16話 光る原石同盟の盟主は俺で副盟主3人を指名
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「おお、これが俺たちの拠点。これからここに住むんだな。場所も良いし、建物も良い。ソロでやっていくにも限界はあるからな。ゲームの様に対人戦で遊ぶわけじゃないし、基盤は整えておいた方が良いよなあ。特に同盟員は多い方が良いのは確実だ。でも、死なないようにしないといけない。死んだら終わりだからな。生き残ることを最優先にしないと。けどなあ。それにしても、鉱山をどうするのかだよな。金属は正直欲しいし、何かいい方法が無いか探しておくか」
「なんかエルンストが難しいことを言ってる。良かったねで良いじゃん! 難しいことは禁止!」
「うむ。感慨深いのである。スラムで暮らしていたことを思うと、かなり進歩をしているのである。それも急激にだ」
「そうなのだ。これは贅沢という奴なのだ。贅沢は敵なのだ。直ぐにお金が無くなるのだ」
「アルレーヌは計画的にお金を使う事を覚えなさいな。毎日お金を使っていたら、貯まらないわよ? 少しは蓄財を覚えるべきね」
「いやー、気持ちは解らんでもないけどな。美味いもんを食いたいってのはうちもよう解る。特に甘いもんは毎日でも食べたいと思うわ。たっかいけどな」
「ドゥニエルもなの? 少しはお金を貯めておくべきね。冒険者ギルドに預けておけるのだから」
同盟拠点が出来たことは嬉しい。拠点が無いと人を増やせないからな。将来的にどうするのかを決めないといけないんだろうけど、とりあえずは生活が第一。生きる事が先決だ。そして楽しむんだけど、コンテンツが少ないのが問題なんだよな。イベントとか無いだろう?
早々イベントなんてあってたまるかって感じだよな。いや、冒険者業をし始めて2か月。ゲームだと2か月と10日程。もう終盤戦なんだよな。対人戦も1日に20試合くらいはやっているはずなんだけど、今はこれが現実だからな。3か月じゃあ終わらないんだよな。その分強くなれる余地があるんだけど、それにしても色々とあったよな。
イベントが起きるかどうかなんて、現実になったら解らない。ゲームでは1週間に1回はイベントがあったけど、ゲームの1週間って現実の7年だからな。1日が1年という設定のゲームだったんだから、7年間に1度のイベントでってなると、その間に何をやればいいんだろうか。
レベル上げしろよとは言うが、既に俺のレベルは300を突破しており、ゲーム時代ではこれ以上あげてどうするんだってところまで来てしまっている。同盟の光る原石のメンバーでさえ、200を超えたんだよなあ。色々と魔法は使い込んでもらったけどな。特に索敵魔法を全般的に育ててもらった。対策はしておかないといけないからな。
だってそうだろう? これから先にはパーティーを分割し、更には6人よりも多くの人数を連れての行動になるんだ。パーティーが6人ってのはゲームの中の話だからな。10人でも20人でも連れて歩けることは、冒険者ギルドでも確認したことだからな。襲撃者も20人だったんだ。そんな制限は特に無いらしい。
そんな感じで拠点の中に入って、個人の部屋を決めた。とはいっても、個人で使うには広いので、俺はガストビと同室だし、他の女性メンバーは全員が同じ部屋だ。ベットの上だけあれば後は大丈夫だし、2段ベッドを2つ置いた。それでもまだ部屋の広さ的に、2段ベッドをもう1つ置けるんだけど、流石にそこまで詰め込まなくても良いだろうという事になった。
一通り確認したから、後は決めないといけない事を決める。冒険者ギルドには届けないといけない情報があるし、今後の計画にも関係してくるからな。大広間の様な所で、大きな机を前に俺たち6人が揃っていた。
「さて、同盟光る原石はここに誕生した訳だ。拠点を構えてこその同盟だからな。それで、とりあえずは盟主と副盟主を決めないといけない。副盟主は3人まで選べる。4人も居れば、何かあった時に全員死んでいるって事はまず無いはずだからな」
「盟主はエルンストで良いのではないですか? この同盟を作るきっかけもエルンストですから、盟主はエルンスト以外ありえないでしょう」
「であるな。誰も文句は言わんだろう」
「賛成なのだ」
「解った。じゃあ俺が盟主をやるってので良いとして、副盟主だな。3人まで決められるが、3人決めておくべきだろう。5人中3人な訳なんだが、1人は確定している。1人はドゥニエルにやって貰うからな。その辺はよろしく」
「うちか!? なんでまたうちなんや!? 外の皆もやれるやろ!?」
「いや、ドゥニエルが確定しているのは仕方がない事なんだよ。生産職から1人は副盟主が必要だから。生産職をまとめてもらわないといけないからな。だからドゥニエルは副盟主確定だな」
「まじか。まじでやらなあかんのか? この中で生産職はおらんのか?」
「まあ、アルレーヌが生産職としてなるくらい? 今の所、運動は出来るし勿体ないから戦闘職というか、調査職だな。ちなみに俺も調査職だから。後は、アルレニスも調査職だな。だから、アルレーヌかアルレニスから1人。戦闘職からでジスレアかガストビで1人。そう思っているんだけど、どうだろうか?」
「わちしは無理なのだ。生産職ってのも柄じゃないし、調査職とは言っても、そこまで得意では無いのだ。ドゥニエルとアルレニスに任せるのだ」
「では任されましょう。エルンスト、私が副盟主という事で良いですか?」
「うちも任されるんかいな……。まあしゃあないか」
「ありがとな。という訳で後1人な訳なんだが、どっちがする?」
「あたしも柄じゃないかな。ガストビに任せたい」
「仕方がない。任されよう。わしが副盟主でいいか?」
「ああ、どちらでも大歓迎だ。それじゃあ、盟主は俺、エルンストがなり、副盟主はガストビ、アルレニス、ドゥニエルという事で。冒険者ギルドにはそのように報告をしておくから」
「解りました。とは言いつつも、副盟主とは何をすればよろしいのですか?」
「ん? んーそうだな。メンバーのまとめ役ってだけなんだよな。同盟メンバーのまとめ役をするだけだ。後は同盟名義の金をギルドから引き出すことが出来るぞ。それ以外の仕事ってあまりないかな。メンバーの仲裁が一番の仕事だ」
「でしたらそこまでの重責では無いのですね」
「ああ、盟主も同じことをするだけだしな。後は盟主になると同盟員の管理がそれについてくるくらいなんだよ。誰を同盟に引き入れるのかってのを管理しないといけない。名簿は1年に1回は出さないといけないって決まりになっている。そこでだ。同盟拠点も手に入れたし、同盟員を増やそうと思う。主にスラムからいい人材を引き抜いてくるんだけど、何か意見のある人は居るか?」
「ちょっとええか? エルンストとジスレアには申し訳ないけど、これ以上人間を増やすのは反対や。別の種族なら何でもええ」
「そうですわね。人間は止めておくべきでしょうね。せっかくの空気が壊れます」
「あー、それには人間だけど賛成。人間は要らないよね。あたしもどちらかというと、人間じゃない扱いされてるし」
「え? なんでなんだ? 種族的な問題って特に気にしてなかったんだけど、何かあるのか?」
「ふむ、具体的に言えばだ、わしらを襲った冒険者の事を覚えているか?」
「あの20人の事か? 覚えているが……」
「なれば、あそこに人間以外の人種が居たか?」
「……居なかったな。覚えがない。何か理由があるのか?」
「あるのだよ。冒険者の99%以上は人間なのだ。人間は一番数が多く、最も栄えている種でもある。故に傲慢になりやすい。知っているか? スラムでも人間と非人間で若干だが差があることを」
「いや、知らない。基本的には種族なんてものは関係ないと思っていたからな」
ゲーム時代にも種族は選べた。キャラクターメイキングの話になるんだが、それだけの要素で、使える魔法にも差が無かったし、紋章も同じだ。だから、自由に人種を選べたんだよ。俺は近接戦闘をする関係で、身長が高い種族を選んでいたが。




