はじめての…建築?。
面接練習、やっと終わった……
いやー受験との両立って難しいですねー
もう、へとへとです…………
「マスター疲れましたー」
「もう少し我慢しろーこの森抜けたら町に着くから」
「はあ、分かりました」
「ほらキュレアを見習え全然余裕そうだぞ?」
「ええ、まだまだいけますよ」
「キュレア…あなた身体強化使ってますね?」
「な、何のことでしょう」
「ずるいですよ、私がスキルで魔法が使えないからって」
「ん? シエルも魔法使いたいのか?」
「それはもう、でも私には魔力がありませんから……」
「なら使えるようにしたらいいだろ」
「どうやってですか…言っておきますけど私にはマスターみたいに変身とか出来ませんからね」
「なに変身って!? シエルの中で俺って何なの!?」
「出来ないんですか?」
「……いや、出来なくも無いけど…」
「ほら、出来るんじゃないですか」
「それはいいから、それより魔法使いたいんだろ?」
「……本当に使えるようになるんですか?」
「あったり前だろ? 俺が嘘ついたことなんかあったか?」
「記憶にあるだけで三、四回ほどあったと思いますけど」
「…まあそれは置いておいてだ、シエルお前今日から人族になれ」
「はあ……って何ですか!? 人族? え、どうやって」
「こうだ」
カズキが右手をシエルにかざすとシエルが光輝いた。
「えっと、これ…何か変わりましたか?」
「ステータス見てみろよスキルだったときは見えなかっただろうけど人族になった今なら見れるだろ」
「え、えと……ステータス」
ステータス
名前 シエル
種族 人族
称号 頭脳者、成り代わりし者、神の申し子、カズキ大好きっ子
「…………」
「何で途中で閉じたんだ?」
「いえ、何でもありません、ただちょっと気になる称号があっただけです。」
「そうか?」
「それよりマスター早く行きましょうこれじゃあ日が暮れてしまいます。」
「ん、そうだな、………いいこと考えた家を創ろう。」
「また唐突ですね、しかも作るじゃなくて創るですか…」
「こらそこ、メタ発言は禁止だぞ。」
「これは失礼しました、いつもマスターがしてるのでいいかと思いました。」
「あ、うん、ごめんなさい。」
「それよりどこに創るんですか? 家を創るにしたって場所が必要ですよ?」
「ここ。」
「………なんですか、それ。」
「ご主人なんですか? それは。」
「ふっふっふ、見たほうが早い、ついてきてくれ。」
「いやな予感しかしないんですけど。」
そこには真っ白な空間が広がっていた。
「どこですか…ここ。」
「精霊王が言うには無とかなんとかっていってたな。」
「ああ、あれですか。」
「ご主人は精霊王に会ったことがあるんですか!?」
「ん? あるぞー。」
「すごいです、さすがご主人です。」
「やっぱ魔法使うやつらは会いたいもんなのか?」
「それはもちろん、魔法使いの憧れですよ、まあご主人のほうが強いでしょうけど。」
「そんなに会いたいなら会わしてやるよ。」
「本当ですか!?」
「おう、まあその前に家を創るぞー、そうだな、まずこの見た目をどうにかしたいなー草原に変えるか…あとは太陽と月、星もつけよう、そんでもって家は……これでいいか、よし適応っと。」
一面真っ白だった空間は草原に変わり太陽が出てきた。
さらにカズキの目の前にけして家とはいえない邸宅がでてきた。
「もうマスターが何をしても驚かない自信があります。」
「奇遇ですねシエル、私もです。」
「家具とかはあとで創るとして、今日はもう少しだけ進もうぜ。」
「はい、分かりました。」
「あ、シエルも身体強化つかってるね。」
「ええ、意外に簡単でした。」
「普通の人が魔力で体強化するのに十年はかかるんだけどなー。」
「ん? てことはキュレアは八歳のときから修行してたのか? えらいなー」
「い、いえそれほどでも……」
「よし、じゃあもう少し進むぞー」
「「おー」」
「おい。」
「あ? 誰だ?」
「俺だ。」
「んだ、このガキはぶへらっ」
男のセリフは最後まで続かなかった。
「どいつもこいつも俺見りゃガキ、ガキ言いやがってそろそろ限界だぞ?」
「てめガキなにしやがんだ。」
「うるせってんだー」
なんでこんなことになったかと言うと話は少し前に戻る。
「ご主人、この先に人がいるようです。」
「ああ、そうみたいだな、それもたちの悪いやつが六人に少女が一人だ、どう考えてもこれはあれだよなー」
「あれですね。」
「助けに行かないんですか? ご主人。」
「お前は助けてほしいか? 同じ獣人なようだし。」
「ええ、その、できれば…」
「そうか、じゃあちょっと待ってろ、やってくる。」
と言う訳である。
「やめて…」
「あ? 奴隷がなに言ってんだ?」
「そうだぜ、お前ら獣人は人族様の言うことを聞いてりゃいいんだよ。」
「そんな……私は奴隷じゃない。あの人を助けようとしただけ」
「ああ、何言ってんだよ、まだそんなこと言ってんのか?」
「どういう事?」
「お前は最初から騙されてたんだよ、ぎゃははははは。」
「な、んで…」
「なんでだ? そんなもん獣人だからに決まってんだろお。」
「おい。」
「あ? 誰だ?」
「俺だ。」
「んだ、このガキはぶへらっ」
「どいつもこいつも俺見りゃガキ、ガキ言いやがってそろそろ限界だぞ?」
「てめガキなにしやがんだ。」
「うるせってんだー」
カズキの初めての盗賊狩りが始まる。
次回は新しいヒロインがでるー
ちなみにこのヒロインは友達の趣味だそうです。




