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5. 嫌な予感がします…!


「君は、一体何をしにきたのかな?」


妙にゆっくり話す誰かの声に、夢うつつだった頭がぼんやり覚醒した。

薄目を徐々にあげて行けば、傷一つなく磨き上げられた革靴が二つ。折り目も美しいスラックスからは、適度に筋肉質な御御足が二本。

……。


ゆっくり上げた頭の先には、キラキラ光る金髪も眩しい、営業部長様。


……はい、終わったーー。


あー、短かったなー、私の社会人人生。また就職活動かー。雇ってくれるところあるのかなー、なきゃ困るよねー。


「……」


まさか謝ろうと思って相手を動かせるとか、ましてや、この状況。どう贔屓目に見たって、謝罪相手のオフィスの目の前でぐーすか寝てたとしか見えないじゃない!!


あー、駄目だわ。寝てなかったけど、弁解の余地は皆無だわ。


「……おい」


まー、寛容な人だったなら、そもそもの発端すら無かっただろうし。人の話聞いてくれないんだろうなー。課長ー。岸田には過ぎた任務だったみたいですー。


「…………ほぅ。無視するか」


だってほら、気のせいか目の前のイケメン美人が、般若の一歩手前まできてるみたいだし。眉間に皺が寄っても綺麗ってどーなの。得だなー。


……あれ?何か般若様の手がこっちに……。


「礼儀の一つもできていないとは、悲しいことだ。アホづらがここまで似合う奴もそういないだろうな」


ゆっくり、でも確実に伸ばされたイケメン部長の手は、何故か私の顎をちょっと引っ掛けるように触れると、そのままくいっと強制的に上を向かせた。


「殊勝な態度で謝罪にきたと聞いて、まだいい方かと思えば部屋の前で船を漕ぐ。……まったく、意図的に今回のプロジェクトを潰したいのかと思ってしまうよ」


ぼーっと美人の顔を見ている間に、冷かな視線がこちらを射抜いた。


……いや、私謝りにきただけのはずなんだが?

かなり時間差…!すみません…!

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