青春している様です!?
卒業したということで、俺は友達と卒業旅行に来ていた。僕の名前は、夢叶大和。中学校を卒業した新高校生だ。受験が終わったこともあって、僕は友達と卒業旅行に来ている。
「はぁー。疲れたな」
こいつは、男友達のカズ。簡単に説明をすれば、馬鹿だ。
「・・・って、いうか。今日なんか女子組めっちゃ可愛くねぇか!?」
「旅行だし、気合い入れてきたんだろうな」
というのも、男友達だけで来たわけではないのだ。中学時代、僕はとあるグループで仲良くしていた。男子3と女子3人の、グループ。本当は僕のもう一人の男友達のレイが来るはずだったのだが、生憎風邪を引いたらしい。そして、例の女子メンというのは、
「ただいま~!!」
天真爛漫の優希。
「いい温泉だったね~」
明るすぎる陽キャだけど、癒されキャラだった優夢。
「長風呂しちゃってごめんね!」
おとなしく天才キャラの緩涼。
「全然大丈夫だよ!!じゃあ、次は僕らの番か」
「だな。行くぞ。大和」
「ちなみに言っておくと、温泉本当に気持ちいいよ!!3年間の疲れが嘘かのように取れるからね!!」
「うっそだぁー」
「騙されたと思って入ってみな!!」
「んま、とりあえず行ってくるわ」
「はーい」
そうして、僕とカズは温泉に向かうのであった。
温泉に向かえば、必ずすることがあるだろう。それは、
「なぁ。結局一番可愛いの誰だったと思う?」
中学生ならではの、恋バナだ。
「ランキングつけるもんじゃないだろ・・・」
「連れないなぁー。中学生ならではだろ?」
「そうだけどさぁ。なんか、申し訳ないんだよ」
「そういや、結局お前って、中学校では好きな人出来なかったよな」
「まあな。あいつを越えられる存在はいない」
「やっぱり、あの子が忘れられないのか?」
「そりゃあ。あれ以上に魅力的な女の子いねぇだろ」
「でも、好きってわけじゃないんだよな」
「まぁ、もう好きではない」
カズは、小学校も同じだったから分かるのだ。僕には、好きな女子がいた。が、とあることが理由で僕はその女子を好きじゃなくなった。今でも、友達としては関わっているが。
「意外とさ、みぞれとか可愛くね?」
「別に。可愛いとは思うけど、恋愛的にどうって聞かれたらそうでもないかな」
「相も変わらずだなぁー」
「それで言ったら、みぞれも優希も優夢もみんな可愛いけどな」
「それはそう」
「でも実際、お前もあいつらを恋愛的に見れるか?」
「いや、見れないな」
「だったら僕と言ってること変わらないだろう」
なんと言うのか。関わりが深くなってしまえば、恋愛感情が生まれることがなくなってしまうのだ。
「なんか、もっと青春したかったなー」
「充分青春しているけどな」
僕は、これを青春じゃないと思ったことはない。
「でもやっぱ、そろそろお前も好きな人つくってみれば?」
「気が向いたらな」
「それ、絶対作らないやつだ。あのメンバーの中だったら、みぞれとかめっちゃよくね?」
「彼女としてはってことか?・・・まぁ、あの子の彼氏になれる子は随分と幸せだろうな」
「お前はなりたいって思わないのか?」
「んまあ。友達として十分かな」
・・・私は、その会話を聞いていた。
「ふーん。やっぱり、そうなんだ」
もう、お気づきの人もいるだろう。何を隠そうか・・・私は、大和君のことが好きなのである。好きになったきっかけは・・・至って単純なもの。私が、中学1年生の頃、話してて楽しいと思ったのがきっかけで、気づいたら好きになっていた。
「大和君。好きな人作らないタイプだもんなぁ」
私、結構頑張ってアタックし続けたつもりなんだけど。それでも彼の心を動かすことは出来なかった。
「告白しなって言われたけど・・・」
失敗する未来しか見えない。でも、大和君の彼女になりたいしなぁ。
「んー。勇気が出ない」
でもまぁ。友達のままでいいかもしれない。部屋に戻って、恋バナの続きをしよう・・・。
※最後、頭が働かなくなって止めちゃいました




