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あちらの世界とテンプレと。

1話目は一度間違えて投稿したものをそのまま使っています。

この2話目は本当は12月1日に投稿する予定だったものです。

誠にすみませんでした。

まっしろな壁まっしろな天井。


「ここは……どこだ?」

「ここは<無>だよ。」

「だれだ……って、俺!?」

「ああ、ごめんごめん、ここにはなにもないから君の姿を借りてるんだよ。」

「ふーん、そうか」

「……意外と冷静なんだね。」

「あわてても仕方ないからな。」

「そうだね、ふふ、ふふふ。」

「きもい……」

「冷静すぎない!?」

「いや、だってお前が急に笑い出すから……」

「君の反応が面白かったからだよ!」

「ここどこだ?」

「話くらいきいてよ! ねえ! ああ、だめだ僕のキャラが崩れていく(泣)」

「なんだよキャラって……。」


とまあこのあともかずきの発言によって? のキャラが崩れていくのでカットー!

***


「で、ほんとにここどこだよ。」

「はあ……はあ……君のせいだからね君の!」

「はいはい、もうそういうのいいからここがどこか話す。」

「……ここは<無>だよ。何度目だろうこの台詞……」

「だから<無>ってなんだよ。」

「そのままの意味だよ、ここにはなにも存在してないから。」

「ふーん、ん? でもお前がいるじゃん。」

「こ、こまかいことはどうでもいいんだよ!」

「…………」

(こいつ絶対適当に「<無>だよ」って言ったな)

「違うからね! 適当じゃないからね!」

「おわ、お前心よめんのかよ。」

「そうだよ~少しは僕が偉いこと分かった?」

「……変態だね。」

「うわぁぁぁあああ、それをいうなーー!!」


どうやらこの?は変態にたいして何かトラウマがあるのだろう。

まあその話はおいておこう。


「まあ冗談はさておき。」

「……はい。」

「ここのことについて話して?」

「はい、ここはですね僕が創った場所? です、はい。」

「ほー、でその……だれだっけ?」

「あっはい、私は精霊王です。はい。」

「じゃあ、その精霊王さんが俺になんのようだ?」

「あ~えっとですね。実はあなたを転移させた女神様がですね、なぜかユニークスキルをつけられなかったんですよ。」

「女神様? ……もしかしてあの自称神様のいたいやつのことか?」

「いたいやつって、かりにも世界の創造神なんですけど。」

「そんなにすごいやつだったのか~。」

「はい、で、ですね、さっきも言いましたが女神様があげるはずのスキルがなぜかあげれなかったんですよ。」

「ん? ならいまからもらえばいいんじゃないか?」

「転移させたあとは干渉できないんですよねー。」

「そうか……ってそれ大問題じゃねーか! なにか俺になんの力もなしに異世界サバイバルしろってか!」

「はい、そうなりますね。」

「……なんの保障もねーのかよ! せめてほかに何かよこせよ!」

「だから干渉できないんですってば。」

「はあっふざけんなよ! 俺どうす「は~いというわけで異世界でがんばってくださーい。」」

「ふざけんな~!!!」


かずきの叫びもむなしく視界はくらくなっていくのでした。

***


「か・き、だい・・ぶ・」

「かず・!」

「かずき!」

「ん? うーん、ここ……どこだ?」

「よかったっかずき!」

「おわ、なんだよ奈美じゃんねーか、おっ佐藤もおは~。」

「なにが、おは~よっ!」

「ってなー、なんでなぐるんだよ。」

「だって、だってだってずっと目覚まさなかったんだもん!」

「ん? ああー、そういえば精霊王とかなんとかと話してたな……。」

「精霊王様ですか!?」

「おう、そうだ……だれ?」

「あっ申し送れました勇者様、私はレイアントの第一王女セナ=レイアント=ワーテルと申します。」

「ふむ、じゃあワーテ「セナとおよびください。」……セナ。」

「はい、なんでしょう?」

「ここは異世界なんだよな?」

「はい。」

「そうか、それでなんで精霊王って言ったとき驚いたんだ?」

「それはおどろきますよ!? だって精霊王様といえば魔法の原点とまで言われていて火、水、土、木、光にそれぞれいると言われていて魔法使いなら誰しもが見たいと思う憧れなんです!」

「そ、そうか。」

「そうです! なによりすごいの「セナ様! 勇者様の御前ですぞ。」」

「す、すみません、取り乱してしまって。」

「い、いや別にいいけど……なあ」

「えっええ。」

「そうですよ、あまり気にしないでください。」

「そう言っていただけると幸いです、それでは、父様のところまで案内いたします。」

「父?」

「はい、父様、国王様です。それと父様は少しばかり性格があれなのでそこは我慢していただけるとうれしいのですが……」

「性格が……ね、わりいけどそこはあってみないとわからねえな。あっちのでかたしだいだ。」

「そ、そうですか、そうですよね……はぁ。」


セナが不安になるのもしかたがないことだ残念だが国王の性格の悪さはセナがよく知っている。

あっフラグになっちゃたかな。

……まあいいか。


「えーとここが父様のいる謁見の間です。」

「おーありがと。」

「い、いえ目が覚めたら案内するように言いつかっておりましたから。」

「そうか。」


そう言いかずきは謁見の間の扉に手をかけた。

そして、開けたさきにいたのは……


「遅いぞばか者、余をいつまでまたせたと思っている。」


テンプレなデブがふんぞり返っていましたとさ。


「なあ、俺、今無性に協力したくなくなったは。」

「奇遇だね、僕もだよ、さすがにテンプレすぎるよね。」

「私もそう思うわ。」

「おい、何をこそこそと話しておる、早くここまでこんかくそ共!!」

「父様、勇者様にそんなことは「うるさいは!」うっ」

「そもそもお前がちんたらしているからだろう。」

「あ~お取り込み中悪いんだけど俺たちはどうしたらいいんだ?」

「なっお前国王様になんと無礼な!」


国王の側近だろうか、ようはテンプレなデブの近くにいた人がしゃしゃり出てきた。


「いや、俺たち召喚したのお前らだろ? 説明くらいしろよ。」

「きっ貴様、無礼にもほどがあるぞ!」

「ふん、よいは……そこの小僧説明しろといったな。」

「ああ、言ったぞ。」

(意外と素直だな……)

「ステータスと言ってみろ。」

「ん? ああ、ステータス。」


ステータス

名前  カズキ

種族  人族

称号  巻き込まれた者、可能性を秘めし者、異世界人、最弱者

LV 1

HP  1/1

MP  1/1

STA 1

DEX 1

VIT 1

INT 1

AGI 1

LUK 300


スキル

言語理解(10)MAX

???(?)MAX


魔法

適正なし



「…………」

「どうしたのだ?」

「なあ、お前らのステータスどうだった?」

「ん? うーん強いのかわかんないけど。」


ステータス

名前  ナミ

種族  人族

称号  勇者、異世界人、見習い魔法使い

LV 1

HP  300/300

MP  150/150

STA 50

DEX 100

VIT 40

INT 80

AGI 60

LUK 30


スキル

言語理解(10)MAX

賢者(10)Lv1


魔法

火、水、土、木、光



ステータス

名前  ヒロト

種族  人族

称号  勇者、異世界人、見習い剣士

LV 1

HP  500/500

MP  50/50

STA 100

DEX 150

VIT 50

INT 20

AGI 90

LUK 20


スキル

言語理解(10)MAX

聖剣士(10)Lv1


魔法

火、光



「あー、おれ役立たずだな。」

「どういうこと?」

「そうだぞ、お前が役立たずなんてことあるわけないだろ。」

「いやまあ、これ見てみろよ。」

「ん?」

「どれどれ?」

「…………」

「…………」

「な? 役立たずだろ?」

「さっきからなにをごちゃごちゃ言っているんだ! 確認できたなら用件をいぞ!」

「あ~、あのさーこっちの平均的なステータスってどのくらいだ?」

「ん? 平均的なステータスだと? そんなものに答えとる時間はないは! いいか、要件を言うぞお前らには魔王を倒してもらう、いいな!」

「もっとほかに頼み方があるだろ。」

「頼みではない、これは命令だ! ちなみに拒否権はないからな、ほれ手の甲を見てみろ。」


 言われるがままに手の甲を見てみるとそこには黒く輝く魔方陣のようなものがあった。


「父様!? なんてものを!」

「なんだ? これは。」

「それは奴隷の証だ、その証がついている者は主人の命令には逆らえなくなる。」

「はあ! ふざけるな。」

「そうよ、なんで私たちがあんたなんかの奴隷にならな「黙れ!」んっ!」

「おい、お前奈美に何をした!」

「命令して黙らせただけだ。」

「くそ、ふざけんじゃ「黙れ!」くっ」

「父様こんなことをしては「黙らんか!」……父様。」

「さて、全員ステータスを見せてもらおうか?」

「んん!」

「くっ」

「なっ!」

「……一人役立たずがまじっておるようだな?」


そういって国王は一人にやりと笑った。

 

1話と2話は所々文がおかしくなっているかもしれません。

次回からは無いようにします。はい。


さあ、謝罪も終わったし

次回こそはムチャクチャにもといチートまみれにしてやるー。

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