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7/8

1/22~

一話書くのに三ヶ月もかかりました。

その上内容も薄っぺらいですがよければ読んでいってください。

1/22

今日は珍しく外に出る用事がある。

なんといっても私のいとこが遊びに来る。

なんでも私がやっているVRゲームに興味があるらしい。

とりあえず電車で来るそうなので、駅まで迎えに行こう。

ふとスマホに目をやると一件の通知、、、、、、

私のスマホに通知が来ることが珍しいので見てみるといとこからの連絡だった。

なんともう駅に着いたそうだ。

どうやら私が時間を読み間違えていたようだ。いとこには申し訳ないことをしてしまった。

とりあえず、駅の近くの喫茶店で待ち合わせることにした。

奢るってメッセージを送ってしまったから、大量注文していないことを願おう。お財布がすっからかんになってしまう。

自転車で走ること10分。ようやく待ち合わせの喫茶店がみえてきた。

自転車を近くの駐輪場に止めていとこに連絡をとる。どんな服装なのかを。帰ってきた返答が金髪美少女なのはちょっと意外だった。

私と同じ陰のオーラを二年程前まではまとっていたからだ。かく言う私は前にあった時から、髪型、服装まですべて同じレベルで変わりがない。

逆にいとこからは見つけやすそうだ。

そんなことを思いつつ店内に入ると、落ち着いたダークブラウンの床板と、薄い橙の壁紙に包まれた店内に似つかわしくない金色の髪が見えてすぐに誰かわかった。

いとこの座っているテーブルの空いている席に座る。

「ひさしぶりだね。だいぶ印象変わったけど何かあった?」私は単純な疑問をぶつける。

「まぁ高校に上がったからね。イメチェンだよ、イメチェン」とキラキラしたしゃべり方で返答が帰ってきた。

知らない間にいとこちゃんも陽キャになってしまった。私の家系内での居場所がだんだん少なくなってきている。

非常にまずい。ここは年上としての威厳を保たなければならない。そう、私は高校三年生、いとこは高校一年生なのだ。

つまり枯れて萎れた私と違って、ぴちぴちなのだ。せめてここはゲームだけでもいいから威厳を、、、、

とか考えていると机の上においしそうなパフェが届いた。

どうやら私の分らしいのだが、私の奢りであることを忘れていないか?

まぁ、おいしいので良しとする。ただ帰り際のレジの金額には驚いた。

「そういえば、VRのヘッドセットは持ってる?」いとこに聞いてみる。

「いや、もってない。だからこうやって会いに来てるんだよ」

まぁ持っていたら私のいる場所までくる必要もないか、、、、

ちょこちょこ雑談をしつつ歩くこと20分ようやく私の家に着いた。

引きこもりの私からするともはやこれだけでも長旅だ。

いとこには早速VRをするかと聞いたところ

「やる!今すぐやりたい!」と食い気味に返ってきたので早速ヘッドセットを持ってきた。

私のアカウントは色々おかしいので、新しいアカウントを作成して遊んでもらうことにした。


さて、いとこちゃんがゲームを始めてもう三時間が経過しようとしている。

時刻は昼の12時。つまりお昼ご飯を食べる時間なのだが、いとこちゃんはゲームに没頭しているのかなかなか起きてこない。

仕方ないのでとりあえず二人分作って、半分は冷蔵庫に入れよう。

今日は日差しが強いなとか思いながら作ったお昼ご飯は意外にも美味しくできて私は満足した。


そして五時間が経っただろうか、ようやくいとこちゃんが起きてきた。

「何これめっちゃ楽しいやん」第一声から楽しんでくれたのだなと感じた。

「よかった。ならヘッドセット買うの?」聴いてみる。

「そうだね。買うつもり」

こりゃハマりすぎが心配だな。私が言えることではないけど。


こうしていとこちゃんとの土曜日は幕を閉じた。


1/23

さて日曜日である。

朝からコーヒーを飲んで優雅に過ごす普段と違い今日はいとこちゃんがいる。

なので今日はまともな朝食を作ることにした。とは言っても、よくある食パンの上にチーズとか色々のせたピザパンだが。

そして私は重大なミスを犯した。ケチャップと間違えてお好み焼きのソースをかけていた。

いとこちゃんは特に何も言わないのでおいしいのかと顔を覗き込むと神妙な顔つきになっていた。

(これはおいしくはなさそうだな)

私は特に何も思わなかったが、いとこちゃんにはおいしくなかったようだ。

そして今日もゲームである。自堕落した生活へ着々と近づいているが自分が既にそうなので、他人にものを言えない、、、

気づけば夜である。いやはや時間の過ぎ去り方は恐ろしい。


1/24

月曜日である。

地獄である。

というわけでサボろうと思ったが、流石に自分の中の天使が悪魔に勝ったようで学校に行った。


1/25

いとこちゃんが家に帰ってからはいつもと変わらない生活だ。

今日は珍しく祝日なのでまったりとコーヒーを嗜んでいる。

そして普段は読まないジャンルの小説に手を出したりしてみる。


1/26

昨日休みだったので今日の絶望感が余計に増えているのを感じているのは私だけでは無いはずだ


1/27

今日は木曜日。

普段と違って校外学習のようなものがある。

近くの工場に職場見学するようだ。

私は工場で働く気など微塵もないのでぼけっとしてたら一日がおわった。


1/28

金曜日だ!

週末だ!

と社会人顔負けの週末テンションである。

今日学校に行けば、少なくとも二日間は学習から解放されるとおもうと涙が出てくる。

そんなテンションで一日を乗り切ったのであった。

最後まで読んでくださってありがとうございます。

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