだ。僕は!?

自分でも何を言っているかわからない。

ってかその後の記憶が無い。



さいごに流莉が

「今日から“幼なじみ”から“彼氏くん”に昇格だね❤︎」と耳元で囁かれたことしか覚えていない。

ん?てかなんでそのことなんだ?

でも、とりあえず流莉がすぐ死ぬことはないだろう。


帰りにこれからのことを2人で話した。

流莉が死ぬのは二週間後。

その間に僕とこれから先も一緒に居たいと思ったら死なないでくれるらしい。

本当かどうかはわからないけど。

でも、流莉が死にたいと思っているのは事実のようだ。


感想待ってます!

誤字ってたりしたら言ってね?

ファンレター欲しいな(*´꒳`*)


ん?って思った方!

0話読んだ??

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