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正体

 瑠真るまのことは友達ともだちひと電話でんわたのんだ。さすがに、シナプスのことはまだはなせないので、親戚しんせき急病きゅうびょうちち見舞みまいにくということにした。


「おまえは、なぜか植物しょくぶつ気持きもちがわかるちからむかしからある。世界中せかいじゅうにはおまえのような人間にんげん何人なんにんかいる。お前達まえたちが、ある原発げんぱつったこともっている。おなじ種族しゅぞくがメキシコで学者がくしゃたちを監禁かんきんしている。ただ、迷路めいろのような場所ばしょで、かれらの協力きょうりょくなしではすすこともできない。そこで、なんとかかれらと交信こうしんしようとするのだがうまくいかない。そこで、おまえにも協力要請きょうりょくようせいがあった。」

 はなしきゅうすぎて、わからない部分ぶぶんもあった。

「どんなひとたちなの。」

診療所しんりょうじょ先生せんせい旦那だんなさんとその仲間達なかまたちだ。」

 富羅ふらは、やっと納得なっとくした。富羅ふらはどうすべきか判断はんだんまよった。

電話でんわできる?」

 瑠真るま診療所しんりょうじょしてもらい、かれ意志いしたしかめることにした。かれにとってちちは、家族かぞくというより研究者けんきゅうしゃだった。実際じっさい、あまりいたいという気持きもちはってなかったようだ。

ははにとっては、大事だいじひとだからたすけられるなら、彼女かのじょのために。」

 瑠真るま言葉ことばいて、さらにこまった。瑠真るまいたいということであれば、いちもなく協力きょうりょくしただろう。しかし、世界せかい危機ききもとつくったひとだ。でも、ダイナマイトをつくったノーベルがわるひとといえるだろうか。原爆げんばくしたアインシュタインを非難ひなんできるだろうか。ちちが、いくら任務にんむのためとはえ、家族かぞく自衛官じえいかんであることをかくしていたショックもあった。

「こないだは御免ごめん友達ともだち化粧けしょうさせられちゃって。」

つとむいたよ。こっちこそ。あのにおいをかぐと研究所けんきゅうしょ大人達おとなたちのことをおもしちゃうんだ。」

今度こんどみな説明せつめいしておくね。」

「いいよ。たまにうだけだから。でも、富羅ふらはいつもとおりがいいな。」

 これって、どういう意味いみなんだろ。鈍感どんかん富羅ふらは、言葉ことばをそのままめていいのかわからなかった。


 電話でんわると、彼女かのじょちち

わたしにできるかわからいよ。」

 とげた。えず、現地げんちについて自分じぶんてから判断はんだんすることにした。

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