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第二部 物語の作り方

 物語を作るのに必要なものは、登場人物と起承転結です。昨今は異世界転生物の台頭に合わせ、登場人物のべ100人、話の展開は起転転転転転転転みたいな物語がよく見受けられますが、とりあえずお話を終わらせたいのであれば主人公が1人と、起承転結が必ず必要になります。小説を書きたい、とお思いの方なら、主人公の1人や2人、それに書きたい物語の構想などは既に備わっているものと思います。問題は、「その物語は完結に向かっているか?」ということです。小説を書き終えたい、ということは、物語を終わらせたいわけですから、物語の結末が分かっていない以上どうしようもないのです。これはモリが若い頃によく陥った問題でした。


 とにかく、まずはその物語がどのようにして始まり、どのような山場を迎えて、どのような結末を迎えるのかについて考えてみましょう。たとえば拙作『イデアの肖像 The Portrait of Idea(Nコード:N4404FS)』では、『2人の青年が』『宗教にハマって』『死ぬ』という流れがありました。身も蓋もありませんが、それで良いのです。最終的に登場人物が死ぬ悲劇である、という結末さえ分かっていれば、終わらせたいときに自分のタイミングで殺しにかかればよろしいわけです。『ZONES(Nコード:N1151FU)』では、『ハーフのイケメンが』『意趣返しにあって』『相手を打ち倒す』といった具合です。これでとりあえず基礎は出来ましたので、さっさと次に進みます。

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