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9話 魔法で強化し殴って狩り

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「餓鬼が3匹だな。30トマスだ。宿代の10分の1が居てくれたんだ。とっとと倒してしまうがいいよな? 準備不足の奴は居ないよな?」


「うむ。メッセを使った後にククリオを使えば良いのであろう? わしは問題ない」


「うわー、グロい。とりあえずメッセだよね。解ってるって」


「準備は万端ですよ」


「問題ないのだ」


「うちも大丈夫やで」


「じゃあ、飛び出すぞ。飛び出したら戦闘開始だ。ガストビ、後ろにはやらないとは思うけど、念のためな。じゃあ行くぞ!」


 草陰から飛び出す。餓鬼が3匹。まあ、敵としては最弱候補筆頭だ。こんなのに負けるわけがない。怪我をする気もない。余裕で片づける。


「「「「「メッセ!」」」」」


 バフが飛んでくる。……合計で1%上がったかどうかだな。この微妙な差が嫌いなんだと。俺には何も感じないが、体を良く動かす奴ほど嫌いな感覚なんだそうだ。


「ギャギャギャ」


 餓鬼がこっちに走り込んでくる。遅いけどな。50m走で20秒くらいかかりそうな速度だ。不思議だよな。もっと早くても良いと思うんだけど。


 まあ、それだけ余裕があるって事なんだよ。じゃあ、こっちも行きますか。


「タウン!」×8


 自己バフ。メッセの自己バフ版だ。こっちは熟練度が溜まっている。1つで5%くらい強化してくれる。瞬時に8掛けするから40%位の強化になる。体の使い方が変わる。流れで合わせてそのまま突っ込む。拳を振りかぶり。


「バンカー!」


 拳を使う際に使える下級打撃魔法だ。威力が50%くらい底上げできるんだが、熟練度が足りない。素の拳よりも3%くらいダメージが増えるんじゃないかな。


 それを餓鬼の喉目掛けてぶち込む。当然だが、HPは魔物も無いんだ。殺すには効率的な攻撃が求められる。姿勢を低くして、まっすぐに喉に直撃させた。その結果、首が折れた感触が拳に伝わる。多分これで死んだはずだ。


「バンカー! バンカー! バンカー!」


 拳の指定はどちらでもいい。残り2体を寄せ付けないようにするために拳を振るう。とりあえず怯ませればOKだ。狙いを付けるのは余裕ができてからでいい。


 近接戦闘の基本だ。急所は解っているが、毎度毎度的確に急所を狙うような芸当は出来ない。スポーツ選手でも無いからな。その辺は自己流になるんだよ。体に頭、その辺を狙わずに振りぬく。そして、体勢が整ったら。


「バンカー!」


 喉に向けて拳を突き出す。身体能力が強化されているから、何とか1撃で片が付くんだが、これが殆んど戦ったことが無い状態だと苦戦は必至だ。準備はしておくべきだな。強い魔法を覚えても使えない。これも開発陣の涙ぐましい努力の結晶なんだろうな。


 既に2匹の死体は残っていない。死んだ時点で消えてしまうのが魔物だ。人間や動物は残るが、魔物は消えてドロップを落とす。何でなのかは知らない。これがゲームだからってのが一番の理由だろうなあ。現実にはあり得ないんだろうけど、そうなっているし。


「とどめの! バンカー!」


 多少アッパー気味に掬い上げる。吹っ飛び、地面にぶつかった後に消滅した。……終わったな。そして、直ぐに魔法を発動させる。


「ドルウォートル!」


 戦闘後の索敵は大事。終わったと思ったその時が一番の油断ポイントだ。慢心は駄目だぞ。近くにいる可能性があるんだよ。音を出していたんだから呼び込む可能性もあるんだよな。


「……周囲に近づいてきている奴らは居ないな。良し! 終わったぞー!」


「うむ。1人で倒せてしまうとは。危なげも全くなかったな」


「だよねー。でも、本当に魔物って消えるんだね。なんだか不思議」


「これ、私たちは必要なのかしら? 特に私は回復を担当するのよね?」


「楽が出来て良いのだ。それよりもドロップ品を回収するのだ」


「餓鬼のドロップ品は牙と爪やな。どっちかしか落ちとらんはずやで?」


 ドロップ品は3つ。換金用だな。生産で使う物もあるが、基本は換金したほうが良い。今後、これ以上に良いものが手に入る予定だからな。


 そもそも、魔法が主体のゲーム世界である。普通は近づかれたら駄目なので、遠距離から攻撃するんだけどな? 今後はジスレアには先制攻撃をしてもらうつもりなんだよ。魔法攻撃も覚えてもらわないとな。沢山種類があるんだが、最低でも5つは覚えてもらう。


 上級上位の敵って、属性攻撃を3つくらい無効化してくるからな。それの対策手段は必須になる。3つ全部無効化させられるのは辛い。色んな属性の魔法があるんだから、いろんな属性の魔法を使えって事なんだよ。ちなみに、バンカーは物理魔法だ。物理属性なんだよな。珍しい属性だが、そういうものなんだよ。


 でもまあ、血みどろにならないのは良いことだよな。返り血を浴びると消えてくれないんだよ。何でなのかは知らない。でも、打撃で倒すと血が殆んど出ないからありがたい。


「ドロップ確保だな。これで30トマスだ。さて、連戦する訳なんだけど、準備は良いか? 採取もしながら次に向かうけど、連戦だ。今度はジスレアに先制攻撃をしてもらうから。教えた魔法のどれでもいいぞ。まだ倒せないけど大丈夫だから」


「威力が足りないんだったっけ? 難しいことは解らないけど、とりあえず魔法を使えばいいんでしょ?」


「そうだ。魔法を使えば使う程に強くなっていくからな。初めは本当に弱いから、使い慣れるまでは辛抱してもらわないといけないけど、使い慣れてきたら本当に強くなるからな」


 ちなみに使ってもらうのは第2紋章専用魔法のアロー系統の魔法だ。とりあえず5属性教えてある。お勧めの属性だぞ。属性って結構あるから全部覚えろというのは大変なんだよな。でも威力と射程のある魔法だから、覚えておくのも悪くは無いんだよ。


 そんな訳で、採取しながらどんどんと奥へ奥へと進んでいく。索敵は必須だけど、周りは鑑定をしっかりとして貰いながら採取を頑張っている。テームで解らない物もあるから、それは採取しないけど。下級の範囲を超えている採取物は必要ないんだよ。


「今度はコボルト4匹だな。ジスレア、いけるか?」


「オッケーオッケー大丈夫。沢山使えばいいんだよね?」


「ああ、沢山使ってくれ。同じので良いからな。最初はそれでいい。相性も関係ないし」


「ふむ、そうなるとわしもククリオを複数回使った方が良いのか?」


「あー、2つ同時に使おうとしなければ大丈夫だ。というか、2つ同時に使えるか?」


「いや無理だ。感覚が解らん。ではククリオを何度も使ってみよう」


 結界魔法は2つ以上同時に発動可能なんだけど、まあ、まだ無理だよな。練習もしてないし。出来ても魔力の関係で止めた方が良いんだけど。消耗が大きすぎる。熟練度稼ぎも出来るし、どんどんと使って貰おう。


「じゃあ、ジスレアのいいタイミングで魔法を打ちこんでくれ。こっちはそれに合わせるから」


「りょーかい。それじゃあ行くよ。……ボイル! ボイル! ボイル! ボイル! ボイル! ボイル! ボイル!」


「「「メッセ!」」」


「ククリオ!」


「タウン!」×7「トント!」


 火属性の矢を選んだか。森で使っても大丈夫なのかって疑問はあると思う。大丈夫だ。何でか知らないが燃えないから。ゲームでもそうだったんだけど、燃やそうと思わないと燃えないんだよな。不思議なんだよ。でも、フレンドリーファイアはある。魔法ダメージを負うのは負う。致命傷でなければ大丈夫のはずだ。


「バンカー!」


 近接戦闘に持ち込む。トントは防御魔法。これは第1紋章の魔法なんだけど、体に膜を作る防御魔法だ。これで誤射が怖くなくなる。でも、所詮は下級魔法なので、中級魔法になったら誤射されると困るんだけど。慣れてもらうしかないんだよな。今のうちに俺の動きを覚えておいてくれ。


 火属性の矢がどんどんと放り込まれてくる。連射は基本だ。鑑定で慣れたと思うんだ。魔法の発動方法はどれも同じだからな。っとおお!? トントを発動していても若干痛い! 背中に当たったぞ。燃えないだけマシだけど。これがフレンドリーファイア。ゲームよりも痛いんだけど。ゲームだと衝撃だけだったから新鮮な感覚がする!


 服は無事のはずだ。トントは服の上から掛かっているはずだから。これで燃えてたら前衛が出来ないぞ。前衛の要らないゲームだとは思うんだけどな。魔法使いが主体のゲームだからなあ。前衛というか、剣士とか槍使いとかも必要ないはずなんだけどなあ。


「バンカー!」


 決着は付いた。こんなもんだろう。コボルト4匹だから40トマスだな。順調順調。やっぱり剣とか必要ないよな。冒険者ギルドで思いっきり進められたけど。基本的には魔法でどうにかするゲームなんだがなあ。現実だけど。


「ごめーん。思いっきり誤射したよ。大丈夫だった?」


「そのための防御魔法だからな。痛かったけど。まあ、俺の動きを覚えてくれ。癖はあるからさ。基本的には一番遠くの敵を狙ってくれれば当たらないはずだから」


「しかし、よくもまあこれだけ動けますわね。冒険者ギルドでは剣を勧められていましたけれど、何とかなるものなのですね」


「いやー、これは例外なのだ。普通は武器が必要なのだ。武器が必要ないならもっと冒険者は増えているはずなのだ」


「そうやな。普通やあらへんな。普通は冒険者ギルドに借金して武器を買うて、ちょっとずつ返すんもんや。こんな無理やり倒すような事はできへん。出来てたらみんなしてるって話やな」


 ……普通だと思うんだけどな。いや、確かにゲーム時代も剣は売ってたけどさ。最初だけしか使わないんだから、皆魔法を使って何とかしていたと思うんだけど。最終的には、よく解らない金属製の魔法触媒を使って威力とかを底上げしてたけどさ。俺みたいなのは少数派だからな。


 俺はナックルダスターをいつも作ってもらっていたんだよ。第1紋章2つ持ちが俺の戦闘スタイルだったからな。特殊なのは知っているけど。でも、ランカーたちは使っていない訳じゃないんだけどな。遠距離からの魔法戦が普通なのは知っているけど、接近戦が出来ないランカーはほとんどいないんだぞ?


 奴らは回避しながら魔法をぶっ放すのが普通なんだけど。動かない魔法使いは的でしかないからな。50位くらいの奴らは棒立ちのも居るけどさ。20位くらいになってくるとそうも言ってられないんだよなあ。俺もその辺をうろうろとしていたんだけど。


 とにかく、普通の事なんだよ。近接戦闘を魔法でやることは普通なんだ。この世界の住人がおかしいだけだ。物理魔法があっても良いだろう? そう言う事だ。

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[一言] タイトル案 魔法で強化し殴って狩り 北斗神拳の様に内部から爆発させたり 聖闘士やZ戦士やNARUTOの忍者のように超人的な格闘できるんだろうか
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