表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

UDNMO!ラジオ!~UDラジ!~ 初回放送



 何故か、『UDNMO!』に番外編を設けて尚且つ、おふざけで《UDラジ》なるものまで作られてしまった。



 ま、物は試しよう……ってことで!




   「「始まりましたっ!UDラジ♪」」




 「ハハッ、なんでこうなるのかね~」



 「アニメ化やコミック、遂には映画化も果たした、あの《某小説》との違いを出さねば!ってことで、無理やり番外編を設けて小説ラジオを作って今に至る訳、なんだろう?」



 「ご丁寧に説明、どーも有り難う蓮たん♪流石は非常勤講師だね~」



 「非常勤、非常勤うるせぇぞ」


 「ねぇ…これ、一回きりだよね?」


 「知らねぇよ。人気があったら、回数増えるんじゃねーのか?」


 「ハハハハハッ!冗談だよね?(笑)いちいちラジオなんて、やってらんないよ!」


 「まぁ、そう言うなよ。とにかく、今はこの時間を乗り切るぞ、稔夜」


 「はぁ……仕方ない。早く終わることを祈って、ラジオをするとしよう……」


 「ああ、さっさと終わらせるぞ」


 「で?一体、何したら良いの?」


 「え?《リスナーコーナー》?」


 「え、リスナーとか居るの?(笑)」


 「あ、今は居ないのか」


 「居たら逆にびっくりだよ!!」


 「え…あ、居るのか!」


 「嘘デショ?(笑)可笑しいだろ!つい、今始めたばっかりなのに!?」


 「ほら、リスナーからメッセ届いてるから、早く読めよ」


 「じゃあ、読みまーす(棒読み)」


 「おい、ちゃんと読めよ。稔夜」


 「はぁ…分かったよ。ちゃんと読みます~!ラジオネーム【UDNMO!、ラブ!】さんからのメッセです!【稔夜さん、蓮利さんこんばんは~!】」


 「こんばんは~」


 「【まさか、『UDNMO!』に番外編・小説ラジオが誕生するなんて、夢にも思いませんでした!】」



 「ああ、俺もだ」



 「【そこで!早速、お二人に質問です!!】」


 「お?なんだ?」


 「【『UDNMO!』番外編で小説ラジオが誕生した、今のお気持ちを一言お願いします!】というお便りでーす」


 「今の気持ちを一言って言われてもな…」


 「とにもかくにも早く終わらせたい!この一言に尽きるね~、俺は!」


 「でも、普段からこうして、お前と向き合って話すことなんて、あまり無いよな?」


 「まぁ……確かにそうかもね~」


 「お前、テキトーに言ったな?」


 「まさか、本心で言ったんだよ!酷いな~蓮利くんは!!」


 「はい、次行きまーす」


 「ちょ…!?俺の扱い、酷くない!?」


 「さっさと終わらせたいんだろ?ほら、次行くぞ」


 「……はーい」


 「ラジオネーム【稔蓮、ラブ!】さんからのメッセだ【稔蓮さん、こんば~!】」


 「何か俺ら、セットにされてるね~(笑)こんば~」


 「【『UDNMO!』のこれからの展開を少しでも良いので、教えてください!】とのことだ」


 「え、言わないよ?だって、言ったら面白く無くなるじゃん」


 「じゃあ、小説以外のことを話そう…」


 「え、小説…以外!?小説以外に何かあったっけ???」


 「『UDNMO!』が……」


 「ちょ、ちょっと待ってよ!蓮たん!!」


 「ああ?なんだよ、稔夜」


 「なんで俺が知らないことを蓮たんが知ってるのサ!」


 「知らねぇよ、んじゃ発表するぞ~」


 「何か悔しいけど…」


 「おっと、ここでエンディングのお時間となってしまいました!!」


 「おい、嘘デショ!?最後まで言ってよ、蓮たん!!」


 「うるせぇな……お前は子どもか」


 「もうこの際、子どもでも何でも良いから早く発表してよ~!!」


 「はぁ……わーったよ」


 「お!?(ドキドキ)」


 「『UDNMO!』が……」


 「『UDNMO!』が!?(ウキウキな稔夜)」




 「《UDラジ!》は《仏蘭西丼屋》と《常葉ときわ会》の提供で、お送りしました。」



 「おい、マジかよ!?」




          ~fin~








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ