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イメチェンとあっさり散った命。

熱を出してしまいました……が、このままのペースで投稿頑張ります。

「できたー!」

「あっマスター、できたんですか?」

「ああ、完璧だぜ。」

「どれですか、ご主人!」

「おお、ちょっと待ってろ今から一人ずつ着替えてもらうから。」

「え、どこでですか?流石に私たちにそんな趣味はありませんよ? で、でもマスターがどうし「あっちで。」……」


シエルが何かを言い終わるまえにカズキが答えた。

そしてカズキが指した方にはいつ作ったのか分からない立派な更衣室があった。


「マスターはもう少し自重してもいいと思います。」

「ん? 何言ってんだ? ほら、まずシエルからだからこれ持ってあそこ行って着替えて。」

「はあ、分かりました。」



数分して……


「えっと、これで、どうでしょうか?」

「…………」

「えっと、マスター?」

「最高です!」

「そ、そうですか…あ、ありがとうございます\\\」


カズキが作ったシエルの服は基本的に戦闘には参戦しないのでもとから着ていたピンクのフリル付きワンピースのような服にに花柄をつけ首から肩にかけては薄い赤を使ったスカーフを巻いている、さらに頭には薔薇をイメージしたピンククリスタルを使った髪飾りをつけてよりいっそう可愛くなっていた。


「よし、次はキュレアだな、キュレアはこれだ。」

「は、はい、ちょっと待っていてください。」

「あんまり急がなくてもいいぞ?」

「わ、分かりました。」


またもや数分……


「えー、どうでしょう、ご主人。」

「うん、可愛い。」

「あ、ありがとうございます!」


キュレアの服は黒と白を使った服でフリルが控えめにつけられているドレスにも似た服で俗に言うメイド服だ、ちなみに見えないが太ももの辺りには短剣が収納できるスペースがあり収納されている短剣は投げてもどこかに刺されば自動的に手元に戻り投げた数も自由に変更できるというチートじみた物だ。


「さて、全員着替え終わったな?」

「まだマスターが着替えてませんが……」

「ああ、そうだった、もうお前らでおなかいっぱい状態だったから忘れてたよ。」

「やっぱりマスターはどこかぬけてますね。」

「うっ…ちょ、ちょっと着替えてくる。」

「はい、待ってますね。」

「楽しみにしてますね、ご主人。」


数分後……


「あー、どうだ?」

「「…………」」

「シエル? キュレア? やっぱ似合ってないか?」

「い、いえそんなことないですよ! とってもかっこいいと思います!」

「わ、私も、そう思います、ご主人とってもかっこいいですよ!」

「そ、そうか?」


カズキの格好は一言でいえば黒、黒のズボンに黒のシャツ、その上から黒をベースに左胸の辺りに銀色で小さめな胸当てがついてるコートを着ている、これがまたこの世界では珍しい黒い髪と黒い目によく合っていて顔もどちらかというとかっこいい部類に入るカズキはこの服を着たことで町で十人にかっこいいかと聞けば百人から勢いよくかっこいいと言われるほどになっていた。


「よし、今度こそ全員着替えたな。」

「はい。」

「じゃあ次は武器を渡すぞ?」

「えっと、私は……」

「ああ、シエルにもあるぞ、基本的に戦闘に参加しないといっても、もしものときがあるかもしれないからな。」

「ご主人、私のはありますか?」

「おう、魔力切れたら大変だもんな。」

「い、いやこの短剣があれば大丈夫だとは思いますが。」

「ん?じゃあいらないか?」

「い、いえ、それとこれとは別です!」

「そうか、じゃあ渡すな?」

「「はい!」」

「じゃあ、えーこれが、シエルのだ。」


カズキが差し出したそれは扇子。


「どう使うんですか? これ?」

「持ってからあそこに向けてバッって感じでひらいてみ。」

「はあ、分かりました。」


シエルが扇子を持ってそこに生えてあった木に向けて勢いよく広げるとどこから出てきたのかさまざまな花びらがその木に向かっていきそして……スッパリと切れた。


「は?」

「すごいだろ? これ作るの苦労したんだ。」

「そ、そうですか。」

「で、これが…キュレアのだ。」

「ん? ご主人これは?」


カズキが渡したそれは黒くて四角い何か、そう何かだ。


「ふっふっふ、これををもって何か感じないか?」

「え? そうですね……もしかしてこれ魔力を?」

「おっさすがシエル、九尾なだけあるな、もうきずいたか。」

「そりゃ魔力量が二倍になってたら誰でも分かりますよ!」

「あ、残念三倍だ。」

「…………」

「ん? さすがに驚いたか?」

「さ…」

「さ?」

「流石です、ご主人様!」

「え、あ、そ、そうか……気に入ってくれたならよかった。」

「はい!」

「それじゃあ次はご主人の武器ですね。」

「そうです、マスターの武器はどんなものですか?」

「よくぞ聞いてくれた、俺のは…これだ!」


カズキが手にしていたのは真っ白な刀身に薄く月と桜が描かれた美しい刀だった。


「また、不思議な形ですね、普通の剣とは違うようですけど。」

「そうだ、これは俺のいた故郷の伝統的な武器なんだ。」

「ご主人様の故郷の、ですか?」

「そう、まあいろんな効果つけてるけどね。」

「マスター、一応聞いておきます、どんな効果をつけたんですか?」

「ん? これだ。」



雪月花  レア度???

説明

この世の最高傑作、魔法とどこかの島国の文化が融合した神の武器

装備効果

雪花  ;任意で氷の花びらを飛ばすことができる花びらに当たるとスタミナが奪われる(数は調整可能)

雪月  ;任意で何でも凍らせる光を見える好きな範囲にあてることができる

絶対零度;切った相手または周りにいる相手を任意で凍らせることができる

身体強化;ステータスに特大補正

破壊不能;破壊が不可能



「「…………」」

「どうだ? すごいだろ?」

「マスター質問いいですか?」

「ああ、いいぞ。」

「なぜ仮面のときより詳しく見えるんですか? なぜ説明が私たちにも見えるんですか? なぜこうなったんですか? もしかして私たちの武器もこんな感じなんですか?」

「し、質問が多すぎる。」

「答えてください。」

「……はい、詳しく見えるのは完全解説ってスキルのせいで、お前らにも見えるのは具現化ってスキルつかったからで、こうなったのは武神ってスキルを使いながら作ったからで、お前らの武器はこれよりすごいです、はい。」

「そうですか。」

「ん?思ったんですけど、ご主人?」

「な、なんだ?」

「武器はまだ分かるんですが服はどうやって作ったんですか?」

「ああ、それは金属を布にした。」

「はい?」

「だから、おれのスキルの等価交換で金属と同価値、同性能の布に変えた。」

「……ちなみにマスター、その金属とは?」

「魔鋼鉄。」

「あ、ソウデスカ。」

「ああ、あと俺の着てるこのコートはなぜかアイテムボックスに入ってた黒龍王の素材で作った。」

「……そういえばギルドに帰るときご主人が範囲攻撃で倒したドラゴンの中に一匹だけ黒いのが居たような……」


この時の黒いドラゴンこそが黒龍王であり魔族の領地を奪うため他のドラゴン達を引き連れて攻めてきていたのだがそんなことは知らないカズキの範囲攻撃によりあっさりと命を散らせていたという事は今や誰も知ることのない出来事である。


「ふーん、まあいいじゃん、それよりこの町からでて次の町行こうぜ。」

「はい……」

「シエル元気ないですね、どうしたんでしょうかご主人?」

「さあ、もっとこの町に居たかったのかな?」

「マスターのせいです!」

「ええ! 何で!」

「もう知りませーん。」

「ちょ、待ってよ……あっ、めぼしい金属以外置いてきちゃった……まいっか。」


この後、鍛冶屋の親父は店の裏にあった宝の山(普通の人にとって)を見て三時間程固まっていたのは言うまでもない。

ちなみに更衣室は消し飛ばしておきました。

それとこの世界の金属の基準は下から銅、鉄、銀、金、鋼、鋼鉄、オリハルコン、アダマンタイト、ミスリルそしてその上に存在自体は確認されているものの見つかる量が少なすぎるという理由で幻となっているカズキが使っていた魔鋼鉄、これがこの世界の金属の基準です。


黒龍王……可哀想(笑)

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