ラピュ……RAPYU―TA。
最近は受験勉強で小説のほうを考える時間が少ない……
「マスターはまた規格外の物を作ってしまいましたね」
「うーん、今思えばちょっとやり過ぎた感があるなー」
「ご主人、流石にこれで外に出たら大混乱になりますよ…」
「そうだな、違うやつを作るか」
「あれ、壊しちゃうの?」
「どうするかな、まあいつか使うときがあるだろ、あれはそのまま置いておくか」
「それは良いですけど…次は一緒に居ますからね?」
「はいっ!」
「ねえ、カズキ。」
「ん? 何だ?」
「あれの名前は?」
「ああ、あれはラピュ…RAPYU―TAだ。」
「らぴゅーた?」
「そうRAPYU―TAだ。」
「そんなことはいいから早く作っちゃって下さい、マスター。」
「そうだな。」
「今回はどんな物を作るんですか?」
「そうだなー透明化効果つきのRAPYU―TA?」
「マ・ス・ター?」
「あ、ごめんなさい…」
「…可哀想」
「ん? どうした、リリカ。」
「らぴゅーた、可哀想。」
「可哀想?」
「おおー! 分かってくれるかリリカよ! そうだよな使ってやらなきゃ可哀想だよな、シエル…駄目か?」
「し、仕方無い、使わないと勿体ないから、特別\\\\\」
やはりカズキには弱いシエルであった。
「よっしゃー、そうと決まればさっさと学園行こうぜ!」
「はあ、分かりました。」
「うん、行く。」
カズキたちはラピュ……RAPYUーTAへ乗り込んでいった。
「それでマスター、どうやって動くんですか? これ。」
「気合いだ!」
「…………」
「…………」
「…………」
「ごめんなさい、謝りますからその目を止めてください。」
「…次は、ない」
「リリカの俺への接し方が違う。」
「そんなことない、ふざけなければ良いだけ。」
「ごめんなさい…」
「わかればよろしい」
「ご主人が尻に敷かれてます……」
「いいお嫁さんが出来ました、私はどうも甘やかしてしまいますから。」
カズキにお母さん(およめさん)が出来ました。
「マスター、移動時間はどれくらい掛かりますか?」
「んーそうだなー、皆はどっか寄りたいところある?」
「無いですね。」
「無いです。」
「ない。」
「じゃあ明日にでも着くかな……」
「………大分時間が余りますね…」
「いっそ冒険者にでもなりますか?」
「もうなってるから!」
「そうでした、まったく魔物を蹂り……戦いがないので失念していました。」
「いま違う単語が聞こえたような気がするんだけど!?」
「なんのことでしょうか?」
「うっ……、いいよ、それよりRAPYUーTAの機能を紹介するよ……」
「ご主人がいじけてしまいました……」
「自業自得です、魔物が出てもいつも私たちに戦わせてくれないのが悪いんです。」
そう、別に魔物が今まで出なかった訳では無いのだ。
しかし魔物が襲ってくるとこの男は俺の嫁さんが怪我したらどうしてくれるんだと言ってシエルたちが戦いをする前に一人で瞬刹してしまっていた。
それに技を試せないシエルたちは少し不満だったのだ。
しかしそこはカズキに甘いシエル、フォローも忘れない。
「マスター、自慢の城でしょう? 早く紹介してください。」
「……おう。」
リリカお母さんがならぬシエルお母さんの登場だった。
それによってカズキはいつもと同じテンションに何とか戻ることができた。
「この部屋は皆でくつろぐために作った部屋だ」
その部屋は一般家庭のいえのリビングより少し大きい部屋で床にはなんと畳が使われていた。
そして真ん中には冬と来ればこれでしょうとばかりにこたつが置かれその上には丁寧にミカンまで置かれている。
まるでサ○エさん家のような部屋だった。
「それでここがトレーニング室。」
今回はいたって普通で何処にでもあるジムのような部屋だった。
けして部屋の真ん中にガン○ムがあったなど見ていない。
「お次はこちら、自慢のお風呂だ。」
そのお風呂はカズキが自慢するだけあり世界中の温泉が味わえるお風呂だった。
日替わりでお湯が変わるらしい……ちなみに参考にしたのは【世界の温泉百選旅】だとのこと。
「こちらが寝室です。」
気持ち悪い程に丁寧に紹介したそこは寝室らしい。
いたって普通の寝室だ……そう、いたって普通の……
「って普通な訳無いでしょう! 何でこんなにベッドが広いんですか! 何処の王様ですか! いいえ王様でもこんなに広くありません! どういうことですか!」
「シ、シエル一旦落ち着いて。」
「これが落ち着いていられますか! 何なんですか、もう我慢の限界ですよ、サ○エさんやガ○ダムやらホントに何なんですか! この城は! 答えてください、どうしてこんなことにしたんですか! 返答次第ではお仕置きですよ!」
「……ネタで…」
その日、カズキの世界には一人の男の叫び声と複数の女の子の喘ぎ声が響き渡ったらしいです。
ちなみに武器庫なんかもあります。
武器は………察してください………
まだ学園編にいけない……
次回こそは……




