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魔紋章のある世界へ  作者: ルケア


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40話 領主館が魔物の大軍に攻められ生き残り400人いるな。助けよう

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 結果、最終局面に入ってから3時間くらいでゴブリンの行軍は終わった。まあ、ざっとこんなものだろう。そこまで辛いものでもないからな。8時前くらいかな? 多分そのくらいのはずだ。


「アルレニス、そっちは任せた。ドロップ品の回収を頼む。こっちはそろそろ休ませてもらう。流石に疲れたからな」


「そうね。ドロップ品を集めるのも大変そうだけど、何とかなるわよ」


「後は、ドロップ品を狙っての襲撃があるかもしれないから、団体で行動することを心がけてくれ。気を抜いたら殺されるって事になったら困るからな」


「……その危険もあるわね。解ったわ。慎重に行うわね」


 割とへとへとである。魔法しか使っていないんだけど、流石に睡眠時間がな。もうそろそろ24時間起きていることになる。アドレナリンがバンバン出ているので、もう暫くは眠れそうにはないんだけどさ。


 流石に疲れるよねって話だ。眠らせてくれという感じなんだよ。気分的にはな。だが、町の中に入った瞬間に疲れが吹き飛んだ。荒らされているじゃん? ゴブリンが入ってきているじゃん? なんかあちこちで戦闘しているじゃん? 駄目じゃん。


 拠点はどうなんだよって話で急いで拠点に戻ったんだけど、拠点は無事だった。戦闘はしていない感じだな。この辺は無事なのか。


「ウルドーラ、どんな感じなんだ? 町の中で戦闘が起きているんだけど?」


「ああ、その件か。てしが起きてからは常にこんな感じだ。防衛戦を抜けてきたゴブリン共が町を跋扈している。狙いは解りきっているんだがな。領主館だ。領主館が狙われている。何故なのかは知らん。そんなことはゴブリンにでも聞いてくれ。ただ、てしらはこの近辺とスラムを守っているだけだ。その他の事については他の冒険者が中心となって対処している。問題は無いだろう」


「ああ、領主館が狙われているのか。ならこっちはなんともないな。食事をしたら寝させてもらうが構わないか?」


「ああ、しっかりと睡眠をとってくれ。多分だが、起きてもまだ終わってないだろうな。相当な数のゴブリンが入ってきている。こちらでも対処はするが、基本的には受動的な動きだからな。能動的には動かん。拠点とスラムが守れればそれで良いだろう?」


「そうだな。あっちは勝手にやってくれるだろうし、問題ないはずだ。それじゃあ食事をとらせてもらって眠らせてもらう。流石に疲れた」


「ああ、ゆっくりとしてくれ」


 がっつり9時間睡眠をした。しっかり睡眠をとったおかげで、辺りは夜になろうとしている。もう暫くはゆっくりとしたかったんだけどな。


 やっぱりというか、まだゴブリンが町の中を行脚しているらしく、現在ウルドーラの班が対処しているらしい。アルレニスの班も睡眠に入っているとの事だ。


「終わらないのか。終わっていて欲しかったんだけどな」


「仕方があるまい。他の冒険者どもでは、赤鬼の対処が出来ないだろう。聞けば相当強いらしいじゃないか。アルレニスが言っていたぞ。青鬼よりも数倍は強いと」


「言っても楽勝だけどな。戦闘跡地の地形が変わっていないんだから問題なしだ。そんな事態になって貰ったら困るんだけどな? そう言う事も今後は多々起こるから。無限回廊の中で」


「地形が変わるであろう戦闘をする予定があるだけでも恐ろしい。確かにそんなのと比べれば、赤鬼くらいは大したことが無いんだろうな。それでだ。今後どうするのかだ。戦力はある。防衛にはこれ以上の戦力は必要ない。であればどうするのかを決めないといけないだろう。具体的に言えば、領主館を助けに行くのかどうかだな。ちなみにだが、そんな動員は冒険者ギルドからも掛かっていない。自主的に助けに行くかどうかだな。まあ、もしかしたら、他の冒険者には出ているのかもしれないが」


「見捨ててもいいんだが、見捨てた場合、今後どうなるのかだよな。余裕がない状態であれば仕方がないんだが、余裕ができるだろうからな。そうなると、少数精鋭を向かわせるのが一番だろう。俺の班で6人パーティーを組んで領主館の方へ行ってみるか。ローテーションは維持しつつ、若干の変更を加えつつだな」


「今後の事を考えると、余裕があるのであれば救出した方がマシか。今からは魔物の時間がやってくる。そろそろ兵士共の疲労も相当になっているだろう。劇的な救出劇になるわけだ。これは領主の覚えも良くなるだろう。もしかして、狙っていたのか?」


「流石にそんな予想までは出来ないって。領主の覚えが良くなるのは良いことなんだけど、なんで遅れたんだって怒るような奴なら切り捨てた方が良いんだろうな。まあ、その辺は救出してから確かめるしかないんだけどな。さて、人選はするか。基本的には第2紋章持ちが居れば大丈夫だな。第9紋章持ちも連れて行くとして、6人で十分か」


「そっちには人材は居るのか?」


「こっちの班は第2紋章2つ持ちが居ない代わりに1つ持ちはそこそこ居るから大丈夫だ。まあ、どうにもならない事態になったら、応援を呼びに行かせるからな。その時は出せる人員を出してくれ」


「判断はアルレニスが起きてくるころだろうからな。そっちに任せよう。それでは、後は頼んだ」


 任せろと手を上げて人員を集めた。20分くらいで集まってとりあえず領主館に出発する。救出するって言っても、そんなにな。大した事でもないんだけど。


 そんなつもりで領主館の前に着いたんだけど、……え? これって冒険者に生き残りが居るのかね? 大群が押し寄せているんだけど。内側には、生存者はいるな。400人くらいの生き残りが居るのが解る。冒険者ってもっといたよな? 記憶が正しければ、3万人くらい居たはずなんだけど。


 兵士が100人くらいだよな? 文官も100人は欲しいよな? 使用人やら何やらが100人くらいは欲しいだろ? そうなると、冒険者は100人しか残ってないのか?


 流石に町の外の状況までは解らないんだけど、領主館を見殺しにしているのは、良いのかね? 何処まで本気なのかは知らないが、冒険者的には良いんだろうか? 俺たちも同じことをしている訳なんだけど。


「さて、とりあえず外側から削るぞ。魔法はどんどんと撃ち込んでいけ。結界はとりあえず待機。まだ要らない。こっちがピンチになったら結界を張る事。それまでは下級魔法を撃ち込んでくれ」


「エルンストの人外連射が始まるんだね。あれは脅威だもん。魔物もそう思っているんじゃない?」


「口を動かしてもいいけど、魔力も動かせよ。少なくとも1000体くらいは居るんだから」


 大渋滞の領主館だけど、流石に厳重というか、外壁もこれくらいのを用意しておけよとは思う。これで囲っておけば、町中に侵入を許すことも無かったんだろうと思う。そうであったのであれば、俺たちがこんなことをしなくても良かったんだろう。


 初級魔法を連射する。狙いは正確に、しかし誰よりも速く。索敵系の魔法も使っているから、39個の魔法をフルに使っての攻撃だ。同じ敵に2度目の攻撃を与えないようにしながら外側から削っていく。2度目が必要な場合はその都度攻撃をしていく。その方が効率的だからだ。


「赤鬼がこっちに来たよ!」


「ジスレアが迎撃! 他は攻撃を止めるな! 撃って撃って撃ちまくれ!」


「結界は!?」


「ジスレアが倒すから必要ない!」


「期待が重いんだけど!?」


 中級魔法が連射され、流石の赤鬼もそれで消え、ドロップ品を残した。流石だな。ちゃんと出来るじゃないか。保険で連れてきている第9紋章持ちが攻撃しかしていないんだからな。


「ちゃんと倒せただろ。無理そうなら結界の準備をしてもらうから」


「倒せることと焦ることは違うんだよ!?」


「焦ってもいいからしっかりと倒し切れれば問題ない。さあ、数も大分減って来たぞ」


 領主館の入り口はまだ見えないが、何とかしなければならない。救出して、影響度を上げてしまわないといけないからな。悪いが、魔物たちには俺たちの為に死んでもらう。こっちを殺しに来ているんだから、当然だろう?

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[一言] タイトル案 領主館が魔物の大軍に攻められ生き残り400人いるな。助けよう
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