ネオをつければ大抵かっこよく聞こえる。
「すごくおいし……。」
あの夕食の後カズキは皆に休んでもらおうと一人ずつに部屋を用意した。
…しかし、彼女たちは揃ってこう言った………「一緒に寝たい」と。
何故そんなことを言ったのか俺には分からない。
いや、まだシエルやキュレアなら分かる。
しかし何故リリカまでもが一緒に寝たいと言ってきたのか……分からない。
「とまあそんなことを思っている訳なんだが……実際どうしてだ?」
「……鈍感。」
「何が!?」
「マスターはもう少し乙女心を学んだほうがいいと思います。」
「そこは私も同じ意見です。」
「シエルやキュレアまで!? 何故、何故なんだ、俺が何をしたと言うんだ…」
今まさに一部の人は思ったであろう。
爆発すればいいのにと……
「それよりも、マスター、私は人族になってから欲求不満なんです……まだ一回しか抱かれてませんし。」
「それなら私も一緒です。」
「いや、もっと抱いただろ! ってこんな恥ずかしいこと言わせるな! リリカもいるんだぞ!」
「私は、気にしない……むしろ私も参加したい。」
「何に!?」
「分かるでしょ?」
「まだ出会ってから四時間も経ってないんですけど…」
「愛に時間なんて関係ない、大事なのは大きさ。」
「何の!?」
「え? 愛の。」
「…そうですか。」
「マスター、もう私は限界です、私は………ん……あっ、ん」
「わ、私もです、ご主人。」
「私も…参加する……」
「おいー! こんな状況で〇〇〇はやめろーーーー!!!」
見事なカオスが形成されていた。
______次の日の朝…………
「どうしてこうなったー!」
一人の少年が叫ぶ光景が広がっていた。
あのあとどうなったかは……ご想像にお任せします。
………ただ一つ言えることは、リリカはやるとき性格が変わる。
「ん……マステャー、おひゃようごじゃいましゅ……」
「うん、人族になったからまだなれてないのかな……まあ、可愛いからよしっ!」
「ご主人、おはようございます。」
「お、キュレアはちゃんと起きれるのか……ん? キュレア?」
「ご主人、おはようございます、おはよう……ございま、す。」
「寝言!?」
「カズキー、好きー。」
「まだ……カオスは続いていたか……」
あれから皆を起こし終わるまで数十分ほど掛かった。
「さて、皆起きたわけだけど……すいませんでしたー! 勢いとは言えリリカさんの、その、あの、は、はじめてを………」
「私が好きでやったこと、謝れないで、でも、その、できれば……責任、取ってください////」
「うっ。」
考えてみてください。
美少女がうる目で上目遣いしてくるのだ。
それも関係を持ってしまった相手。
断れますか? 答えは否だ断じて否だ! これを断ったら男じゃねえ!
「えーっと、俺でよければ……二人もいいか?」
「ん、仕方がありません。」
「ご主人がそうすると言うなら。」
「それじゃあ!」
「ああ、やったあとでこう言うのもおかしいけど…これからよろしく。」
「はいっ!」
リリカは生きてきた中で最大であろう満面の笑みでそれに答えた。
「それで? マスターいつ出発するんですか?」
「ああ、そのことなんだけど今から歩いて行っても正直間に合わないだろ?」
「ええ、まあ、ただでさえぎりぎりでしたし……」
「カズキたちは何処かに行くの?」
「あ、そう言えば言ってなかったな…えーとな俺たちは学園に行こうと思ってるんだ。」
「学園? 通うの?」
「ああ、そのつもりだ、それで、よかったらお前もどうだ?」
「私もいいの?」
「ああ、もちろん。」
「ありがと、カズキ…」
「いや、まあ、どうせ全員で入ろうと思ってたし……」
カズキはリリカの隠しもしないまっすぐな思いに照れたようだ。
そのとき他二名の目が光ったかが……カズキはきずかなかった。
「それでマスター本当にどうするんですか?」
「ああ、飛行船を作ろうかと思って。」
「本気で言ってますか?」
「おう、本気だぞ? だって憧れるだろ?」
「やっぱりご主人は規格外です……」
「カズキ、凄い…」
「さあ、さっさと作るぞーお前らはここで待っててくれ。」
「一緒に行ったらだめなのですか?」
「そういうわけじゃないけど、驚かせたいじゃない?」
「そう言う事でしたら。」
「がんばって、カズキ……」
「楽しみにしててくれよ!」
「うーん、これかなーいや、こっちの方が……でも………よし、決めた! まずはこれをこうして………」
カズキがいろいろ試行錯誤した結果。
「また、これは……」
「……………」
「カズキ、凄い………」
カズキが作ったそれは城。
空に浮かぶ城である。
「ああー正直言うと…ちょっと後悔してる。」
「マスターは〇がゴミのようだでも目指してるんですか?」
「どこから仕入れてくるの!? そのネタ!?」
「カズキ、カズキ、あれは何?」
「あれか? 波〇砲だ。」
「どれだけの威力なんですか?」
「星が一つ吹き飛ぶ☆」
「……なんてもの作ってるんですかー!」
「大丈夫だって、基本使わないし使うとしても千分の一に抑えて使うから、ほら普段使うのはあれだよ。」
「……まさかとは思いますが。」
「うん、対国家用超電磁砲だよ普通の超電磁砲の五倍の威力を持ってるよ☆」
そのあとも空に浮かぶ要塞に搭載されたチートギミックを聞きリリカ以外は再起不能になっていたがまた今度




