此処は何処?俺は海斗?
海斗は混乱していた、
車に撥ねられて死んでしまった筈なのに目が覚めると知らない天井だった、
車に撥ねられて死んでしまった筈なのに目が覚めると巨人がいた、
車に撥ねられて死んでしまった筈なのに目が覚めると巨人に持ち上げられた、
巨人は黒髪 赤眼の美しい女性だった、
「☆〜〜〜¥%〜♥︎」
海斗に向かって話しかける、
ーーー聞いた事の無い言葉だった、
とにかく降ろしてもらおうと声をかけようとしたが、
「ア〜〜 ウ〜 ア〜〜」
何故だか喋れない、何故だろう?海斗は疑問に思い自分の身体を確認した、
……子供だった、というより赤ん坊だった、
そう、女性が巨人だったのでは無く海斗が小さかったのだ、
ーーーわからない、分からない、解らない、
何故赤ん坊になってしまったのか、ここはどこなのか、目の前の女性は誰なのか、死んだのでは無かったのか?
しかし、考えても答えは出ない、海斗はなんとなく女性を見た、
「☆☆♥︎〜¥%〜」
やはり言葉は分からないが女性は笑っていた、優しい表情で海斗に向かって笑いかけていた。
何故だろう?その笑顔を見ると海斗はとても安心した、心の奥が暖かくなるのだ、そして女性に笑顔であやされてる内に海斗は眠りについた、