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魔紋章のある世界へ  作者: ルケア


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91話 魔法の中級と上級・上級金属の精錬と加工は第6紋章2つ持ちだけ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 兵糧問題も、解決しただろう? だからさ、5億人くらい連れてきて欲しいんだよな。占領地を維持するにもそれくらいの人数が欲しいし。村はいいかもしれないけど、都市町は確定で占領するんだから、人員は必要だよな。沿岸部まで落とす予定なので、相当な人数が欲しいんだけど。


「そんな訳ですので、兵糧の問題は無いものと考えてください。普通に生産をしても消費しきれないくらいは用意できますので」


「……マジかよ。いや、ちょっと待ってくれ。無限資源だと? そんなものがこの世に存在しても良いのか? 農村が要らないって言っているようなものだぞ?」


「……まあ、ぶっちゃけると、そうですね。無限回廊を進めすぎると、農村は要らなくなります。生きるためには、ですけどね。無限資源って言っても、そこまで良いものではないんですよ。何よりも味が変わらないので」


 そうなんだよなあ。無限資源の欠点って言ったらいいのか、よく解らないんだけど味が変わらないんだよな。品種が固定されているから、その味しかしないんだよ。しかも品質は並み。金属でいう所の中の中。だから、美味しいものを食べようと思うと、どうしても生産しなければならない。野菜なんかでも、果物なんかでも、しっかりと管理をして品種改良をした方が美味しくなるんだよな。その辺は検証班の結果なんだけど、家畜の方が肉も美味しいし、魚も養殖した方が美味しい。天然の魚はどうなんだって? 餌にありつける訳でもないから、品質はぶれる。養殖の方が美味しいぞ? そりゃあね? 研究して徹底的に管理された食べ物の方が美味しいに決まっているじゃないか。


 余裕が出来たら、畜産とか養殖とかにも手を出してみたいんだけど、それも難しそうなんだよな。俺の寿命が持たないと思うんだよ。美味しくなるころには、俺は死んでいるんじゃないかと思うんだよな。それじゃあ意味がないんだよ。でも、食事は美味しい方が良いよね。最近は特にそう感じている。病院食は、思った以上に低品質だったんだなって事が解ったからさ。


「なので、美食を追求しようと思うと、どうしても農業漁業畜産業はやらないといけないんですよね。俺達がやろうとしている牛乳に関しても、モーギュでは低品質の物しか作れないので。高品質な物を作ろうと思うと、別の魔物を捕まえてこないといけないんですよね。でも、そこまですると、値段が上がるので、今度は平民が食べれるものじゃなくなるって言うか、安売りしたくないっていう感じです。なので、高品質の物については、もうちょっと先かなって」


「……これは、あれだな。なあ、お前らの盟主の頭ん中はどうなっているんだ? 普通におかしいとは思わないのか?」


「おかしいと思うわよ? 普通こんなことを考えないもの。無限回廊だってそう。私たちはそもそも攻略できるのかさえよく解っていなかったわ」


「その通りであるな。わしらがおかしいのではないのである。エルンストがおかしいだけなのである。わしらも考えたことはあるが、あくまでも与えられた情報から考えただけである。何処からともなく情報を持ってきているのはエルンストである。非常識の塊とわしらを同じにしないで欲しいのである」


 いや、非常識だって言っているけどさ、元々はお前らの世界じゃん? 何で知らないの? 知っていてもおかしくないと思うんだけど。まあ、非常識なのは認めるけどさ。だって、検証班のレポートとか面白くて読みたくなるだろう? お前らやるゲームを間違えてないのか? って何度も疑問に思ったことか。それをやって何が変わるんだよって思ったこともあるさ。でも、ゲーム制作側もそこまで作り込んでいるんだから、こういう事も想定してたんだろうなって思う訳だ。


 そしてそれがリアルになった。なら使える知識があるのであれば、使うだろうに。使えない知識だと思っていたものが使えますってなったら、使わないと勿体ないじゃない? 勿論限度ってものがあるし、出来ない事も沢山ある。俺だって万能じゃないんだから。全部を知っている訳では無い。ただ、この世界の人よりは知っているってだけで。


「少しだけ良いか? ……無限資源の中には、金属も含まれるのか?」


「答えは、解らない、だな。そんなものは見つかっていない。無限金属、無限鉱山というものは見つかっていない。……見つかっていないが、無限回廊では金属の採掘も可能だ。そして既に、俺達はその金属を使っている。この鎧もそうだ。一応は世界最高峰の金属で出来上がっている。言っては悪いが、青銅はそこまで重要な金属ではないかな。それよりも重要な金属がある。それを見つける方が重要なんだよ」


「……そう、か。という事は、金属に胡坐をかいた産業も見直さないといけねえ、そういう事か」


「まあ、そうだと思うぞ。だが、金属を扱っているのは、第10紋章の奴らなんだよな? 多分だけど」


「ん? いや、違うぞ。……まあ、お前らには言っても問題なさそうだな。青銅は誰でも加工が出来る。別に英雄紋章だけが加工できるわけじゃない。青銅なら誰でも加工が出来るんだ。だから、鍛冶師も紋章は関係ないぞ」


「ああ、それは解っているのか。なら、魔法を使って加工をしているんだよな?」


「そうだ。精錬から何まで魔法で行っている。一応は極秘だから言うんじゃないぞ?」


「それは良いんですけど、他の色の金属って見つかっていませんか? 具体的に言うと、橙色、緑色、黒色、桃色、これらのどれかの色の金属が出てきていませんか? 加工が出来ないけど、よく解らない金属って出て来てません?」


「ん? んー、あー。あれか。緑の石か? それなら結構出てきているな。確かに色が付いていたから一応は纏めて置いてあるが、あれは使えなかった筈だぞ? 英雄紋章を2つ持っている奴らでも加工は出来なかったはずだ」


「え? 緑色? ねえ、エルンスト、心当たりがあるのだけれど?」


「うむ。緑色の金属はあったのである。メリトラであるな」


「ああ、そうだな。代官様、その緑色の石、多分ですけど、金属ですよ? 青銅よりも優秀な金属です。確かに加工できないのはその通りなんですが、使う魔紋章が違うんですよ。魔法の認識ってどうなってますか?」


「魔法の認識? 下級魔法と上級魔法の話か? それよりも上の魔法は、セツラミラルーベしか知らないが」


「ええそうです。そして、今の言葉で魔法の認識が違うという事が解りました。魔法は下級魔法、中級魔法、上級魔法に分かれています。多分、上級魔法と思って使っている魔法が中級魔法ですね。そして、セツラミラルーベはまさしく上級魔法です」


「中級魔法!? 待て待て! そうしたら何か!? 教会の教えている魔法が間違っているってか!? そんな話があるか!?」


「間違っているんですよ。残念なことに。今、上級魔法だと思っている魔法は中級魔法です。上級魔法はまた別にあります。そして、その緑色の金属ですが、上級魔法でしか加工が出来ません。上級魔法を使うには、正しく魔紋章を知る必要があります。上級の精錬魔法や加工魔法を使えるのは、第6紋章2つ持ちだけです。第10紋章は必要ありません。鍛冶師で、レベルが100を超えている人で、第6紋章2つ持ちの人を探してみませんか? 恐らくですが、精錬が出来ると思いますよ? しかも、上級の金属ですからね。青銅なんかとは比べ物にならないくらいの価値がありますよ?」


 薄々思っていたけど、やっぱりあったか。青銅しかないってことは無いだろうと思ったんだよな。あっても不思議じゃなかった。やっぱりかって話なんだけど。


 この金属を加工できる術が見つかったら、この国は大混乱になるんだろうな。そうしたら、芋づる式にコーバイトとベルベリアリが見つかるだろう。第4王子派だけで独占できるぞ?

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[一言] タイトル案 魔法の中級と上級・上級金属の精錬と加工は第6紋章2つ持ちだけ 72話で金属のことを書いてたな
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