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妄想論

人の支持は無料も有料もバブル化する

作者: とびうお君

 夢野ベル子さんの創作論を読み自分でも似たようなものを書いていたなと、過去書いていたものを整理していて気がついたのだが、質って言葉性質が悪いなと思えてきた。ランキングの数字に意味が薄いのがこのテーマであるけど、それは多少注意が必要で、ここから質って言葉が関わってくる。


 売上げなどにも絡むけど、そういった売れた数字で示されないものとして質という話しが出てくる。これどうも単純化されてしまって不味いとは思う。アニメで数字が出てこないものもBDと配信では違うし、そういった場合質ってなんだろう?ってなる。単純化して数字と質って分け方をしてしまうんだ。


 数字にはそれぞれ意味があるので、それが作品の良さの真実を示してないなら、それはBDや配信それらすべてで意味が違うんだ。そうなると数字と質って対比は問題があるが分かる。ちょっとこれかなり難しい話だと思う。


 まず単純に数字が何故真実を示さないのか?これが大事だと思う。一番簡単なのが人気が人気を呼ぶってやつになる。ベル子さんのスーパースターはそれを加味してもっと複雑になってる。これは人の数の支持がその人間が持つ価値に表さないって事かと思う。ただこれも難しいな。より多くの人に受けるタイプと小数だが特定の人に受けるタイプってのはあると思う。


 私が常々書いてるのは、この2つは価値の持つ意味が違うから使い分けろって話になる。基本的には数字が示すものは空虚なものだが、これに関してはかなり意味が大きくて、多くの人に受ける狙いは空虚な数字とは言いづらい。


 最も良い例が新海監督で、過去マイナーでやっていた時、メジャーでやるようになった。その2つの新海監督は作品創るクリエイターとしては別人といっても良い。これは数字がバブル化するようなものじゃない。


 まず目的として多数に受けるように創った計画がある事。実際見てみたら全く過去の作品と作りが違っていて、そのどれもが大衆向けに刺激を創ってある点。私から見て過去の実績だけから新海監督を競馬の様に事前に予想するなら、まず通用し無いとして無視すると思う。もちろん可能性はある。


 だがあくまで過去の実績から次のメジャー作品に成功するか?予想してみろなら、成功するわけが無いとしてしまう。そこで唯一の例外が、過去の実績無視して全く新しい作品を創って勝負するのだと考えると予想できる。だがそれって予想の意味があるか?となる。ど新人と全く変わらないのだから。


 大ヒットの原因に根本のアニメの絵が綺麗って部分があるので、全くのど素人じゃないが、そういうのじゃなくて私は内容を見て判断している。その点ではいくつか発想のツボは同じだが、全くのど素人が作ったものに近いと感じた。多数に受けるにはやはりコツがある。これは散々過去語ってきたから良いとおもう。


 もう書いてしまったが、原因はおいておいて、数字はバブル化するんだ。そのバブル化した数字には意味が無い。ここに振り回される人がものすごく多い。それで出てくるのが質って言葉だが、数字がすべてバブル化するわけじゃない。数字には意味もある。だからBDと配信で出てきた数字が乖離するものなら、その先の質も当然違ってくるとなる。


 それは逆に言えばこれまでつかっていた質って言葉とはずれることになる。質というのは数字に左右されない1つの価値になる。だがそれは数字が全くの無意味ってことから関係してくる。だが実際は数字には意味がある。だから騙されるんだ。それがバブル化するのが異常例だから。


 やたらややこしい話になってるけど、数字と全く乖離した質なんてのは私は存在し無い幻想だと思ってる。こういった発想がシンプルななろう批判にも繋がってくる。なろう批判の根本はどこにあるか?と言うと頭を使って楽しいと刺激される物語に対して向けられるのが質ってことばだと思う。


 じゃそういった質物語にたいして頭を使わない漫画アニメなどはどうなるのか?そこにもバブル化数字とは別の質がある。全く違うものを指す言葉が1つしかないってのは多分これは良くない使い方なんだ。物語の場合、人気売上げなどの数字とは別の質と言うのは、多くの使ってる人間にとっては頭を使う物語であり、それが当たり前になってるが、実際重要なのは数字はバブル化するという点だ。


 地価や株価が分かりやすいのかな?そういったものとは違うので注意が必要となる。メジャーにはメジャーの刺激があるのに、それを満足させない作品を数字とは乖離した質があると言うのは言葉の悪用だと思ってる。大体の作品でメジャーに受けたものはバブル化する。適正価値を質と呼ぶのはふさわしくない。


 質はインテリマニア層が認める作品に向けられる言葉だと思う。


 何を言ってるのか?多分分からない人が大半だと思う。多くのこの手の話でここを書かずに、適正価格の話しを質に摩り替えようとって話が多くてそれは間違った話しだから程度の低い話しだと無視した方が良い。


 数字がバブル化する原因の話しじゃない。そっちは1つの原因としてベル子さんの話は面白いので読んでみてほしい。だが私が言うのはそうじゃない、数字がバブル化するためその奥にある適正価格の話しを質に摩り替える論者が多いので気をつけたほうが良いとそういう話が出てくる前に釘を刺してる。


 要するに過大評価ってやつだろ?って事なんだけど、大体はそれで良いけど、ベル子さんの話しはもっとややこしい。ただ私は原因を無視してるので、数字はバブル化するという基本で話せるので話してるだけ。


 全くの偶然だがたまたま他になろうランキングの話を読んでいて、アニメ化してより大きな層に向けてみたら全く評価されないって話しがあったので、そう単純じゃないと思って書きたくなった。BDは確かに散々だが、配信ではそれほど悪くないし、かつ私は5chのいびつさと、評価サイトで評価する人の偏りを知ってるからになる。


 なろうでもわかるでしょ?PV数に較べて評価数って圧倒的に少ないから。PV集団に対して評価集団って大体好みとかいろいろとずれてるから。だからこそ早く少数精鋭ランキングやろうと書いてるんだけど。


 後そもそもアニメに向いてない。これは水源さんも語ってたけど、1巻単位のラノベとなろうじゃ物語のまとまりが違うと。それは1クールで占めるアニメにも関わってくる。そもそも閉じる刺激を放棄してるなろう小説にそんな事はなす意味があるのか?となるけど、そもそもとしてアニメとなろうじゃ全く求められてるものが違うってのがあってややこしい。


 もしバブル化された数字に対して質というもので語ると、評論家の評価と大衆がズレル大きな別の問題が出てくるのでふさわしい言葉じゃないと見ている。なんでそんな簡単な話しをややこしく話すのか?と言うと、数字がバブル化する=数値が出鱈目だと言うのを利用して、すり替えの論理を語る質作品論者がいるからだ。


 騙されるなと釘を刺してるんだ。


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