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188話 第六大陸に強襲揚陸、ケセリリ様の探査で大陸中央に魔王茨木童子

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 時代は正に大航海時代。これで最後だけどな。最後の1つの大陸が俺を待っている。何の魔王が居るんだろうか。楽しみだよな。これが終わったら、どうしよう。魔王が攻めてくるまでに何をやっていたら良いんだろうか。また開拓に精を出さないといけないのかね? それも良いんだけど、割と大変なんだよなあ。それにレベルも上げたいし。結局はまだ1万には達していない。もうちょっとではあるんだけど、まだなんだよな。それでも魂の格的に人修羅には成れるんだけど、一応はほら、規定は超えていきたいじゃない? 今で8307レベルなんだけど、もう少しだよなあ。


 しっかりと仕上げて、準備万端ですって形で行きたいと思っている。世界を渡って、世界征服をするんだから、準備は怠れないよな。向こうの世界の連中に負けるなんてことになったら恥ずかしいだろう? 行くからには勝つ。それは譲れない。


 その為にもまずは次の大陸の魔王をどうにかしないといけないんだけど。どうにかするって言っても、どうしたら良いんだろうな? まずは大陸を見つけるところから始めないといけない訳なんだけど。今度こそ、沿岸部にも警戒して兵を置いている様な魔王であってくれると嬉しいんだけど。そうしないと、中々に楽しくないんだよなあ。直ぐに上陸出来てしまうと面白くない。苦労して上陸したい。


「早く敵が出てこないかなあ。沿岸部にも先兵を置いてないかな。置いていたら的に出来るんだけど。どんな魔物かは知らないが、そうであると嬉しいな」


「あのねえ。苦労しない方が良いのよ? 何で苦労することを喜びとしているのかしら? 普通に上陸出来て、陣地を構築できれば良いのよ。苦労なんてする必要はないわ」


「そうだな。苦労はしない方が良い。出来ればもっとのんびりと出来れば最高なんだが」


「うむ。内政を頑張っていた方が良いのであるな。ただ、これが最後だと思うと、感慨深くもなるのである。だからと言って苦労をしたいとは思わないが」


 苦労はしたいと思うだろう? その方が達成感があるじゃないか。達成感は重要だぞ? やる気に関わってくる。まあ、苦労しすぎても禿げるっていうし、髪の毛は大事にしていきたいとは思うが、それでもやっぱり、苦労は多少はしたいじゃない? 楽しい方が良いじゃない。


 砲艦外交よろしく、沿岸部を砲撃したいじゃない。楽しいと思うぞ? いい感じに魔物が出て来てくれていると助かる。非常に助かる。苦労を味わいたい。上陸する過程も楽しみたい。それは駄目な事なのか? 俺はそれでも良いと思うんだけどな。ぶっちゃけると、5年前の戦いは楽しかったが、半減くらいになっていると思う。もっと苦労をしたいし、こっちにもっと仕掛けてきて欲しかった。


「じゃあ、エルンストはこの中の誰かが死んで、それでも進んでいきたかったって事? レラは皆と別れるのは嫌なんだけど」


「うむむ。そう言われると違うんだよな。苦労はしたいが、死人が出て欲しいとは思わんのよ。でも、温いのも違うんだよなあ」


「我が儘だの。死にたくない、殺されたくない、仲間は皆無事でいて欲しい。それなのに苦労はしたい。苦労して仲間が誰も死なないという事があるのかの?」


「難しぃ話だろうなぁ。苦労をした分、誰かの命が犠牲になるぜ?」


「だな。それはてしはあまり好かん。苦労は無い方が良い。試練も出来れば無い方が望ましい。そうした方が誰も失わずに済むからな」


 うむむむ。完璧な理論だ。確かに苦労をする分、誰かが居なくなる可能性は高い。死んでもおかしくないからだな。皆頑張ってきているんだから死んでほしくはない。それは名前を覚えていない人たちだってそうだ。……流石に同盟員の名前を全部覚えられるわけがないからな。何人いると思っているんだ。日本国中の人口よりも同盟員が多いんだぞ? 名前の被りも勿論あるし、覚えられる訳がないんだよなあ。当然の結果ではあるんだけど。


 しかし、しかしだ。苦労しないと達成感が出ないじゃないか。苦労して苦労して、それでも何とかしたって過程が大切なんだよなあ。解るかな? 解ってくれると思うんだけど、それでも人は死んでほしくないんだよなあ。矛盾しているように見えて、いばらの道が残されているって感じなんだよ。どうしたものかね? どうしたら良いんだろうなあ。どうするべきなのかがよく解らなくなってきた。


「やれやれだの。そんなエルンストに朗報? なのかの? 沿岸部に敵が居る気配があるの」


「何!? 詳しく!」


「方向角が87度58分31.5887秒、距離が125,897.226m付近に敵が居るの。攻撃するかの?」


「勿論だ! 攻撃班! 砲撃用意っ! ってー!!!」


 敵を見つけました。どうしますか? 攻撃するに決まっているだろう? 漸くと魔王戦らしくなって来たじゃないか。大陸中に居る魔物を駆除するために、魔王を蹴散らしにいくんだよ。何処に居るのかが解らないけど。今度は本当に何処に居るのかが解らないんだよなあ。どうやって探すのか。でも、急いだ方が良いのは確かなんだよな。ケセリリ様を召喚していきなり魔王戦にするか? それでも良い気がするな。


「着弾が35だの。残りは250程度だの」


「追加で砲撃! 微調整は?」


「必要ないの。そのまま撃って欲しいの」


「だそうだ! 連射していけ! どんどんと打ち込め! そして、接近準備!」


 さあ、乗り込むぞ! 港を作るために強襲揚陸だ! 打ち込め打ち込め!


 そんな訳で乗り込めました。うん。満足。これがやりたかったんだよ。大した苦労にはならなかったけど、こういうことがしたかった。とりあえず楽しんだので良し。敵が何なのかは解らないけど、とりあえず撃滅したからな。召喚体だから、死体が残らないんだよなあ。どうしたものか。強襲偵察をしておくか? いや、先に拠点を作るべきだよな。襲ってきたら考える? もうケセリリ様を呼んでしまうか。そうした方が早い気がする。


「そういう訳でして、ここが最後の大陸になります。それで、何処に魔王が居るのかを教えて欲しいのと、この大陸ってどんな形をしているんですか?」


「ちょっと待ってね。大陸はこんな形で、魔王は、―――――!!! ―――――!!! ここに居るね。丁度大陸の真ん中位。で、茨木童子のエンリカンネルだね。ネームドだよ」


「鬼系か。てことは、四天王までくらいが出てくるのかな? 微妙な所だけど。出てくるとしても酒呑童子な気もしたんだけどなあ。鬼子母神は流石に魂の格的にはやばいって感じがするけど、茨木童子か。ちょっと、残念感があるよなあ」


「何が残念なのかは解らないけど、ネームドって事を忘れないようにね? それじゃあまた近くに成ったら呼んでよね」


 うむむ。鬼系の魔王で茨木童子か。強いのは確定しているんだけど、どうするかな。とりあえず、ここからだと頑張っても5日くらいはかかるか。そうしたらまた呼び出せばいいかな。鬼系って事は、真っ向勝負の事が考えられるし。普通に楽しい戦いになるんじゃないかな。人が死なない程度の戦いで、楽しい戦いが。力試しには良いよな。何処までの鬼系の魔物が出てくるのかが解らないけど。


 さあ、準備をしよう。転移陣もちゃんと用意するけど、まずは索敵で良かったんだよ。どうせお願い事は2つも無理なんだから。今回は索敵だけだったって事で。転移陣には誰を呼ぼうかな。誰でも良いんだけど。漸くと最終決戦って感じがするな。

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