第1回勇者会議
コウジ「マジで異世界に来たのか・・・」
コウジは大きくため息をつく。
ヨシキ「僕もまだ信じられないな・・・何か確かめる方法はないかな?」
アリス「私は信じてるよ。左大臣さん達嘘はついてなかったからね」
セイヤ「僕も信じますね。今までに見た不思議な現象に説明がつくのは異世界転移以外は夢を見てるぐらいしか思いつきません。夢にしてははっきりしすぎていますし」
アリス「みんな神が言ってたように何か後悔してるんでしょ?時間を巻き戻すために信じて行動するべきだと思うな」
ヨシキ「そうだね・・・というかアリスちゃん、左大臣さんが嘘ついてないってなんでわかるの?」
コウジ「・・・確かに、なんでだ?」
アリス「それが私の能力だからよ。そうだ、みんなの能力も教えてよ」
ヨシキ「化粧品にはそんな能力があるのか」
アリスは不思議そうな顔をしている。
アリス「ちがうわ、元いた世界での能力よ」
コウジ「はぁ?そんなもん持ってねぇよ」
アリスが他の2人に目を向けると2人は首を振る」
アリス「えぇ?あなたたち全員無能力者ってゆうの!?珍しいわね」
ヨシキ「能力者のほうが珍しい気がするんだけど」
セイヤ「もしかしたら私たちとは別の世界から来たのでは?アリスさんは能力者がいる世界、僕たちはいない、もしくは有名になっていない世界から来た。異世界転移を考えたらおかしくはないでしょう」
コウジ「なるほど確かに、そう考えると話がかみ合わないのも納得だな」
ヨシキ「そうだね、否定から始めるんじゃなくそうやって肯定するために頭を使ったほうが話は進みそうだね」
コウジ「本当に異世界に来たとするなら“ヘルプ”に目を通しておこうぜ。相談するにしても情報が少ない」
全員「「「「“ステータス”“ヘルプ”」」」」
・・・・・
その後、4人がヘルプを見て分かったことをまとめると
・勇者同士ではパーティ(以下PT)が組めない
・他の勇者が近くにいると経験値が減少する
・アイテムボックス
・ギルド
・ワープ
・降神の玉座
以上だ。
セイヤ「アイテムボックスとワープは便利そうですね。ステータスのように唱えるだけで使えますし」
ヨシキ「アイテムボックスはレベルに応じて容量広がるし、ワープは5つまで座標を記憶できる、5つもあれば十分だろうしね」
コウジ「勇者同士が一緒にいるのは制限がかかる以上、別行動で仲間を集めてレベルを上げて黒魔法陣の時だけ集まったほうが効率は良さそうだな」
アリス「降神の玉座に集まれば黒魔法陣の近くまで転送してくれるみたいだしね。」
セイヤ「僕たちをここに送った神がそう設定してくれたとしたらありがたいですね」
アリス「そうだ、私でもギルド開いたりできるのかなぁ?もし開けたなら・・・ふふふ・・・」
男3人(((何する気だろう・・・)))
アリス「後で左大臣さんに聞いてみよ!」
左大臣「晩餐会の準備ができました。ご案内しましょう」
コウジ「お、噂をすれば、だな」
アリス「さっだいじんさーん!聞きたいことがあるんですけど!」
そうして4人は晩餐会へと向かった。
なんか・・・セリフばっかですね・・・。これじゃ小説っていうより台本じゃ・・・
TOKA「神様!台本って言われないような文章力をください!」
神様「勉強しろ」
TOKA「(´・ω・`)」