プロローグ
これは、現代の日本から突如として異世界に転生してしまった一つのクラスの物語である。
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ここは、日本とは違う世界に存在しているとある国にある大樹海の奥地にひっそりとたたずむ、もう人が立ち入らなくなってかなりの年月が経ったであろう朽ちた神殿。
その最奥の部屋にポツンと置かれた石碑に刻まれるのは、この世界の最古の伝説であり神話である。
昔々のさらにはるかな昔、この星が誕生した頃の事
まだ、大地が灼熱であり何の生も感じられないその星に別々の方向から二頭の竜がやってきた
そのうち一頭は、その星に生命のあふれる未来をみて星を見守ろうと考えた
しかし、もう一方の竜は同じ未来を感じながらも、その星を消そうとした
そのため、二頭は争いを起こした
その争いは、長きに渡ったがついに星を守ろうとした竜が消そうとした竜を倒し決着した
だが、竜はかすかに残った力を使い自分自身を結界で覆った。
もう一方の竜は、それにとどめをさそうとしたが、自身に残る力も少なく竜が貼った結界を壊すことが出来なかったため、復活が遅くなるように残った力を使い竜を近くの少し小さな星へと封じた。
そして、自身もまた復活を果たすため近くの星へと入っていった
その将来生命があふれるであろう星を自らの子供である三頭の竜に託して
星を見守ろうとした竜の名は神竜ライトニア、消そうとした竜は闇竜ブレーケスといった